レッドソックス松坂大輔投手(30)が4日、プロ野球55年会の一員として、宮崎県の口蹄(こうてい)疫復興を支援するイベント「日本女子プロ野球リーグ選抜戦」に出場した。「4番一塁」で先発すると初回1死二塁でカーブを引きつけて中前適時打。その後は空振り三振、遊ゴロ、空振り三振に倒れたが、9回2死からはマウンドにも上がった。四球、安打でピンチとなったが、最後は右邪飛で9-5の勝利に貢献した。

 松坂は試合後、女子プロ野球について「実際どのぐらいのプレーをするのだろうと思ってましたけど、びっくりしました。予想していた以上のプレーを選手のみなさんがしていたので」と称賛。松坂から安打を放った兵庫スイングスマイリーズの厚ケ瀬美姫内野手は「いつもテレビで見ていた選手ばかり。一生の思い出になりました」と感激していた。