(ネタバレ注意)「GOSICK-ゴシック-」第23話、美しき怪物を手に。

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(C)2011 桜庭一樹・武田日向・角川書店/GOSICK製作委員会

第23話「灰染めのチェスにチェックメイトを告げる」TVアニメ「ゴシック」第23話が放送された。

ヴィクトリカは、オカルト省の地下に囚われてしまった。

ヨーロッパには、2度目の世界大戦の嵐が吹き荒れ始めている中、ブロワ侯爵はヴィクトリカを、ソヴュールの未来を占う「モンストル・シャルマン」として利用するのだった。

ブロワ侯爵の思惑により、ソヴュール、そして世界全体が戦いへと向かっていた。一弥は国へかえされ、アヴリルもイギリスへと帰る事に。そして、教師ではなくなったセシル。

戦争は、世界を、全てを動かしていた。モンストル・シャルマンがついている。彼女が、ソヴュールを勝利へと導く。囚われたヴィクトリカは、ブロワ侯爵の手によって民の心を動かす道具として使われていた。

錬金術師リヴァイアサンに心酔したブロワ侯爵は、オカルトは人の心を動かせると。彼は「モンストル・シャルマン」を使い、ソヴュールの民達を着実に動かしていた。

「お前の全ては、私のためだけにある。」

戦争の道具として使われた者に、幸せな終わりはありません。
ただ、ヴィクトリカは一弥の事だけは忘れませんでした。

それは、彼女に残された唯一の生きる希望なのか。そしてそれは、「モンストル・シャルマン」として最後の障害なのか。

己の魂から、手を離してはいけない。娘を囚われ、「モンストル・シャルマン」として使われている。
最愛の娘を囚われ、道具として使われている。かつて彼女がそうされたように。

母・コルデリアは、最愛の娘を決してあきらめない。彼女は命を捨てる覚悟を決め、最後の舞台へと向かうのだった…。

民を動かす立場にあるヴィクトリカ、そして北の大地へとかえされた一弥。二人が、再び出会える日は来るのか…?

次回は最終話、「死神の肩越しに永遠を見る」です。

【記事:フェイトちゃん。】

▼外部リンク
GOSICK-ゴシック-
GOSICK-ゴシック-DVD特装版 第3巻


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