今年の夏フェス・シーズン後に新作制作に本格的にとりかかるとしているミューズだが、マット・ベラミー抜きで制作に着手するという一部の報道をバンドは否定した。
2009年の『レジスタンス』以来の新作の制作にマット抜きでとりかかると6月1日に一部の報道で伝えられたが、ベースのクリス・ウォルステンホルムは自身のツイートで、この報道のもととなったザ・サン紙の報道は事実無根だと明かしている。
「ザ・サンの愛読者がいたらの話だけど、どういうことかを説明させてもらうと、あの記事は嘘八百だらけだから」とクリスはツイートしている。
もともとクリスとドラムのドミニク・ハワードはNMEに対してよりソフトな作品を今度はリリースするかもしれないと語っていて、ドミニクはこう説明していた。「マット(・ベラミー)が何曲かコードの展開とか聴かせてくれたんだけど、ひょっとしたらもっとソフ ト・ロックなものになるかもしれないね。でも、それをまたヘヴィーにするのもぼくとクリス次第だから。へヴィ・ロックな子守唄ってか! いずれにしても、 なんかしらの形で進歩したものにはなるよ」。
ザ・サン紙の報道はこの発言を都合よく解釈してのものだったのかもしれない。
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