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てらまち・ねっと



昨日のブログで、続けて飲んでいるのは「十全大補湯という漢方薬+槐耳(カイジ)」と書いた。
漢方薬は、十全大補湯(ツムラ48番)と「六君子湯(リックンシトウ)」も。

六君子湯は、がん悪液質の症状緩和を促す効果があるという。
食思促進の効果も認められているので(即効性があるわけではないと思うが)
食欲不振気味の時には、食前に飲むようにしている。

がん悪液質の症状緩和を促す六君子湯 食思促進ペプチド ...

●六君子湯とは?効果や副作用、補中益気湯エキス顆粒との併用について解説
    アイシークリニック
「六君子湯って何?」
「六君子湯の効果や副作用、飲み方について知りたい」

とお考えではありませんか?

六君子湯は胃腸の働きをよくする漢方薬です。全身倦怠感がある方で、食欲不振や胃痛、嘔吐など胃腸の不調が現れたときに処方されます。

こちらのページでは六君子湯の効果や副作用、飲み方や補中益気湯との併用について解説します。六君子湯が自分に適しているか判断できるようになるため、ぜひ最後までご覧ください。
・・・(以下、略)・・・

●肝臓がん再発防止でエビデンスがある唯一の生薬「フアイア」とは
     日刊ゲンダイ 2021年07月07日 
 「フアイア」とは カイジ顆粒のこと
公開日:2021年07月07日 更新日:2021年07月07日
肝臓がんは男性に多く、50歳代から増える(C)日刊ゲンダイ
 肝臓がんに対して高いレベルのエビデンス(科学的根拠)があるとして、2018年以降、中国や米国で注目を集めているのが「Huaier(フアイア)」という生薬だ。
・・・(略)・・・
■米国、中国では薬として承認
 肝臓がんの画期的な薬としては、手術が困難な肝細胞がんに対する分子標的薬ソラフェニブがある。これは大規模臨床試験で肝臓がんの全生存期間を延ばすことが分かっているが、手術後の肝臓がんの再発抑制に関しては「十分な効果がない」との結果が出ている。つまりフアイアは、現時点では肝臓がん再発防止でエビデンスがある唯一の手段なのだ。なぜフアイアは、肝臓がんの再発を抑制できるのか?
・・・(略)・・・
 がんは、免疫低下で発症する。新型コロナをはじめとする感染症も免疫低下が関係している。一方、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患、リウマチや乾癬といった自己免疫疾患は免疫の亢進で起こる。

 そしてもうひとつ、免疫システムの異常には、免疫の混沌がある。たとえば、がんを発症しつつ、花粉症の症状が出ることがあるが、これはひとりの人間の体で免疫低下と免疫亢進が同時に起こっていることになる。

「免疫低下には免疫チェックポイント阻害剤が登場し、免疫亢進の代表的な薬にはステロイド薬があります。これらは免疫低下、免疫亢進どちらかにしか作用しませんが、フアイアは、免疫低下、免疫亢進の両方にエビデンスがあり、免疫を中庸にする。これが、ほかの薬にはないフアイアの特徴なのです」
・・・(略)・・・
フアイアは、中国、米国ではがんの治療薬として承認されているが、日本では健康食品の扱いだ
・・・(以下、略)・・・

 なお、昨日8月20日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,341 訪問者数783」。
 
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二年半前に前立腺がんと診断されてから、
基本的には、標準治療をすすめてきた。

並行して続けてきたのが、丸山ワクチンと、
十全大補湯という漢方薬+槐耳(カイジ)。
十全大補湯(ツムラ48番)はがん患者への漢方として有名で、
主治医に処方してもらってきた。

槐耳(カイジ)は、中国でがん治療薬として使われているが、
日本ではカイジ顆粒を健康食品として入手できる。

 なお、昨8月19日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,114 訪問者数1004」。
 
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カイジと肝臓がん

●【臨床研究情報ポータルサイト】
JMACCT試験ID JMA-IIA00335
最終情報更新日:2021年3月24日登録日:
https://rctportal.niph.go.jp/s/detail/jm?trial_id=JMA-IIA00335
槐耳(カイジ)の抗がん効果の分子基盤解明
試験名

