Jazzピアニスト石井彰(Akira Ishii)の気まぐれな日記Blog 台中ジャズフェスティバル終了!
とにかく、あっという間の3日間でした。
台中ジャズフェスティバルは、15日「CMP Block B1」、16日「市民広場」と2つのステージを終えました。
「CMP Block B1」のほうは、街中の複合ビルの地下のスペース。全員がレンタルの楽器で少々不安だったが、ベースもドラムもそこそこの楽器が用意されました。ピアノはデジタルピアノでしたが、我慢我慢。このステージは招待客の為の演奏だったようで、本当にジャズライブが好きな人たちが集まったような感じ。50人ほどの前で演奏しました。
本日はメインステージとなる「市民広場」。その広大な広場の周り全体がお祭り気分一色で、家族連れやカップルでごった返している。
夕方にサウンドチェックを済ませ、具合の良いグランドピアノがあって一安心。19時の開演時間になると、観客席はもの凄い人であふれ返っている。1万人以上いたのでは?
我々の言葉に対する反応も素晴らしく、嬉しくなった。演奏が始まると、会場は静まり返って聴いている様子。それぞれのソロの終わりでの拍手もまばらで、あまりウケていないのかな?と不安になったが、それは杞憂に終わった。曲が終わると嵐のような拍手と声援!!
アンコール含めて1時間ほどのステージは、あっという間に終わりました。大声援に送られ、台湾の人達との暖かい心の交流が感じられました。
我々「Scene Of Jazz」の後は、「Charles Tolliver(tp)Band」のステージ。大迫力のハードバップ演奏でした。
出演者はアジアから、アメリカから、地元からと、9日間も続くのだ。多分無料!素晴らしいフェスティバルだ。それは、我々に対する待遇や、S.O.Jに付きっきりで世話をしてくれた地元の『Annさん』のきめ細かい心遣いや、運営スタッフのフレンドリーさにも現れていた。とにかくアーティストに最高の演奏をしてもらおう〜そして、リスペクトされているという気持ちが強く感じられるのだった。我々もそれに応えようと精一杯の演奏をした。そして全力で受け止めて応えてくれる聴衆。最高でした!!
台湾は初めてでしたが、本当に気持ちにゆとりが出る街。人々の動きがのんびり。季節も良かったたせいか、体もほぐれてくる。そして、何より食べ物が最高!!そして安い!!
こんなに野菜を山ほど食べたのは初めてかも。空心菜という独特の野菜は主食のように食べられるらしい。これのにんにく炒め。言葉が出ないほどでした!何皿食べたかな?街角の奇麗ではない屋台のような店で100円もせずに食べられるのだ。その他、タイ料理、イタリアン、和食、そしてもちろん地元の中華、そして激安屋台料理!!全て最高!!
以前、上海ではとても食べられなかった『臭豆腐』。今回は美味しいと感じられました。癖になる味。納豆なんかも外国の人から見れば同じようなものだろう。
あ〜終わっちゃった。。。本当に楽しい3日間でした。また台湾に戻って来たいです!!