首都一極の危うさ 政府、首都移転から代替へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110612-00000095-san-pol

議連内では危機管理都市の建設候補地として、廃止が取り沙汰されている伊丹空港大阪府豊中市池田市兵庫県伊丹市)跡地が有力となっている。東京からの距離、陸海空の交通アクセスの良さ、一定の広さをもった平坦(へいたん)な敷地の確保−などの条件を総合的に考慮した結果だ。幹部は「危機管理都市の建設を急ぐには伊丹空港跡地以外にない」と言い切る。
1990年代に盛り上がりを見せた首都機能移転構想は、東京一極集中是正を目的に国会や中央官庁、最高裁判所など国の首都機能を、東京以外に移そうというものだった。
これに対し、今回の危機管理都市構想は、首都は東京のまま、国会や中央官庁などの政治、経済・金融の中枢機能の代替施設を備えた都市を建設し、東京が危機に陥った際のバックアップ機能を持たせるという計画だ。

こういったバックアップ機能を持つ都市、というのは、確かに必要でしょうね。ただ、それが伊丹空港で良いかどうかは、慎重な検討が必要でしょう。東京・大阪間の距離は近くなく、緊急時に東京から大阪へ関係者がたどり着けるかという問題がある上、大阪やその周辺自体が大震災により都市ごと壊滅するリスクも考えておく必要があります。
東京からの移動に時間がかからず、大震災があっても関係者が何とかたどりつくことができ、都市ではなく自然に囲まれ地盤も強固な場所、といった条件で探すのが良いのではないか、という気がします。個人的なイメージとしては、那須あたりでしょうか。夏は、政府関係者がバックアップ都市へ移動し、休養も取りながらじっくりと国家戦略について考える、というのも良いかもしれません。

2011年06月11日のツイート

HP、iPad 2対抗の「HP TouchPad」Wi-Fiモデルを7月に米国投入

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110610/361268/?r1

HP TouchPadは、HPが昨年7月に買収した米PalmのモバイルOS「webOS」を採用し、9.7型のマルチタッチ対応液晶パネル(解像度1024×768)を搭載する。外形寸法は190×240×13.7mmで、重量は約740g。130万画素のテレビ電話対応Webカメラを装備し、動作周波数1.2GHzの米Qualcommデュアルコアプロセッサ「Snapdragon」を搭載。マルチタスク処理に対応し、米Adobe Systemsの「Flash」をサポートする。

発売予定価格も、米国におけるiPad2とまったく同一で、スペックを見ても、iPad2を強く意識し、対抗しようとする製品であることは明らかですね。
ただ、独自OSを採用し、おそらく、広く普及しつつあるandroidのアプリは使えないものと思われ、利用者にとっての利便性がどこまで高まるかということは気になります。Windows7搭載のタブレットも徐々に出てきていますが、PCの補助として使うならWindows7のほうが便利ではないかと考える人も少なくないでしょう。iPad2が大きく売れ、android3.Xもそれに大きく対抗している現状で、製品としてのスペックは良くても、独自OSでどこまで食い込めるか、なかなか厳しいものは感じます。
とは言え、発売は楽しみで、是非、触って試していたいと思っています。

『mixi』ユーザー悲痛な声 『足あと機能改悪反対!』コミュ参加者が2万人を超える

http://getnews.jp/archives/121636

mixi』の『足あと』機能とは、「いつ、誰が」自分のページにアクセスしたかを確認できるリアルタイム履歴機能。ミクシィは、「『mixi』内におけるサービス機能の多様化とユーザーのコミュニケーションスタイルの変化」を理由に、『足あと』を『先週の訪問者』に“改善”することを6月6日に発表しました。しかし、一部の『mixi』ユーザーは「これは“改善”ではなく“改悪”だ!」と猛反対しているのです。

最近は、ミクシィを見る機会もめっきり減ってしまいましたが、まだまだ利用者が多いサービスで、その重要な機能が突然変わるということで、動揺が広がっているようです。
インターネットというのは、万人に広く開かれたものですから、そこで自分のサイトを開設すれば、不特定多数が見に来るのは当然のことですが、ミクシィは、元々、招待制で、閉じた、クローズドなサービス、という感覚を、今なお持っている人が多い、ということなのでしょう。そういう人にとって、誰が見に来たかが確認できる足跡機能は重要なもの、というのは、理解はできるものがあります。ただ、ミクシィのサービスが、既に、開かれた、オープンなものになっていて、サービス提供者としての、そういった性格を整理してFACEBOOK等に対抗したいと考え、機能を変えようとしたことが、従来からの感覚を色濃く持っている利用者の強い反発を招いてしまったというところでしょうか。
ミクシィのサービスの中でも、オールドミクシィとニューミクシィに分け、相互の交流は保ちつつも古き良きミクシィはオールドのほうで楽しめるとか、工夫がないと、徐々に右肩下がりの尻すぼみ状態になってしまいかねないと思います。笠原社長も、なかなか大変ですね。