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てらまち・ねっと



 このブログも、少しずつ社会復帰しないと・・・と思いつつ、
 今日は市長選の結果の報道を記録。
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3位から5位あたり

●土岐市長に加藤氏 山県市長には林氏
    朝日 2011年4月25日
 岐阜県内の統一地方選の後半戦は24日投票され、3市長選と9市議選、2町村長選と5町議選が即日開票された。瑞穂市長選は現職が再選を果たしたが、土岐市長選と白川村長選はいずれも新顔が現職に競り勝った。25日未明までに、新しい首長と議員の顔ぶれが次々と決まった。細江茂光市長が大量に推薦候補を立てた岐阜市議選(定数41)は、市長派の当選は19人で、わずかに過半数を割った。

    ◇
 土岐市長選は、元市消防長の加藤靖也氏(56)が、現職の大野信彦氏(67)と新顔の籠橋健治氏(62)を破り、初当選を果たした。

 同市内の事務所に姿を見せた加藤氏は「現職は強かったが、こつこつと地道な運動が実を結び当選できた。元気で強い土岐市をつくりたい」とあいさつ。集まった支援者と次々と握手し、喜びを分かち合った。

 加藤氏は、選挙戦で「土岐市を再起動」をスローガンに掲げ、若い世代の人口増や観光推進などを訴えた。同市選出の矢島成剛県議や反市長派の市議の支援を得て徐々に知名度を上げ、幅広く支持を集めた。

 大野氏は、1期目の実績を強調し、組織的な選挙戦を繰り広げた。しかし、「堅実だが消極的」という批判を抑えられなかった。籠橋氏は、市議会定数や市職員の大幅削減などを訴えたが、政策を浸透させられなかった。

     ◇
 新顔3人の争いとなった山県市長選。事実上現職の後継指名を受け、民主と自民から推薦を得た林宏優氏(59)が、寺町知正氏(57)と山崎通氏(62)を破って初当選した。

 「初めてで厳しい選挙だった。みなさまのご支援で当選できました」。直前の県議選で二つに割れた市議会の保守系会派全員が支援に回り、優位に選挙戦を進めた林氏。ほっとした表情を浮かべて当選の弁を述べた。

 政策について、「東海環状道は市にとって夜明けの政策。かつての町村になかったインフラで、全力を注ぎたい」と抱負を述べた。

 寺町氏は水道料金値下げや18歳までの医療費無料化で「暮らしをサポートする」と訴えたが、届かなかった。山崎氏は実業家としての即戦力をアピールしたが、元町長時代の収賄事件で有罪判決を受けたことが響いた。

■瑞穂市長に堀氏が再選
 瑞穂市長選は、現職の堀孝正氏(69)が、新顔で前市議の広瀬時男氏(63)を破り再選を果たした。

 約2千票差に迫られた堀氏は、支持者を前に「4年間の総括をしてもらうためには、選挙戦になってよかった」と振り返った。2期目について「情報公開と市民参加型の政治と、下水道整備を進めたい」と述べた。選挙では巣南町長など30年に迫る政治歴から諸団体の支持を受け、現職の強みで逃げ切った。

 広瀬氏は市議会で同じ会派に属した市議9人が応援したが、立候補表明が告示2日前と出遅れた。

●山県市長に新人・林氏 統一選、土岐は現職破り加藤氏
         岐阜 2011年04月25日04:47
 政権交代後初の県内統一地方選を締めくくる5市町村長選、14市町議選は24日投票、即日開票された。土岐市長選は新人で元市立総合病院事務局長の加藤靖也氏(56)が現職を大差で破り、山県市長選は元市総務部長林宏優氏(59)が新人3人の戦いを制しそれぞれ初当選。瑞穂市長選は、現職の堀孝正氏(69)が再選を果たした。

 議員選は25日午前1時までに、9市議選の全211議席(無投票当選の関市内3議席含む)、8町村議選の全81議席(無投票当選の3町村25議席含む)が確定。平均投票率は市長選59.52%、町村長選73.04%、市議選54.99%、町議選62.02%で、町村長選以外は前回を下回った。

 5市町村長選には、いずれも無所属の計13人(現職3人、新人10人)が立候補。現職と新人2人の戦いとなった土岐市は、加藤氏が地元県議らの支援を受けて圧勝。現職大野信彦氏(67)の再選を阻んだ。元多治見市消防長の籠橋健治氏(62)は草の根運動を展開したが、及ばなかった。

 現職が引退し、新人3人が合併後初の選挙戦を繰り広げた山県市長選は、民主、自民の推薦、自民系市議らの支援を受けた林氏が豊富な行政経験をアピールし、市民団体代表の寺町知正12 件氏(57)、元高富町長の山崎通氏(62)を破った。瑞穂市長選は現職の堀氏が、新人で元市議広瀬時男氏(63)を退けた。

