元ハッピー・マンデーズのショーン・ライダー、ついに自伝出版を決意

元ハッピー・マンデーズのショーン・ライダー、ついに自伝出版を決意 - ハッピー・マンデーズ 1987年 『スクワーレル&G-MAN』ハッピー・マンデーズ 1987年 『スクワーレル&G-MAN』

元ハッピー・マンデーズのボーカルで、昨年はイギリスのテレビのリアリティ番組出演で話題を博したショーン・ライダーだが、ここにきてついに自伝の出版を承諾したと版元のトランスワールド社が明らかにしている。

ストーン・ローゼズらとともに1980年代末から90年代にかけて勃興したマンチェスター・シーンの中心的存在として活躍し、ドラッグや無頼に関しては右に出る者はいないと謳われたバンドだっただけに、ショーン自身の生い立ちやバンドの内幕については話を聞いてみたかった人間も多いはず。それなのにこうした本の出版を今まで思いとどまっていたのはなぜなのか、ショーンはトランスワールドの声明文でこう説明している。

「もう何年も俺は自伝を書け書けってしつこくつきまわれてきたんだけど、これまでタイミングがいいと思えたことがなかったから、いつも断ってきたんだ。その間、たくさんの連中がそれぞれ勝手にハッピー・マンデーズとブラック・グレイプについて語ってきたから、今こそ、本当はこういうことがあったんだという話をするのに絶好なタイミングかなと思ってね」

トランスワールド社の編集局長サラ・エスリーは次のように語っている。「ショーン・ライダーは生きる伝説であって、この人の生きた人生はロックンロールの過剰さがもたらす高みとどん底を生き抜いたものとして、これまでまだ語られていない物語のなかでも最高のもののひとつです。イギリスで最も慕われているこのロック・スターのあまりに生々しく強烈な自伝を出版する機会に恵まれて、これ以上にないほど楽しみにしております」。
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする