永遠の名脇役が再び主役に! 『ルイージマンション2(仮題)』プレイリポート【E3 2011】

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E3出展タイトルプレイリポート。任天堂ブースから『ルイージマンション2(仮題)』のリポートをお届け。

●今度も掃除機で吸い込みまくり!!

 超有名な兄の大活躍を横目に見ながら、自身は永遠の名脇役として存在感を発揮。そんな印象が強いあのルイージが、兄を押しのけ主役を張った初タイトルといえば『ルイージマンション』。ニンテンドーゲームキューブ本体と同時に発売されたアクションゲームです。オバケを吸いまくった思い出が蘇り、「懐かしい!」と思っている読者の方も意外と多いのでは? あの『ルイージマンション』の続編にして完全新作が、ニンテンドー3DSで登場。というわけで、さっそく遊んできました。

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 本作も、ゲーム性の骨子の部分に変更はなく、掃除機(前作ではオバキューム)でオバケを吸いまくることがメインの要素。薄暗い雰囲気のオバケ屋敷を探索して、テレサを始めとするオバケたちを見つけたらストロボをピカリと光らせて驚かせ、ひるんだところでギュイーンと吸い込む! 吸い込んでいる最中、画面表示に合わせてタイミングよくAボタンを押すと吸い続けることができ、完全に掃除機に収まったら退治終了。部屋を探索して、キーアイテムを入手したりしながらオバケ屋敷に挑んでいく……というのがゲームの流れ。
 
 特徴は、"オバケを吸い込む"際の一連のアクションの気持ちよさとほどよい緊張感。吸い込んでいる最中は、オバケに逃げられないように移動したり引っ張ったりする必要があり、さらにタイミングよくAボタンを押さなければならないため、じつは意外と気が抜けない。だから、最後にオバケがスポンと掃除機に吸い込まれるときが気持ちいい! この一連のアクションを基本に、さまざまなオバケやひと筋縄ではいかないボスに挑むことになるのです。

 前作でルイージをナビゲートしてくれたオヤ・マー博士は、あのルックス込みで本作でも健在。また、オバケ屋敷の種類は増えているとのことで、ステージのバリエーションが増えることは確実。そのほか、オバケを驚かせる際のアイテムが懐中電灯からストロボにパワーアップ(と、本作の生みの親でもある任天堂・宮本茂氏が公式におっしゃっていました)といった変更点も。わずか10分程度のプレイながら、ステージ中のギミックが相変わらず多彩(何気ないオブジェクトを吸い込めたり)だったり、意外にシビアな謎解き要素が盛り込まれていることも確認。気づくと掃除機アクションに熱中していました。

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 まさかの完全新作に驚いている皆さん、中身もバッチリあの『ルイージマンション』で、さらに進化を遂げている雰囲気です。当然ながら、前作未経験の方も問題なくプレイ可能。発売を楽しみに待ちましょう!(テキスト:フランソワ林)

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