 新人3人による8年ぶりの選挙戦となった安八郡安八町長選は、元町議の堀正氏(55)が、元町議会議長の西松重吉氏(73)と尺八講師の中根理記氏(62)との戦いを制した。大野郡白川村長選は、新人で元村教育長の成原茂氏(57)が現職谷口尚氏(68)に大差をつけ、4選を阻んだ。

 市議選は岐阜、大垣、高山、多治見、関、中津川、美濃、羽島、土岐の9市すべてで選挙戦を実施。無投票当選となった関市内3選挙区の3人を除き、9市で計249人が計208議席を目指した。無投票を含む当選者の内訳は現職157人、元職6人、新人48人。党派別では民主5人、自民35人、公明22人、共産11人、無所属138人。

 町議選は養老郡養老町、不破郡垂井町、安八郡神戸町、揖斐郡大野町、加茂郡坂祝町の5町で選挙戦が展開され、56議席をめぐり計66人がしのぎを削った。

●首長に新人4人当選 現職は瑞穂市長選のみ
          中日 2011年4月25日
 統一地方選の後半戦として県内では24日、5市町村長選と14市町議選の投票が行われ、即日開票された。土岐市長選で新人の元市消防長加藤靖也さん(56)、白川村長選で新人の元村教育長成原茂さん(57)がそれぞれ現職を大差で破った。山県市長選は新人で元市総務部長林宏優さん(59)が初当選、瑞穂市は現職の堀孝正さん(69)が再選を果たした。首長選の当選者5人のうち4人が新顔となった。

 町長選は安八で元町議堀正さん(55)が新人による三つどもえを制した。

 議員選は岐阜、大垣、高山、多治見、関、中津川、美濃、羽島、土岐の9市と養老、垂井、神戸、大野、坂祝の5町で行われた。

 市議選には無投票を除いて249人が立ち、208人が当選した。

 市長派と反市長派の勢力争いが注目された岐阜は、市長派が議会の最大勢力になることが決まった。全市1区になり、定数が12減った高山は乱立した旧市域の候補が苦戦。羽島では減税日本推薦の無所属新人が当選し、県内での同党系初議席となった。定数6減の中津川は共産の現職3人全員が落選し、党の議席がなくなった。

 5町議選は計66人が立ち、56人が当選した。

●’11統一選:後半戦(その1) 3市長、2町村長決まる /岐阜
        毎日新聞 2011年4月25日 
◇14市町で新議員も
 統一地方選後半戦の市町村長・市町議選は24日、投開票され、土岐、山県、瑞穂の3市と、安八町と白川村の首長が選ばれ、14市町で新議員が決まった。地方分権が叫ばれる一方、相次いだ市町村合併の功罪が指摘され、首長と議会の関係や役割が問われている。無投票で当選を決めた3市町長、関市議の一部、3町村議を含めた新首長と新議員は、喜びもつかの間、有権者の期待を背負い、複雑さを増す地方行政の現場に立ち向かう。【岡大介】

 ◆土岐市長

 ◇加藤さん初当選 圧勝で三つどもえ制す
 土岐市長選は、新人で元市消防長の加藤靖也さん(56)が、現職の大野信彦さん(67)と新人の籠橋健治さん(62)を大差で破り、初当選を果たした。

 加藤さんは若さを原動力に運動を展開。「土岐市を再起動する」として、陶磁器産業の活性化やトップセールスによる企業誘致を進め、「土岐市駅前に医療機関とタイアップした高齢者マンションと産婦人科医を誘致する」とアピールした。

 「当選確実」の連絡を受けて同市土岐津町土岐口の事務所に加藤さんが姿を見せると、支持者らから歓声と拍手。加藤さんは花束を受け取り、感激の面持ちで「みなさんのおかげで当選できました。全力で取り組みます」と祝福に応えた。【小林哲夫】

 ◆山県市長

 ◇林さんが初当選 新人3人の激戦制す
 新人3人が三つどもえの激戦を繰り広げた山県市長選は、元市総務部長の林宏優さん(59)が、元市議の寺町知正さん(57)と、元旧高富町長の山崎通さん(62)を振り切り、初当選を果たした。

 民主、自民の推薦を受け、選対本部には16人の市議のうち15人が入った。今期で引退する平野元(はじめ)市長も応援する中、林さんは市民との「対話と共感」を掲げ、重点施策を実直な人柄で訴えた。職員OB会も支援し、確実に支持を広げた。

