8月2日 高レベル放射性廃棄物には近づけない、すぐに死んでしまうほど 小出裕章(ytv)

2011年8月2日、読売テレビ「かんさい情報ネットTen!」に小出裕章氏がVTR出演されました。コメント欄にてShigetaさまより教えていただきました。

録画
10万年先まで危険が続く…核廃棄物の現実

小出裕章氏の発言箇所、書き起こし

(※冒頭から)
小出「まあ昔から原子力発電というのはトイレのないマンションだと言われてきた」

小出「これは、福島県の避難地域でもなんでもないですよ。要するに普通に人々が住んでいる土地の土ですけれども。私なんかが普段通常計っている放射能に比べれば(※語気強く)遥かに高いです。」

小出「あーセシウム134と137があるなとということがすぐわかります」

小出「原子力というものを使ってしまうと放射性廃物がもういやおうなく、できてしまうと、いうことは分かっている。そしてそれに対して自然に浄化作用がないということも、わかっている。まあ昔から原子力発電というのはトイレのないマンションだと言われてきたわけですね。」

(※3分45秒あたりから)
(質問:今保管されてるとはいえ、高レベル放射性廃棄物に人間が近づくということは?)

小出「(※首を振って苦笑しながら)もちろん出来ません。あのすぐに死んでしまうというほどの、ものすごい放射能の塊です。」

(※4分25秒辺りから)
小出「とりあえず50年間、とっておこうという形で保存されています」
小出「ではそのゴミは一体どうするのかと、いうと、10万年あるいは100万年にわたって、生命環境から隔離を続けなければいけないというもの、なのですね」

(9分03秒あたりから)
小出「今の技術を以てすれば300メートル、の地下に穴を掘って埋めるということは、不可能ではないと、思います。しかしやったところでそこでじっとしていて欲しいと願う期間が10万年とか100万年とかいう期間なのです。そういう長い期間にわたってそこにじっとしていてくれるということを保証できる科学はない、のです。だから私はやってはいけないと」

(※10分00秒あたりから)
小出「多分一人ひとりのみなさんに、の、生きて行くということの、密接に関係してる事柄だと私は思っていますので、そういう事に多くの人が気付いてくれるなら廃絶できるだろうと思っています。」

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