新病院起債額128億円 代表質問で病院局長答弁


 小樽市議会第1回定例会の会派代表質問2日目が、3月1日(火)13:00から本会議場で開かれ、並木昭義病院局長は、新病院建設に係る起債額は 128億円程度と試算していることを明らかにした。
 並木局長は、公明党・高橋克幸議員の質問に対し、「新病院の現時点での概算工事費は、約140億円弱でありますが、その財源としましては、耐震化 交付金の導入などもあり、起債額については、128億円程度と試算しております。また、病院事業債と過疎債の割合は、おおむね50%ずつで、それ ぞれ64億円程度を予定しております」と答弁。
 起債予定額128億円の元金償還は、交付税措置される約61億円を差し引いた約67億円で、一般会計が約20億円、病院事業会計が約47億円の負担となる。償還期間は、医療機器は5年から12年、病院の建物は30年。利息を含めた負担額は、一般会計では、開院後5年までは年間1億 5,000万円、その後12年は毎年8,000万円。病院会計では、開院後12年までは年間2億円~3億5,000万円程度で、その後は1億 7,000万円程度になることを明らかにした。
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