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TOHOシネマズ、鑑賞料金引き下げを決定!一般1,500円に!大型シネコンでは初の試み

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首都圏での実施は来年から!
首都圏での実施は来年から!

 19日、TOHOシネマズが大型シネコンとしては初の値下げを実施することを発表した。新料金体系は今年の3月から首都圏を除く一部劇場で順次導入され、2012年春より全国のTOHOシネマズでも採用される予定だ。新料金体系では、学生かどうかは問わず18歳以上は1,500円、18歳未満は1,000円に統一される。

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 新料金は、TOHOシネマズの担当者によると、「適正価格で映画を鑑賞してもらえるように」設定したもので、同社にとって1993年以来初の改定。各種サービスデーなどで複雑化している料金体系をよりシンプルに、デフレ傾向の進んでいる世の中に合わせた料金にすることで、観客動員の増加を目的としたものだという。今年3月より試験的に新料金体系を採用するのは、栃木、長野、山梨、広島、長崎、鹿児島の6県6劇場。そこでの反応を見極めてから、2012年春より全国のTOHOシネマズでの導入を目指している。

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 18歳以上が1,500円、18歳未満が1,000円に統一される新料金体系でも、ファーストデイと夫婦50割引は継続する予定。そのほか、新割引サービスを採用する可能性もあるというが、一部劇場では現在実施しているレディースデイ、レイトショーなどのサービスを撤廃するところもあるという。

 海外と比較しても高いといわれることの多い日本の映画鑑賞料金は、3D映画が増えている現在、大人1人の鑑賞料金が2,000円を超えることも珍しくない。海外と国内では配給や宣伝などの仕組みが異なるため劇的な料金引き下げは難しいとTOHOシネマズの担当者は言うが、新しい料金体系ならば、3D追加料金の400円を加えても2,000円以内に収まることとなる。今回のTOHOシネマズの料金改定は、観客のみならず、ほかの大手シネコンなどにも影響を与える決定となりそうだ。

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