ワールド・ビジョン・ジャパン2019年度年次報告書(ダイジェスト版)

数字で見るワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)

WVJの活動は、「開発援助(チャイルド・スポンサーシップ等)」、「緊急人道支援」、「アドボカシー(市民社会や政府への働きかけ)」の3本柱です。ここでは、世界で活動するWVJの2019年度の活動概要を、数字でご紹介します。

活動国・事業数

活動国・事業数

資金の集め方

資金の集め方

資金の使い方

資金の使い方

活動をとりまく数字

活動をとりまく数字

2019年度 活動ハイライト

開発援助

チャイルド・スポンサーシップによる地域プログラム(AP)をはじめとした開発援助を、24カ国85事業実施しました。
皆さまからの募金や日本政府等の助成金、他団体との連携により、チャイルド・スポンサーシップだけでは届けられない支援を行い相乗効果による支援の充実を図っています。

支援活動について現地の方々から聞きとりをする村井スタッフ(カンボジア)
支援活動について現地の方々から聞き取りをする村井スタッフ(カンボジア)
「子どもの日」記念行事を企画運営した子どもフォーラムのメンバーと髙橋スタッフ(インドネシアのトウナAP)
「子どもの日」記念行事を企画運営した子どもフォーラムのメンバーと髙橋スタッフ(インドネシアのトウナAP)
支援地域の子どもたちと加藤スタッフ(ネパールの西ドティAP)
支援地域の子どもたちと加藤スタッフ(ネパールの西ドティAP)
支援地域の方々と李スタッフ (マラウイのクーユAP)

支援地域の方々と李スタッフ(マラウイのクーユAP)

小学校に通う子どもたちと望月スタッフ(コンゴ民主共和国のトヨタAP)
小学校に通う子どもたちと望月スタッフ(コンゴ民主共和国のトヨタAP)
家族や地域の問題を共有し支え合う高校生の自助グループ(エルサルバドルのサンアグスティンAP)
家族や地域の問題を共有し支え合う高校生の自助グループ(エルサルバドルのサンアグスティンAP)

緊急人道支援

皆さまからの募金や日本政府等の助成金、他団体との連携により、紛争や災害で厳しい生活を強いられる人々への支援を届けました。

ミャンマーから逃れてきたロヒンギャ難民の女性に支援キットを渡す平本スタッフ(バングラデシュ))
ミャンマーから逃れてきたロヒンギャ難民の女性に支援キットを渡す平本スタッフ(バングラデシュ))
支援により完成した小学校の開校式。出席してくださった駐南スーダン日本国岡田大使(中央)とWVJスタッフ(南スーダン)
支援により完成した小学校の開校式。出席してくださった駐南スーダン日本国岡田大使(中央)とWVJスタッフ(南スーダン)
教育支援事業に参加しているシリア難民の子どもと渡邉スタッフ(ヨルダン)
教育支援事業に参加しているシリア難民の子どもと渡邉スタッフ(ヨルダン)

国内支援

海外だけでなく、日本の子どもたちのためにも活動しました。

【子どもの権利条約キャンペーン】日本社会における子どもの権利の実現をさらに推し 進めるために、他団体とともに「広げよう!子どもの権利条約 キャンペーン」を立ち上げ、WVJはその実行委員を務めています
【子どもの権利条約キャンペーン】日本社会における子どもの権利の実現をさらに推し進めるために、他団体とともに「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」を立ち上げ、WVJはその実行委員を務めています
【西日本豪雨緊急支援】災害で生活環境が一変した子どもたちの日常を回復するため、公益財団法人広島 YMCAが主催したリフレッシュキャンプの開催に協力しました
【西日本豪雨緊急支援】災害で生活環境が一変した子どもたちの日常を回復するため、公益財団法人広島 YMCAが主催したリフレッシュキャンプの開催に協力しました

アドボカシー

子どもを取り巻く問題の根本的解決を目指し、市民社会や政府に訴えるアドボカシー「Take Back Future」キャンペーン*2年目の今年も、子どもに対する暴力撤廃に向けた活動をすすめました。

公開セミナー「子どもに対する暴力撤廃を目指して:世界におけるマルチステークホルダーによる取り組みと日本への期待」の模様
公開セミナー「子どもに対する暴力撤廃を目指して:世界におけるマルチステークホルダーによる取り組みと日本への期待」を開催。海外ゲストや日本の政策決定者にご登壇いただきました
SDGサミット2019
国連本部で開催された「SDGサミット2019」に、世界各国のNGO代表として柴田スタッフが参加しました

*「Take Back Future」キャンペーン
-紛争・貧困で移動を強いられる子どもへの暴力撤廃を教育の力で!-
WVJは、紛争貧困により移動を強いられる子どもたちに対する暴力を撤廃し、暴力が繰り返されない未来を築くことを目指して、「Take Back Future~難民の子どもの明日を取り戻そう~」キャンペーンを2018年から4年間の計画で実施しています。
教育の力」を通じて、子どもたちが暴力から守られ、健やかに成長し、暴力が繰り返されることのないよう、①日本社会での関心喚起②支援活動③アドボカシー/政策提言に取り組んでいます。
リンクキャンペーンの詳細はこちら

皆さまとともに

多くの方が様々な形で、支援の輪に加わってくださいました

毎年大人気のサマースクールの様子
グローバル教育】 毎年大人気のサマースクールでは、途上国で実際に使われている水タンクを使い、その重さを親子で実感します
事務所では、チャイルドの手紙などを翻訳していただいています
ボランティア】事務所では、1日約15人の方がチャイルド・スポンサーシップの手紙交流に関わる事務や翻訳等を担ってくださいます
WVカフェin東京に参加してくださった皆さま
イベント】ワールド・ビジョン・カフェを全国14カ所で開催。参加者が気軽に質問できる交流タイムもあります

企業・団体との連携

2,901社・団体から、総額336,895148円の支援をお寄せいただきました

企業や各種団体の皆さまから、チャイルド・スポンサーシップ、学校や診療所建設等の特別プロジェクトによるご支援、商品売上からの寄付等、様々な支援・協力をいただきました。特に近年は「持続可能な開発目標(SDGs)」実現に向け、事業実施のパートナーとしての連携が増えています。

支援・協力をいただいた企業(一部)

  • 武田薬品工業株式会社
  • 塩野義製薬株式会社
  • パナソニック株式会社
  • 山崎製パン株式会社
  • 玉の肌石鹸株式会社
  • 株式会社チュチュアンナ
  • ジースプレッド株式会社・若尾製菓株式会社
  • 住友化学株式会社
  • 東芝プラントシステム株式会社
  • 三菱自動車工業株式会社
  • ハニカム・テクノリサーチ株式会社
  • プレコグループ
  • 株式会社レントラックス
  • 株式会社えがお
  • 株式会社ウチヤマホールディングス
  • 有限会社 香取運輸
  • 株式会社ZOZO
  • 株式会社シンシア
  • 日清製粉株式会社
  • オリエンタル酵母工業株式会社
  • 月島食品工業株式会社
  • アース製薬株式会社
  • ヤフー株式会社
  • 株式会社NTTデータ
  • 味の素株式会社   等
アフガニスタンの子どもたち
カンボジアの子どもたち

2019年度 会計報告

会計報告

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