新MacBook AirのThunderboltポートは、実は他のMacと異なる廉価版と判明...

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    新MacBook AirのThunderboltポートは、実は他のMacと異なる廉価版と判明...

    まぁ、普通に使う分には困らないんでしょうけど...

    新しいMacBook Airは超速いしパワフルで最高! そんな感想の大満足ユーザーも多いみたいですが、ただどうやら搭載されているThunderboltポートは、同じThunderboltという新規格のポートでも、他の最新のiMacやMacBook Pro、Mac miniのThunderboltポートとは異なっているようですよ。

    これまでアップルが出してきたThunderboltポートには「Light Ridge」というコントローラーチップが採用されており、10Gbpsのデータ転送速度を双方向の4チャンネルで備えつつ、DisplayPortの出力は同時に2本のケーブルを接続可能でした。しかしながら、新たにMacBook Airに装備されたThunderboltポートでは「Eagle Ridge」という廉価版コントローラーチップにすげ替えられ、ちょうど性能はLight Ridgeの半分となる、10Gbpsのデータ転送速度を双方向の2チャンネルで備え、DisplayPortの出力は1本のケーブルのみサポートという仕様に変わっていることが判明したとのことですね。

    ただし、このEagle Ridgeのおかげで、より省サイズのスペースに低コストでThunderboltポートを搭載できるようになったらしく、よほどのパワフルマシンでなければ、今後はこのEagle Ridgeをメインに多彩なモデルで普及が図られていくのではと見られています。そのうちThunderboltポートがスタンダードに数多くのメーカーの新製品で標準装備されるようになっていくのかな~

    AnandTech via Apple Insider

    Casey Chan(米版/湯木進悟)