今年の夏でのフェスティバル出演のために再結成したパルプは、「自分たちの楽曲を殺さないようにしたい」と語っている。
パルプはフェス出演を見据えて昨年暮れに再結成し、ロンドンで行われるワイヤレス・フェスティヴァルにヘッドライナー出演するほか、T・イン・ザ・パーク・フェスティバル、レディング・アンド・リーズ・フェスティバルやさまざまなヨーロッパで開催されるフェスティバルに出演を予定している。
ただ、ギターのマーク・ウェバーは5月14日付けのザ・タイムス紙で、自分たちの楽曲をめぐる人々の思い出を損ねるようなことにならないように心配していると語っている。マークは「誰かにひどいカバーをされること以上に惨めなのは、数年経って自分で自分の楽曲を殺してしまうことだよね。そういう落とし穴にはまらないように気をつけてるんだよ」と説明している。
また、夏のライブではどういう楽曲をやる予定なのか、ファンに事前には知らせたくないとも語っている。
「どういう内容のものをやるのかは、みんなの前に実際に立つまでは語らないつもりだよ。やっぱり、いつだって語るより実際にやることの方が説得力があるもんだよ」
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