プレイステーション2の『SIMPLEシリーズ』として発売された『地球防衛軍2』が、PSPで帰ってくる! 本作は、地球防衛軍の隊員となり、侵略してくる巨大生命体たちと戦うアクションゲーム。アドホック通信による協力プレイを搭載し、最大4人でミッションに挑戦できるのだ。ファミ通.comでは、2回に渡って本作の魅力を紹介していくぞ!
地球防衛軍(通称:EDF)の一員となって、巨大な生物やエイリアンをなぎ倒していく本作。隊員を熱いバトルに駆り立てる魅力のひとつが、多彩に用意された武器の数々だ。『地球防衛軍2』に登場した300種類以上の武器に加え、今回の『PORTABLE』ではさらに新たな武器が加わっている。今回は、陸戦兵とペイルウイングごとにその一部を紹介しよう。なお、未確認情報によると、シリーズの実験兵器であった"かんしゃく弾"がついに完成したという噂もあるらしいが、真偽のほどは定かではない。
陸戦兵に追加された武器の中でも、特徴的なのが数種類の回復系武器だ。旧作で登場していた回復スプレーなどの代わりに、回復をおもな手段とした武器が加わっているぞ。使用方法などのバリエーションにも富んでおり、ソロ、マルチともに活用できそうだ。
AS-99Dというアサルトライフルをベースに、特殊な改造を施したタイプ。連射性能を犠牲にして、攻撃力を最大限まで高めている。敵に着弾すると光球が炸裂し敵を一撃の下に葬る。
過去に起こった大戦時に開発され、凄まじい威力のために封印されていた武器。6方向に射出されたレーザーが敵を襲う、破壊力大の最終兵器。
空中で稲妻を発生させ、周囲を巻き込む超兵器。球状の物体を投げると空中にふたつの光球が出現し、光球のそれぞれから全方位に向けて雷が落とされる。
今回判明した新ミッションは、卵のようなものを守る巨大な羽蟻の姿が確認された"王者の巣"と、通常の赤色甲殻虫とは異なる、『紅い蟻』が登場する"紅の山"のふたつ。巣の破壊を妨げるように出現する金色の蟻や、先行した部隊が全滅したといわれる紅い蟻の恐怖に耐えられるか!? ほかにも、多数のミッションが隊員たちを待ち受けているぞ。
世界中に謎の巨大生命体やエイリアンが溢れているとの報告を受け、我々、地球防衛軍ファミ通支部の隊員たちは、真っ先に現場へと駆けつけた。本作は最大4人によるマルチプレイが可能なので、力を合わせてエイリアンを狩ってやろうという作戦だ。決して、ほかの狩りゲームをするついでに集ったわけではない! 作品自体は、プレイステーション2版の『地球防衛軍2』をベースにしているので、おもしろさはそのまま。しかし、ウジャウジャ集ってくる敵を手分けして倒すことが可能になり、ミッションをこなすことの爽快感と効率性が大幅にアップしている。そのため、とてもテンポよくミッションをこなしていくことが可能。もちろんひとりでコツコツもおもしろいが、後半に進むに連れ、カタくて強い敵が大量に出現する本作では、味方との連携がなにより心強い! ダブル入隊パック(ソフト2本がセットのお買い得版)なら、あらかじめ仲間を確保しておけることもあり、オススメだ!!
そして、本作のミッションを進めるモチベーションとなるのが、豊富に手に入る武器の数々だ。敵を倒すとランダムで新たな武器が手に入ることがあるのだが、その種類がとにかく多い! 今回は新たな武器が追加されていることもあり、進めば進むほど手持ちの武器の種類が増え、強さも増していく。陸戦兵なら実弾系からミサイル系、グレネード、ペイルウイングならレーザーやプラズマ兵器など、ミッションの内容や敵の種類に合わせて、さまざまな武器を使いこなす楽しみがあるのだ! もちろん、ド派手で凄まじい威力の武器も多い。ゲームの仕様的に、爆発で味方を巻き込んでしまうのがデフォルトなので、後半は仲間に迷惑をかけてしまうシチュエーションもしばしば。しかし、そこを笑って許し合いながら、いつしか敵そっちのけで味方どうしの打ち合いに発展してしまうこともことも! けれど、そんな感じでゆるーくマルチプレイができるのも本作の醍醐味のひとつ。細かいことは気にせず、爽快感を味わうにはもってこいだ!!