アークティック・モンキーズのジェイミー・クック、現在のセットリストはストロークスに触発されたと語る

アークティック・モンキーズのジェイミー・クック、現在のセットリストはストロークスに触発されたと語る - 6月1日リリース 『サック・イット・アンド・シー』6月1日リリース 『サック・イット・アンド・シー』

新作『サック・イット・アンド・シー』のリリースを6月1日に控え、現在アメリカ・ツアー中のアークティック・モンキーズだが、ギターのジェイミー・クックは最近のライブのセットリストをどう決めたのかを明らかにしている。

ジェイミーはここのところのアメリカでのライブはすこぶる楽しめていると語っていて、それは「プレッシャーを感じないからだ」とニューヨーク・マガジン誌に説明している。さらにアメリカのライブの観客は「知らない曲も積極的に聴いてくれるんだよね。でも、イギリスだとみんながみんな、ヒット曲ばかり聴きたがるんだ」と語っている。

また、現在のライブで“ザ・ヴュー・フロム・ジ・アフターヌーン”を1曲目に持ってきているのはストロークスに触発されてのことだと明らかにしている。「ストロークスをマディソン・スクエア・ガーデンで観た時、連中はファーストの1曲目からライブを始めて、これってすげーなって思ってさ。ぼくたちも同じことやるべきだなって思ったんだよ」。

その一方で、現在のライブでは“ディス・ハウス・イズ・ア・サーカス”“ブレインストーム”、あるいはニュー・シングルの“Don’t Sit Down ‘Cause I Moved Your Chair”などといったアップテンポの曲を前半に集中させているともジェイミーは説明している。「お客さんが飽きてきちゃう前に速いのを5曲くらいやるようにしてるんだよ」とジェイミーは語る。

ただ、今回のセットリストは実は自分たちのライブに初デートで来ている観客のことも考慮したものなのだとジェイミーは冗談交じりに説明している。「たとえば、あるファンがぼくたちのことをよく知らない子を一緒に連れてきている状況を想定しているんだよ。新し目の曲をたくさんやってから、“アイ・ベット・ユー・ルック・グッド・オン・ザ・ダンスフロア”を鳴らし始めた瞬間、彼は彼女に『この曲なら絶対に知ってるはずだよ』って語りかけるわけ。それでも彼女が『これも知らない』って言った時は、もうあんまりその子には会わない方がいいのかもってことなんだよね」。

また、ジェイミーは次のシングルは“The Hellcat Spangled Shalalala”になるかもしれないともほのめかしている。なお、アークティック・モンキーズのアメリカ・ツアーにはザ・ヴァクシーンズが前座として同行している。両バンドともフジロック・フェスティバルへの出演を予定している。

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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