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大学生からの寄稿を募集します【湯川】というエントリーをアップしたら、早速いただきました。大学院修士2年生の鎌田慎也さんです。ではどうぞ


『デジタルネイティブ世代と、オールドタイマーの狭間で感じること』


〜"当たり前の前提"という切り口から〜

30)

慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 修士2年生
鎌田慎也


こんにちは、はじめまして。

まずお前は何者だ?ということで、(出来るだけ)簡潔に自己紹介させて頂きます。
私は大学院の修士2年生です、世代的には社会人2年目。23歳です。

なので私は、世間的なデジタルネイティブ世代では、もしかするとないのかもしれません。
時期的には、ちょうど私が大学1年生の頃に、mixiが爆発的に大学内で普及していました。

それから5年後の今、大学院に於いて、デジタル放送波での情報配信の取組みと、デジタルサイネージなんかを、企業と行政の支援を頂きながら、一緒にやっている、凡人です。

日常は、iPhoneとmac bookを毎日持ち歩き、
朝起きるとメールチェックをした後、Googleリーダーに目を通し、
気になったトピックはtwitterへ、気になった写真はtumblrへ、それぞれアップし、
それらをFacebookとmixiに自動反映しておいて、
電車の中で読みたい記事はEvernoteにメモしておく。
思ったことは自分のホームページに(不定期)に投稿して、
毎日が始まります。
でもスケジュール管理は、未だに紙の手帳です。

長くなってしまいました。
話を進めます。

スマートフォンユーザーが本当に増えました、このところ一気にです。
それはデジタルネイティブ世代と、オールドタイマー世代、関係ないと思いますが、特に学生は就職活動もあるのでしょうが、爆発的に増えています。
都内の大学では、どこの大学どこの教室でもアンケートをとれば、半数くらいがそうだろうと思います。実感として。

そのスマートフォンから。

先日、後輩がiPhoneを買いました。彼は大学2年生、初めてのスマートフォン。
同じ頃、叔父がギャラクシーを買いました。叔父は47歳、初めてのスマートフォン。

両者ともデジタルガジェットに詳しいという印象はありません。
そして同じような質問を受けます、
スクリーンショットは?オススメのアプリは?こういう場合はどうすれば・・?
一生懸命二人ともトライします。
後輩は、「ぁぁなるほどー」と言いながら、ひとつひとつ覚えていきます。
しかし叔父は、一生懸命覚えようとするも、未だにメールと電話以外は、「抵抗がある」という決まり文句で小さな挫折を繰り返しています。

この差は何なのでしょうか。
この差について少し自分の意見を述べていきたいと思います。続きを読む

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