 事務所に現れた林さんは支援者に拍手で迎えられ、「初めての選挙で、厳しい戦いだった」と振り返った。さらに「大切なのは、政策をしっかり説明し、対話をして共感すること。これから4年間、山県市の先頭に立って全力で駆け抜けたい」と力を込めた。【石山絵歩、立松勝】

 ◆瑞穂市長

 ◇堀さんが再選 現職と新人の一騎打ち
 現職と新人の一騎打ちとなった瑞穂市長選は、1期目の実績をアピールした堀孝正さん(69)が元市議の広瀬時男さん(63)を破って再選を果たした。

 告示2日前に選挙戦になる見込みとなった今回の選挙。堀さんは情報公開と市民参加のまちづくりを柱とした1期目のマニフェストを「8割以上達成した」と強調。さらに災害対策として市内の三つの排水機の整備、下水道整備の推進、子育て支援と教育の充実など具体的な公約を掲げ、「改革の流れを止めてはいけない」と訴えて支持を広げた。

 堀さんは事務所で「結果的に選挙をやってよかった。これからも市民の皆さんと一緒にまちづくりを進めていきたい」と喜びを語った。【三上剛輝】

 ◆安八町長

 ◇堀さんが初当選 8年ぶりの選挙戦
 無所属新人3人による8年ぶりの選挙戦となった安八町長選は、元町議長の堀正さん(55)が若さと行動力を評価され、元町議長の西松重吉さん(73)と尺八講師の中根理記さん(62)を破って初当選を果たした。

 勤務していた会社を退職して退路を断って選挙に臨んだ堀さん。選挙戦では「まちづくりに新しい風を」と訴え、子供会やPTAの関係者らと草の根選挙を展開。勤務していた会社や労組の仲間の支援も受け、勝利した。

 同町の事務所で、支持者に囲まれた堀さんは「マラソンで言うなら最後の直線コースで相手を抜き去った。皆さんのおかげです」と感謝。さらに「町民の幸せのために粉骨、働きます」と決意を語った。【子林光和】

 ◆白川村長

 ◇成原さん初当選 現職の4選阻む
 白川村長選は、新人で元村教育長の成原茂さん(57)が、現職の谷口尚さん(68)を破り、初当選を果たした。

 成原さんは「38年9カ月間、役場職員として村づくりに励んできた」とアピール。各地で開いたミニ集会で、「『いつまでも住み続けたい村』づくりを目指し、食品工場などの誘致で白川郷ブランドづくりと雇用の確保を図る。村直営福祉バスの運行で村内移動できる環境整備も進める」と政策を強調。さらに「財源は村長給与の減額や村長車運転手の廃止などで確保する」と訴え、支持を広げた。

 谷口さんの4選を阻んだ成原さんは事務所で万歳を繰り返し、「皆さんの声に真摯(しんし)に耳を傾け、村づくりに励んでいきたい」と語った。【宮田正和】

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 ◆市長選開票結果

 ◇土岐市=選管最終発表
当 19000 加藤靖也 56 無新

  10259 大野信彦 67 無現

   5260 籠橋健治 62 無新

 ◇山県市=選管最終発表
当 5973 林宏優  59 無新

  4670 寺町知正 57 無新

  3722 山崎通  62 無新

 ◇瑞穂市=選管最終発表
当 9534 堀孝正  69 無現

  7364 広瀬時男 63 無新

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 ◆市長当選者略歴

 ◇土岐市
加藤靖也(かとう・やすなり) 56 無新(1)

 [元]市消防長[歴]建設会社社員▽市総合政策課長▽市立総合病院事務局長▽京大

 ◇山県市
林宏優(はやし・ひろまさ) 59 無新(1)

 [元]市総務部長[歴]旧高富町教委教育課長・税務課長▽市保健福祉部長・議会事務局長▽長良高=[民][自]

 ◇瑞穂市
堀孝正(ほり・たかまさ) 69 無現(2)

 [元]旧巣南町長▽もとす広域連合長[歴]旧巣南町議▽市議▽大垣商高

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 ◆町村長選開票結果

 ◇安八町=選管最終発表
当 4646 堀正   55 無新

  3556 西松重吉 73 無新

   184 中根理記 62 無新

 ◇白川村=選管最終発表
当 828 成原茂 57 無新

  495 谷口尚 68 無現

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 ◆町村長当選者略歴

 ◇安八町
堀正(ほり・ただし) 55 無新(1)

 [元]化学会社員[歴]県PTA連副会長▽町議長▽大垣工高

 ◇白川村
成原茂(なりはら・しげる) 57 無新(1)

 [元]村教育長[歴]白川小PTA会長▽村産業課長▽高山高





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