『アーマード・コア V』の最新情報を公開!

ゲーム プレイステーション3 Xbox 360
メカカスタマイズアクションというジャンルを世に浸透させた『アーマード・コア』シリーズ。その最新作となる『V』では、従来シリーズにあったおもしろさ、魅力を引き継ぎながら、チームでのオンラインプレイを主体とするこれまでにない遊び方へと大きく生まれ変わるという。そんな本作の最新情報が公開された。

●プレイヤーの選択で自由に機体を組み上げる

アーマード・コア』シリーズの根幹とも言える機体アセンブル。今作ではパーツカテゴリが11パーツに分かれており、500以上もの機体パーツが登場する。これらのパーツを駆使して、戦略やデザインなど、プレイヤーの求めるものに合わせて、自由に自機を組み上げることができる。

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〇HEAD(ヘッド)
頭部パーツ。FCS(火器管制システム)やスキャンモードなど、情報処理機能に関わり、ロックオン性能や解析距離などに影響する。

〇CORE(コア)
コア(胴)パーツ。コクピットであると同時に、機体を構成する各パーツを接続する、まさにACの核となるパーツ。

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〇ARMS(アーム)
各種武装を積載、操作するマニュピレーター。手持ちの武器を左右にひとつずつ装備可能。また肩部分に武器を搭載可能なユニット(ショルダーユニット)が装着されている。ショルダーユニットは、パーツによって、無し/片方のみ/両肩のバリエーションがある。

〇LEGS(レッグ)
脚部パーツ。移動と積載に関する性能を決めるパーツ。脚部ごとに移動の特性が大きく異なる。二脚タイプ(軽、中、重量)、逆関節タイプ、四脚タイプ、タンクタイプに分かれている。

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〇コア搭載パーツ
武器のロックオン距離やロックオン速度を決めるFCS。移動速度に関わるBOOSTER(ブースタ)、小型偵察機のRECON UNIT(リコンユニット)、機体のエネルギー供給に関係すGENERATOR(ジェネレータ)。コアの内外に、これら4種のパーツを装備できる。

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〇ARM UNIT L R(手持ち武器 左/右)
銃や砲に相当する、各種の手持ち武器。従来シリーズから、武器タイプの大幅な見直しが図られており、性能や名称の変化したタイプ、新しいタイプの武器の数々が登場する。

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〇SHOULDER UNIT(ショルダーユニット)
アームの肩にある格納部に格納、装着する武器。ミサイルやロケットランチャーなどの標準的なタイプや、自動攻撃、補助タイプの性能を持つパーツも登場する。

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〇HANGER UNIT L R(ハンガーユニット)
アームユニットを両肩の外側にひとつずつ吊り下げる形(ハンガーユニット)で搭載可能。
ゲーム中に、任意のタイミングで武器を持ち換えて使用することで、最大4種類のアームユニットを使い分けることができる。

アセンブル_ノーマル
アセンブル_詳細

機体アセンブル画面。横のラインがパーツカテゴリ、縦のラインが各パーツとなる。

●武器の攻撃属性が3種類に変化!

従来とは異なる性能、新タイプの武器の数々が登場する本作では、武器パーツも見直しも図られており、従来シリーズとは異なる性能、名称に変化したものや、まったく新しいタイプの武器が多数登場する。また、従来の武器の攻撃属性”実弾”と”エネルギー”が変更となり、”KE”(Kinetic Energy:物理的な衝撃を利用した武器。実弾を使用する)と”CE”(Chemical Energy:化学反応によって生じるエネルギーを利用した武器。化学弾を使用する)、”TE”(Thermal Energy:光学弾による熱エネルギーを利用した武器)の3種類となる。

オートキャノン
レールキャノン

〇オートキャノン
複数の砲身を備えた機関砲。大量の弾丸を速射することで、一瞬で対象を粉砕する。キャノン系の武器は使用時に構えモーションが発生し、画面が主観視点に切り替わる。構えモーション中は移動ができない。積載量の多いタンクタイプの場合は例外で、構えモーションが発生しないため、移動しながらの使用が可能。

〇レールキャノン
電磁誘導により飛翔体を加速して打ち出す電磁加速砲。キャノン系のため、通常は使用時に構えモーションが発生する。射出時にエネルギーを充填することで、威力や射程が変化するチャージショット(溜め撃ち)が可能。

