トモフスキー、新作アルバム『秒針』を引っ提げてのライヴ＠渋谷O-WESTへ行ってきた。いやあ、かっこいいライヴだった！
ベースのはるさん含む、バンドでの出演。アルバムの宅録による音の手触りも好きだったけど、ライヴだとまた違う熱気と立体感がサウンドに宿っていてよかった。
サラっと真理を言ってのけるような“うしろの記憶しか残らない”のあとに、都合のいい男心を歌う“ 記憶のコントロール ”をやったりと、矛盾も何もかも超えた嘘のなさに満ちた音楽の連続。
堅苦しくない、でも一本の筋が通ったトモフスキーの人生哲学が遊び心と一緒にびしびし放出されて、それに会場中が笑顔で応えるような、幸福な空間だった。こんなに『自分がやりたいようにやる』姿が、人を元気づけ、笑わせ、求められる人もそういないと思う。
現在発売中のbridge66号にも、『秒針』インタヴュー載ってます。(福島)