正式試験名 槐耳(カイジ)の抗がん効果の分子基盤解明
簡略標題
試験概要

概要 東アジアの歴史的な自然療法の中でも、槐耳(カイジ)は、長寿と健康維持、さらに重要なことに癌に対する有効な効能が長らく報告されてきている。現在の戦略の限界を克服するために、カイジは癌による完全な治癒のための実用的かつ効果的な補完ツールを提供すると報告されている。我々は、癌細胞を排除し、転移および再発を予防する有効性を強く強調し、カイジの抗癌効果の多くの観察を報告した。カイジ効果の広範なスペクトルは、断裂したHippoシグナリング経路制御の救済、特に転写調節不全の回復に基づいていた。本研究では、この顕著なカイジ効果の根底にある標的分子および細胞内および細胞内カスケードの定義および明確化を開始する。 カイジ治療の利点は、毒性や副作用がないという能力にある。結果として、この研究によって得られるデータは、 1)治療前および治療後の比較による、小RNAおよび非コード領域を含む癌患者のすべての転写された分子のエンサイクロペディア情報、2)病気からの回復し、治療過程の長いコースを通してQOLを改善する患者の加速する潜在力、を供給し得る。

主要目的 カイジ服用前後の生体分子装置変動の検出

副次的目的 癌治療端緒に始動する生体内分子装置の解明

対象疾患等
対象疾患または課題 槐耳が有効とされる癌(肝臓癌、乳癌、大腸癌等消化器癌、泌尿器科癌、前立腺癌、膵臓癌、肺癌等)、さらに癌ステムセルの存在による癌化促進と疑われる症例

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 最初から書くしかない。
 ・・・7月10日日曜日に入院。どういう病状、どういう経過だったか・・・
 
● 10日日曜日は、5時半から起きていたのでねむくなった。
●  そこで、朝7時にもう一回ねようと部屋を移動しかけたら、クチの中に多めの痰が出た。
 そういうことはあまりないので、ティシュに出してみた。
    ・・・・真っ赤な「たん」だった。
 10分ほどの間に5回。かわらずの血痰。

●  パートナーと相談、ただちに名大病院に走ることにした。
 今までのデータや経過のない近在の病院に行っても話が進まないから。

 ティシュを3箱、紙袋を3つ、積んだ。車中での「たん」をつつみ入れるため。
 赤いたんは出続けた。

●  パートナーは車を運転。
  ・・・高速の車中から、自分で名大病院に電話。
 ・・・事情や経過を説明・・・
   「了解しました。建物のここから入って、ここに行ってくたせさい。担当医師らには対応するようにしておきます」
・・・・

●    8時半前に名大病院に着いた。
 CTやレントゲン、他の検査の後、ベッドへ。
  ・・・泌尿器や呼吸器の医師らが何度も来た。
  ・・・ 「肺の転移から出血しているようです。このまま入院して様子をみましょう」‥・・となった。
 
   ≪日曜日に入院≫ということは、やっぱり、≪緊急入院≫になるのだろう。

   ・・・・「今、部屋の準備をしてるいので、しばらく待ってください」・・・

●  そのうちに部屋が決まって、ベッドごと移動した。
 ・・・・血痰は相かわらず続いた・・・

 昼過ぎて、パートナーらは帰った。
   (さぞ心配なところを、気丈にもありがとうございます。)

● ・・・・血痰は相かわらず続いた・・・
 15時ごろ、黄色い点滴薬が追加された。
  ・・・・16時ごろには、血痰は止まった。

● このあと、どんな進行をするかは全く予想がつかなかなった・・・・というのが正直な次第・ 

 看護師の人たちは、「良く出たねー」・・・という。
  私は比較する材料を持たないから・・・???

