砂原良徳『liminal』の話
2011.04.17 19:40
どの曲も、ほんっと、入ってる音数、少ない。
まるで、
「どこまで鳴らさずに曲を作れるか」
「どこまで音を置かずに音楽として成立するか」
ということに、トライしているかのよう。
でも、聴けば聴くほど、そういうことじゃなくて、
「絶対に必要な音しか置かない」
「ゆえに、鳴っている音はすべて必然」
「だからすべての音がすごく重要」
であることがわかる。
リリースされて10日経つが、何度も聴いたが、
飽きるどころかさらに何度も聴きたくなる作品です。