【2月22日 AFP】アフガニスタン北部クンドゥズ(Kunduz)州の地元政府庁舎で21日、自爆攻撃があり、少なくとも31人が死亡、39人が負傷した。アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)が犯行声明を出した。

 同州イマムサヒブ(Imam Sahib)地区の政府庁舎前で、住民登録カード受給のため住民が並んでいたところを犯人が自爆した。死者は全員民間人と見られるという。

 同国ではこの3週間、民間人および政府軍を狙った攻撃が相次いでおり、死者の合計は100人を上回った。

 19日には東部ジャララバード(Jalalabad)の銀行の前で4人が自爆する事件があり、38人が死亡。給料を引き出すために訪れた警官らを狙ったと見られる。18日には東部ホースト(Khost)の警察署付近で自動車爆弾攻撃があり、9人が死亡している。(c)AFP/Gul Rahim