● こんな感じで、1日目が過ぎた・・・

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 昨日のブログで「じつは私、名大病院に入院中。」と書いた。
 理由を書くことにしようと思っている。
 日曜日に入院して以来、今日は医師の許可があったので、積極的に院内散歩をした。
 快適だった。
 
 だだ、夜はまだ、疲れたが出たので、
 今日は書くという約束だけで、眠ることにする。
 ああ、眠りが恋しい。ねむたい
 
 なお、昨7月13日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,186 訪問者数1074」。

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 昨日は「抗がん剤・2回目と放射線治療の5回目」があった。
 通常は、こんな身体への衝撃の多いと思われることを1日コースですることはないだろうと素人の私は思う。
 しかし、放射線治療の医師は、抗がん剤と放射線治療の重複は気ににしなくてよいというお墨付きを着けてくれた。
 よって、泌尿器科も安心して同日にやってくれた。

 とはいえ・・・・今日2日目の身体の反応は・・・どうだったか。
 A. 左の脇辺りのリンパ節肥大に伴う痛みは、ほぼ消えた。
 
  B. ただ、その肥大リンパ節は、まだ大きく、過去の治療の経験からしても、これから順に小さくなっていくはずの腫れ。
   (写真は、毎にと記録しているけど、あまりにグロテスクだから、ネットには載せない・・・笑)

  C. 上記のはれがパンクしたら大変だから、「肥大リンパに刺激の少なさそうな」シャツを選ぶために、パートナーに、名古屋駅ビルにある東海地区最大の「ユニクロ」に連れて行ってもらった。そして、肥大リンパにもっとも悪い刺激がないような「肌用兼外出用」のシャツを何着か選んだ。
 その会計の終わった時、「身体や足が疲れたなぁ」と「しゃがんで」いたくなった。
 つまり、それが、昨日の超ハードな治療の後遺症、ということ。

  D. ところで、抗がん剤の価格のことは、一回目に書いた。
  月当たりにすると、約「82万円」となる。

 ★ 2022年6月21日ブログ ⇒ ◆今日は入院8日目かつ退院日。抗がん剤の副作用らしきも、何もない/抗がん剤カバジタキセル(ジェブタナ)とセットのジーラスタで「約62万円」VS「退院祝い」の昼食は2人で1100円。
・・・・では、肝心の抗がん剤はいくらか。調べてみた。
 抗がん剤カバジタキセル(ジェブタナ)は、
「3~4週間に1回」点滴静注で使う薬剤。
  2014年に登場・発売されたときは、1回分約59万円 
  2020年ごろから、価格が引き下げられ、「511456円」。
  1回分約51万円。
●つまり、セットのこの2種だけで、
「51.15+10.86」=約62万円。
 これが標準3週間に一回使うだから、
 月当たりにすると、約「82万円」となる。・・・・・


 E. さらに、今月は放射線治療が加わる。
  今回はリニアックという治療。
  治療計画の設計から5回の放射線治療までの治療費はおおざっぱに「4万円」ほど。

 F. これらを合計すると、概算すると「86万円」位になりそう。
  ヒョエーッ、愕然とする。
 もちろん、国保の本人負担分は「2割」だし、高額医療の対象になるから後日、国保から本人に返還(但し、要申請)される部分の金額はそれなりにある。。
 ともかく、おどろくばかりのがん治療費。

 G. 実際、今日は、名大病院の会計で、「クレジットカードの上限額に達したので落ちない」となってしまった。
 とりあえずは、普段は使わない「別のカードで支払う」ことができた。ホッ・・・

 とブログにたどり着いて、ホッ・・・・・・・・昨7月7日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,355 訪問者数961」だった。

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 今日は入院8日目。
● 抗がん剤の副作用らしきも、何もない。
 「抗がん剤は便秘になる」とよく言われるけれど、今回の薬はそんなこともない。
    もちろん、便秘防止の漢方薬はちゃんと服用しているけれど、ね。

 ところで、今日は、退院日で、入院関係の諸費や薬剤費などを請求された。
 それで、主たる薬剤費を調べ見た。

● 抗がん剤の「次の日に注射」された
   「 ジーラスタ皮下注3.6mg 」という    
  ★≪がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制≫という効果をもつ薬は、副作用の一番に「発熱」が挙がっている。

