ひるのいこい

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『ひるのいこい』は、日曜日と年末年始を除く毎日、12時台にNHKラジオ第1NHK-FMNHKワールド・ラジオ日本で放送されている番組である。

概要

1950年放送開始の『農家のいこい』の後を受けて1952年に放送開始された。

日本各地の「NHKふるさと通信員」(農業協同組合漁業協同組合の職員、普及指導員など。2006年9月30日までは「NHK農林水産通信員」と呼ばれていた)から提供された農業・漁業関連のニュースや季節の話題、リスナーからのはがき、投稿俳句を読む「暮らしの文芸」(土曜日のみ)で構成している。テーマ曲の作曲は古関裕而

放送時間

月曜日から金曜日は12:22頃から約10分間放送。テーマ曲の後にふるさと通信員からの話題を2本紹介し、そのあと音楽を流している。2008年にNHKラジオが行った抜本的な編成見直しにより、同年3月31日から開始した大型ワイド番組『ふるさとラジオ』に内包され、実質的に放送時間が短縮された形となっている。2008年度は12:47頃から放送していたが、2009年度に現在の時間に変更された。

土曜日は引き続き従来どおりの構成による単独番組として12:15から15分間放送。土曜日の放送内で流れる音楽は1曲目と2曲目は古今の流行歌、3曲目はインストルメンタルとしている。ふるさと通信員からの話題を1本と聴取者からのお便り2本(開始冒頭にも1本あり)、暮らしの文芸を紹介している

特別編成

地域により、高校野球の地方大会や公立高校入学試験の出願状況のニュースを放送するため休止する場合がある。また、重大な事件・事故が発生しニュースが延長となった場合、放送時間の短縮(5分短縮の場合、ふるさと通信員からの話題は割愛される)あるいは放送休止となる。

FMでは祝日に特集番組(『今日は一日○○三昧』など)を放送する場合、当番組の放送を休止することがある。

2006年8月15日放送分は全国戦没者追悼式中継とニュース放送枠拡大のため国際放送も放送休止となり、FM単独で放送された。

2008年4月23日は、通常とは違い12:22ごろから当番組を放送し、その後『ここはふるさと 旅するラジオ』を送る互い違いの編成になった。2009年度からは常に12:22ごろから当番組を放送し、その後『ここはふるさと 旅するラジオ』を送る編成となった(これは多くの聴取者からの要望によるものである)。

放送局

NHKワールド・ラジオ日本でも同時放送されている。2005年度までは高校野球全国大会期間中はNHKラジオ第1で番組の放送がなかったため別番組に差し替えていたが、2006年度からは通常通り放送されている(次項にあるNHK-FMでの通常放送が行われるため)。

2006年度からは、NHKの一連の不祥事などによる改革の一環として、NHK-FMでもステレオで同時放送されている。

琉球放送が開局直後の一時期放送したことがある(当時の沖縄は本土復帰前でNHKがなかったため)。

司会担当者

現在

月曜日から金曜日

月曜日から金曜日(祝日も含む)までは『ふるさとラジオ』に内包されているため、この番組の担当アナウンサーがそのまま担当する。

土曜日

原則として『文芸選評』『夏休み子供科学電話相談』の担当アナウンサーが引き続いて出演する。

特別編成時

過去

2003年4月の『わくわくラジオ』放送開始以降は、番組の進行役は原則として『きょうも元気でわくわくラジオ』・『土曜わくわくラジオ(文芸選評)』・『夏休み子供科学電話相談』の担当アナウンサーが引き続いて出演していた。

『わくわくラジオ』放送開始前の担当者は以下の通り。

特別編成時

高校野球の開催期間中や、特集番組が組まれる年末年始は『わくわくラジオ』等の放送がないため、ラジオセンター待機アナウンサーが担当した。また、土曜日のわくわくラジオが地方での公開放送のときは(2006年3月まで)、土曜わくわくラジオの担当者が昼のいこいを放送できないため、同じくラジオセンター待機アナウンサーが担当した。

2008年3月中旬の『きょうも元気でわくわくラジオ』放送終了から『ふるさとラジオ』『ラジオビタミン』放送開始までの間は、河島と坪郷が土曜日も含めて隔日(交代)で担当した。

  • 坪郷佳英子 - 夏休み期間中は、『文芸選評』・『歌の日曜散歩』担当の坪郷が担当することもあった。
  • 河島康一 - 2006年の夏の甲子園期間中、および年末に担当した。
  • 廣越正久 - 土曜わくわくラジオが地方での公開放送の時に担当。
2006年度の土曜日のわくわくラジオが地方での公開放送時は、山田敦子が担当した。2007年度は、土曜日のわくわくラジオが地方での公開放送時でも、鎌田正幸が担当していた。

その他

  • 司会者がふるさと通信員を紹介する際、東京都の場合は“東京の××”[1]で紹介し、46道府県の場合は“○○放送局の××”と紹介しているが、津放送局のみ“三重県・津放送局の××”と紹介している。
  • 2006年4月よりエンディングの氏名紹介が終了直前からエンディングBGM流れ始めに、その後2008年3月28日まではリスナーからのはがきの読み終わりに変更となった。土曜日放送分は2008年4月よりエンディングBGMの後に氏名紹介を行っている。

脚注

  1. ^ 但し、島嶼部では「東京・○○島の××」

関連項目