2月19日、文化ホールを会場に健康フォーラムが行われました。
今年のテーマは、「こころの健康づくり」です。
元砂川市立病院 精神神経科 部長の寺岡政敏 先生(千歳こぶしクリニック院長)をお招きして、「心の健康を保つために」を演題に講演をいただきました。
寺岡先生はうつ病やパニック発作などについて実際に診察した経験から分かりやすく解説し、「レジリアンス(弾力性、回復性)」に関心を持つようにと話していました。
レジリアンスとは、ストレスに抗してその辺を元に戻そうとする力なのだそうです。
そして、心の健康を保つためのヒントとして、
・快食、快便、快眠は体だけではなく
心の健康のバロメーター
・ストレスに悩むより、ストレスに対抗する能力
(レジリアンス)を信頼し、助長することを考えよう。
・プラス思考が大切。自分のつまずきやすい試行
のクセを知っておこう。
・人間関係を確立、再構築し、親密域を少しでも
拡大しよう。
と提言されていました。
講演の他にも健康相談コーナーやパネル展示、食生活改善の試食コーナーなどが設けられ、町民による「健康づくり応援団」や「家族介護を語ろう会」、「食生活改善推進協議会」のボランティアのみなさんのお手伝いのもと、多くの人で賑わっていました。