 実際に、2日間は「37.0」度以上の熱が出た。
 ただ、ベースの体温が「36.5」度程度の私には、格別の不調は感じない。
 とはいえ、びっくりしたのは、その価格。
 ネットで調べてみたら「108558円」

●ところで写真は、病院からの帰りのイオンの
フードコートで、「退院祝い」に
「花丸うどん」の「ひやかけ。卵まし、揚げまし」と
「スガキヤの冷やし中華」を二人で食べた
・・・・費用は約1100円。


● では、肝心の抗がん剤はいくらか。調べてみた。
 抗がん剤カバジタキセル(ジェブタナ)は、
「3~4週間に1回」点滴静注で使う薬剤。

  2014年に登場・発売されたときは、1回分約59万円 
  2020年ごろから、価格が引き下げられ、「511456円」。
  1回分約51万円。

●つまり、セットのこの2種だけで、
「51.15+10.86」=約62万円。
 これが標準3週間に一回使うだから、
 月当たりにすると、約「82万円」となる。

 ヒョエーッ、愕然とする。

●国保の本人負担分は「3割」。もちろん、高額医療の対象にはなる。
 ま、おどろくばかりのがん治療費。

 このあまりに違う世界は何だ・・・たまたま値上がりの時期とはいえ、もともと「価格破壊」の日常生活と医療との格差はなんなんだ。
そんな実感が満ちる。

 なお、昨6月20日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,748 訪問者数835」。

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今日は。入院4日目。
昨日の午後に抗がん剤のカバジタキセル(ジェブタナ)を点滴した。

●その夕方から、左肩の激痛は全く無い。
この痛みは、「肩を突き上げる痛み」、言葉で表してみると、

≪左肩の中から骨が2つに割れるように痛み、かつ、同時に左腕に襲ってくる激痛、しかも突然に襲ってきて、出たら止まらない痛み≫

これは私の想像では、「がんが少しずつ肥大してきたこと」での肩の中の神経の圧迫にともない発生する痛み。

●夜の就寝タイムも、痛みがなくて、1ヶ月ぶりほどにぐっすりと眠れた、という印象。
抗がん剤に感謝、感謝、と言うばかり。

●今日の朝も、痛みはなく、昼も、肩を突き上げる痛みは全く出てこない。
もちろん、夕方前、そうそう、丸1日経った今もその流れの中にある。

しいていえば、 4月ごろ以来の「放射線治療による神経障害性疼痛」と思われる場所である、「左肩の肩甲骨の痛み」が朝からピンポイントでほんの少し感じられた。
 これ「例の「突然来る、とまらない撃痛」とは種類が違う。
 4月でていて、少しずつ強くなっている痛み。
 放射線治療の後遺症の痛み。

●夕方17時半まえ、先ほど看護師さんにお願いして痛み止めを持ってきてもらった。
 看護師さんに「痛みの程度は?」と問われて、「痛みレベル10のうちの1」程度と答えた。そんな程度。
この痛みは、別の「肩を突き上げる痛み」、つまり私の想像では、「がんが少しずつ肥大して行くこと」での方の中の神経への圧迫にともなう、圧迫に、より発生す。痛み、しかも、とまらない撃痛とは種類が違うと、見て良いと思う。

●ところで、今朝、主治医がきた時に、まず、「いかがですか」と問われ、以上書いたような、昨夕から朝までの経過を話したら、「それはよかった」と、とても喜んでくれた。

併せて、私が、「こんなによく効いているし、身体の不調もないから、抗がん剤投与の次の日取りを繰り上げてもよいのでは」と、提案した。
主治医は「まあ、そうですね。」と言う返事。
その他いくつかのことを話し合った。

いずれにしても、退院日の火曜日に「次の日程を出しましょう」というのが最後の締め。

★なお、ここまで、音声入力で6分だった。(なお、ブログ画面上での誤記の訂正と文の修正がここまで12分)

