Nimdaウイルス10周年

Nimdaウイルス(ワーム)が発見されたのが2001年9月18日で10周年だそうです。
Nimdaは、メールやファイル共有、Web経由で感染したり、IIS4や5のディレクトリ・トラバーサルの脆弱性を利用するなど感染力が強いウイルスでしたね。名前の由来は「admin」を逆さまから読んだというものでした。
当時はテロなんじゃないかという噂もありましたね。Nimdaの作者はいまだに捕まっていませんが。
2001年は7月にはCode Redが発見されたりと、爆発的に感染が広まるウイルスが大流行しました。今時のこっそり蝕み続けるウイルスと違って、普通にコンピューターを使っている人でもウイルス感染に気が付くなど、目立つ行動が多かった頃ですね。
こういうウイルスの影響によって、デスクトップPCでのファイアウォール、メールに添付された実行ファイルを開かない、怪しいWebサイトには行かないといった対策が浸透した気がします。これらは最近のウイルスには効果が薄いんですけどね。