こんにちは。恋愛スタイリストの石田明です。

気になる人にメールしたいけど送る内容に悩む...。デートに誘いたいけどいきなりじゃ...。よくありますよね? どのタイミングで送れば良いんだろう? ガツガツしすぎてもダメだし、送らないと忘れられてしまいそう...。

用事が無いときのメールは、相手が自分にどのような印象をもつかを左右します。今回は、用事がないときにメールを送るコツ、そしてメールを続けるためのコツをご紹介しましょう。

 ■まずは相手の生活リズムを知る

まず考えたいのが、相手の生活リズムです。これに合わせてメールを送ることで、相手にとって自分は「同じ生活リズムの人」「同じ時間感覚で生活している人」となり、共通点がひとつ増えます。逆に、これが食い違うと「私とは生活リズムが違う人」「なかなか時間が合わず、連絡がとりづらい人」となってしまい、相手から印象が良かったとしても、遠い存在になりかねません。そこでチェックしておきたいポイントは以下です。

  • だいたいの起きている時間帯
  • 仕事は何時頃までか
  • 寝るのは何時頃か


わかる範囲で良いので、これらを意識してメールを入れるタイミングを考えましょう。寝ている時間や仕事中は、メールがきても返信を忘れてしまいがち。一度スルーされると、次に入れる勇気もなくなってしまいますよね。

仕事中などは「おはよう。今日も寒いね」など、返信がいらないような短いメールの方が良いです。仕事後であれば、質問などの返信を求める内容を送っても良いでしょう。

■どのような内容をメールするか

次に、送る内容を考えるときのコツです。人は誰しも頼られるとうれしいもの。相手に頼られていると、返信しようという心理が生まれます。そこで、趣味や詳しいジャンルについて問いかけてみるのは相当無難です。きっかけとしては良いので、チェックしてみてください。たとえば、

  • イベント好きの女性にたいして
    「◯◯さん、最近オススメのイベントなにかあるかな?」
  • 映画好きな女性にたいして
    「◯◯さんが観た最近のオススメ映画って何かな?」
  • グルメに詳しい女性にたいして
    「◯◯さんのオススメのお店に行ってみたいなあ。」


など、あたりさわりのない内容で、きっかけをつくってみましょう。「最近どう?」「久しぶり! 元気してる?」などの素っ気ない内容だと返信率が低く、内容が薄いとメールの回数が増えたときに退屈なので、注意が必要です。

■きっかけを作ったあとも重要

安心するのはまだ早いです。メールは続かないと意味がありません。1、2回のラリーで終わったり、返信が1日以上経ってからくるようではまだまだです。メールは、人によって入れてくるタイミングが違います。すぐに返してくる人、なかなか返してこない人、次の日になって返ってくる人...。

相手も少なからず、自分がどれくらいのペースでメールする人なのかを、知らず知らずのうちに意識しています。返信が遅い人は、「この人のメールは明日でも大丈夫」などと思われてしまいがち。忘れられてしまうケースもあるので要注意です。

ポイントは「早すぎず遅すぎず」です。相手からのメールが「?」のついている疑問文の場合は、なるべく早く返信しましょう。「疑問にすぐ対応してくれた」「困ったとき頼れる」といった印象をもってもらえます。

それ以外の場合は、少し時間を置いても大丈夫です。全てにすぐ飛びついて返信してしまうと、「またすぐメールしないと...」とプレッシャーを与えてしまったり、「この人いつも暇してるな...」などといったマイナスな印象も与えかねません。相手に合わせたペースでメールしましょう

自分が仕事などでどうしても返信が遅れてしまった場合は、「返事遅れてごめんね」「ごめん、仕事忙しくて返せなかった」などといった言葉から入ってあげると、自分のメールしたいペースをさりげなくアピールできます。「この人は仕事がおわったら返してくれる」「返信できないのを気にかけてくれてた」という印象をもってもらえますし、相手も自然にメールするペースを合わせてくれるはずです。

たかがメールといえども受ける印象は様々。いやらしくないアピールをしましょう。メールするのがうまい人は「相手に合わせたうえで、自分も出せる人」なのです。

(石田明)