THE SALOVERSを観ました
2011.06.05 20:30
こないだ出たミニアルバム『バンドを始めた頃』を聴いて、
気になっていたので観てきました。
リリース・ライブ、渋谷WWW。
ゲスト:ラキタのバンド、シェイクシェクグループの、70年代のアメリカン・ロックみたいな
雄大なタイム感のプレイが終わったあとに、登場。
ミニアルバムを聴いて、何が気になっていたかというと、
・絶対ブッチャーズ好きだろうな、と思わせるものがある。
・ボーカル&ギターの古舘の歌いっぷり、初期ルースターズ要素あり。
という、我ながら大変におっさんロックファンじみたポイントだったのでした。
で。観たら、それ、大外れではないけど、大当たりでもなかった。
もっといろいろ入っている、90年代や00年代の優れたバンドの要素が。
で、「入ってる」だけじゃなくて、消化しきって、自分のものになっている。
かっこいいわこれ。
特にいいのが、古舘の、歌っている時のツラがまえ。
常に怒っているような、でも頭に血がのぼってはいなくて冷静なような、
だからすべてにさめているような、でも何にもあきらめていないような、
あの目つき。
かなりのものがあります。
2回目のアンコールで、「バンドを始めた頃にやってた曲をやります」
と言って、くるりの「東京」をやりました。