バトルライフル
ミサイル

〇バトルライフル
従来の”バズーカ”が”バトルライフル”に名称を変更。CE弾を使用するため、距離による威力減衰が少ないのが特徴。中距離戦闘用。

〇ミサイル
ミサイルはショルダーユニット(肩武器)となる。自動追尾型、直進型、垂直型など、さまざまな動きの特徴も持つ。

ロケット

〇ロケット
ロケットはショルダーユニット(肩武器)となる。ロックオンが出来ないため扱いは難しいが、着弾時の爆発による範囲攻撃や、同時に何発も発射できるなどの特徴を持つ。

●数々の新アクション

爽快で奥深いプレイを実現する、数々の新アクション。
腕を磨けば磨くほど、どこまでも自由に幅広いが戦い方が可能になる。今作では操作方法を一新し、それに合わせた多数の新アクションにより、『アーマード・コア』シリーズの持つ、爽快で思いのまま機体を操る操作感覚を新しい形で実現。各アクションは単発ではなく、組み合わせて使用することで、さらにその特徴を発揮することが可能。練習をつめば、各アクションを連携させた、自由で幅の広い動き方、戦い方が可能となる。

グライドブースト
ブーストチャージ
グライドブースト_バック

〇グライドブースト⇒ブーストチャージ
グライドブースト(グライド)による急加速で一気に間合いを詰め、そのスピードをそのままのせた強烈なブースチャージ(チャージ攻撃)を放つ。グライドブースト(グライド)は着地している時のみ発動でき、急加速、高スピードを実現する機能。従来シリーズに登場したオーバード・ブーストに近いアクションだが、今作では前後左右への加速が可能となっている。ブースチャージ(チャージ攻撃)は、これまでのシリーズでは考えられなかった、脚部パーツによる高威力の直接攻撃(キック、体当たり)。機体が重く、スピードが乗っている時ほど高威力になる。

ハイブースト
ジャンプ
ブーストドライブ
敵頭上

〇ハイブースト⇒ジャンプ⇒ブーストドライブ
ハイブーストは、短距離の急加速アクション。緩急のあるスピーディな動きが可能になる。従来シリーズのクイックブーストに近い動きができる。ブーストドライブ(ドライブ)は、ジャンプした状態から壁や地形を蹴って、さらに跳躍・加速する、三角飛びの様なアクション。連続して何度でも使用できる。単に高度を獲得する以外に、一瞬で進行方向を変化させることでさまざまなトリッキーな動きが可能。ハイブーストで敵の攻撃を避けジャンプし、ブーストドライブでビルを蹴り、敵の頭上へ。上空から一気に攻撃する。こういったように、ひとつひとつのアクションを組み合わせることで、無限のテクニックが広がっている。

ドリフト

〇ドリフト
機体が着地し、滑っている時に可能なアクション。一気に機体のターンをすることができる。いわゆる車のドリフトと同じ原理。

え射撃1
主観視点
え射撃2

〇構え射撃(主観視点射撃)
キャノン系の武器を使用する時は、その場に銃を構えて、画面が主観視点に切り替わる。構えることで移動ができなくなるが、正確な射撃が可能になる。タンクタイプの脚部の場合は構えの必要がない。また、脚部パーツの種類によっては、装甲を展開し防御力を高めることができる。

ハンガーシフト
武器パージ

〇ハンガーシフト(武器シフト)
従来シリーズではアームユニットを持ち換える際は武器をパージ(切り離す)しかなかった。今作では肩に武器を装着(ハンガーユニット)でき、アームユニットと常に切り換えが可能になり、多様な攻撃手段を一度に使用することができるようになる。

〇パージ
武器の切り離し。必要のなくなった武器をパージすることで、機体重量が減り、スピードが増す。

(C)2011 NBGI 1997-2011 FromSoftware, Inc. All rights reserved. ※画面は開発中のものです。

アーマード・コア V
メーカー フロム・ソフトウェア
対応機種 プレイステーション3 / Xbox 360
発売日 2011年10月
価格 7800円[税込]
ジャンル アクション / SF・ロボット
備考
(C)1997-2010 FromSoftware, Inc. All rights reserved.

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