オジー・オズボーン、トライベッカ映画祭に登場!

オジー・オズボーン、トライベッカ映画祭に登場!

先週エルトン・ジョンとレオン・ラッセルのドキュメンタリー、キャメロン・クロウ監督の”THE UNION”にてトライベッカ映画祭が開幕した件レポートさせていただきましたが、
http://ro69.jp/blog/nakamura/50301

週末は、オジー・オズボーンのドキュメンタリーを同映画祭にて観て来ました!

その名も”GOD BLESS OZZY OSBOURNE”と題されたこのドキュメンタリーは、彼の62年間の人生を90分にまとめたもの。

息子のジャックがプロデューサーのひとりで上映後に語っていましたが、「62年の人生を90分間でまとめるのは至難の業で、すべてを網羅することはできない。だから、みんなにあまり知られていなかったような部分をなるべく紹介したいと思った」と。

上映後、短くですが、観客とQ&Aがあり、ほとんどのファンが、ここには「オジーの正直な告白があって感動した」と語っていたのが印象的でした。

上映前からオジーと同じような格好をしたファンが観客席を盛り上げたり、上映中も、ブラック・サバスのメンツが出たりする度に、歓声が上がり、これまで立ちあったどんなロック・ドキュメンタリー上映会よりも、にぎやかだったこと間違いないです。

MTVの人気テレビ番組『The Osbournes』をやっていた時がアル中が最悪な時期で、そのためうまくしゃべれなかったり歩けなかったりしたのに、それを知らないで見ていた人達がオジーをかわいいとかおもしろいと思って人気が出たということが、非常に皮肉だったとパーソナル・アシスタントの人が語っていたのが興味深かった。

そう言われてみれば、私もあの後にインタビューさせてもらって、同じことをその方に言った時に複雑な顔をしていたのを思い出しました。

これまでは、リハビリ施設に入ったり、アル中に戻ったりの繰り返しだったそうだけど、今は5年間しらふを続けているとのこと。だからこの作品が作れたのかなあと思いました。

そっくりの格好のファンが「あなたのおかげで僕の人生が変わりました」と言うと、「いや君たちのおかげで僕の人生が変わったんだ」とオジーが返したのが印象的でした。
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