先週、マンチェスター・ユナイテッドMFナニ(22)は、英紙『サン』に対し、アレックス・ファーガソン監督との関係について暴露し、「キャリアを壊す」と指揮官を批判した。ファーガソン監督はこれを快く思っておらず、1月の移籍市場でナニがマンUに別れを告げる可能性もある。

『サン』によれば、その行き先となるのがユヴェントスとミランだ。記事によれば、ユヴェントスは1600万ユーロでの買い取りオプションつきで1月にレンタル移籍での獲得を、ミランはイングランド代表MFデイヴィッド・ベッカムとのレンタル契約が切れる来年6月の獲得を目指しているという。

だが、プレミアリーグで自らへの扱いに不満を示しているのは、ナニだけではない。アーセナルFWエドゥアルドも契約延長が遅れていること(ただし同選手の現契約が満了になるのは18カ月後)と、アーセン・ヴェンゲル監督があまり起用してくれないこと(スタメン出場は3試合)から、1100万ユーロでリヴァプール移籍の噂が浮上している。

しかし、英紙『ニュース・オブ・ザ・ワールド』によると、リヴァプールのラファエル・ベニテス監督の夢は、ジョルジョ・キエッリーニが打ち砕いてしまったようである。イタリア代表戦でキエッリーニのタックルを受けて負傷したオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシが、足首のじん帯を断裂してしまったからだ。

当初は4〜6週間の離脱と言われていたが、時間が経ち、オランダの専門家が診察したところによれば、3カ月(『デイリー・スター』)からシーズン絶望(『サン』)の可能性もあるという。いずれにしても、どのメディアも合意しているのは、ニクラス・ベントナーも年内離脱となり、テオ・ウォルコットがひざに苦しめられているなか、ヴェンゲル監督がエドゥアルドの放出を認めることはないだろうということだ。