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 “コンテンツ”というものを、紙やテレビではなくディスプレイで楽しむようになったのはいつ頃からだろうか。確かに90年代の感動の主役はテレビであり映画であり、紙などであった。PCやネット普及&成熟期の200X年代を経た2010年、多くのコンテンツがPCやiPhone、iPadといった情報デバイスで楽しめるようになっている。もちろんデバイス上における完成度の面で気にかかる部分もあるが、株式会社ロボットが制作したこのiPad用絵本アプリ「ポーのクリスマス」を観る、、、、いや触れる、、いや「体験する」(という言葉が適切だろう)ことで、これまで経験してきた何よりも刺激的なクリエイティビティの可能性を実感できるのだ。

 ロボットは言わずもなが、アカデミー賞短編アニメーション部門を受賞した「つみきのいえ」(加藤久仁生 監督)を排出した映像制作会社。多数のテレビコマーシャルや映画「ジュブナイル」「ALWAYS 三丁目の夕日」や「LIMIT OF LOVE 海猿」、ゲームではXbox360用「ブルードラゴン」、PS2「鬼武者3」などのCG動画、ウェブコンテンツなどを幅広く手がけているオールラウンダーだ。続きを読む

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