あとは誤変換を修正する。
それはブログの画面でやった方が紙面作りにもなるから、そちらブログに移ってしよう。

それにしても「音声入力」はすばらしく速い。
「それなりに正確に文字に変換してくれる時代になった」と驚いている私。。
ここまで1分。

さて、「痛み」の有無によってわかる今の私の状況にかる「抗がん剤のとりあえずの効果」の続きについては、
この後のコーヒータイムや、夕食の後のブログの最終確定で書くことにしよう。
そういうことで「癌による今日の痛み」の経過が記録できるだろう。
(ここまで、音声入力とブログの修正・追記のすべてで35分でした)

★≪ここからは20時45分から≫
 書き込みや上記の修正や追記など。
 そして、抗がん剤の投与後「1日とちょっとの痛みや身体の反応」のまとめ。

 昨日の午後に抗がん剤のカバジタキセルを点滴した。
 そのあと「約30時間」近く経過したけれど、左肩から腕に突然襲ってくる激痛は全く無い。
 素人考えでは、がん細胞がビックリして縮小し、神経を圧迫しなくなったからではないか。
 ・・・とうことで、今日はここまでにしておく。
 
 なお、昨日6月16日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,777 訪問者数933」。

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 今日は入院3日目。
 一昨日と昨日は音声入力のやり方を勉強しながら、その成果を中心にブログにしました。
 昨日はパソコンに直接入力することもできるようになりました。
 だから昨日はブログも入力しながら、作成画面で入力しながらそのまま作ることができました。

 とはいえ、まだスマホのラインの画面のように簡単に、かつ、間違いなしにというのは苦手のようです。

 まあ。私がもっとなれればいいことだろうと思うので今日はワードの画面上で作って、 Gooブログの作成画面にコピペしようと思っています。

 さて、さて、なぜ入院しているかについては、まだ報告していませんでした。
 なので説明をします。

● 抗がん剤
 ★1  抗がん剤の種類
 一つは、前立腺がんの治療のための抗がん剤の点滴をするからです。
 抗がん剤は、カバジタキセル(ジェブタナ)という薬です。

 前立腺がんには、ドセタキセルとカバジタキセルの抗がん剤が保険適用で認められています。
 ドセタキセルは、乳がんとか他の癌にも使われる、歴史のある抗がん剤で、使用量もおおく、その分、価格もとても安くなっています。
 前立腺癌では治療の中期ごろに使うことが推奨されているといっていいと思います。

 これに対してカバジタキセルは、前立腺がんのドセタキセルの後にしか使えない薬で、他の癌には認められていません。
 だから、価格もとても高価です。その金額はここでは書きません。
 ともかく。毎月そんな金額があれば、充分のさらに充分に生活できていくね、というような金額です。
 興味があれば、どちらも調べてみてね。

 ★2 私のドセタキセルの使用歴
 私はドセタキセルは、一年半前、2020年12月から2021年1月に使いました。
 しかしその病院の主治医は、「あなたには効果が無い」と判断して、「二回」で打ち止めにしました。

 先日、抗がん剤の勉強をしていたら、★≪タキソテールのADTとの併用は、日本では保険で認められていなかった。それが2021年9月に保険収載され、現在では保険で使用できるようになっている≫書かれていました。
 薬価が安くなったこともあるのだろうと、素人判断しています。

 ★3 私とカバジタキセル
 ところで、ドセタキセルよりカバジタキセルの方が強い、というふうに言われています。
 私の今の主治医は、使えれば結構長く使える薬だよ、といっています。
 ただし、 100%の人に骨髄抑制が起きるので、血液、好中球の状態の確認が大切とされています。

 他方で、今の医学の標準療法では、カバジタキセルを使い終わるとあとはもう使う薬は何もない、という医師もいます。
 あとは「緩和医療へどうぞ」というわけです。

 ★4 その、抗がん剤カバジタキセルは私は今日の午後に病室のベッドで点滴を受けます。
どんな展開になる?
ざっくばらんに言えば、効くかどうかは、まったくわかりません。
 抗がん剤が効く確率は約30%、というような趣旨の説明があります(2020年の番組での国立がんセンター東病院の医師の説明、ほか)。

 なんかの試験よりは難しい、いや簡単、やっぱりやってみないとわからんねえ、と言うのが今日の12時、点滴直前の今の私の気持ちです。

 ★5 音声入力、ここまで約35分で書いてきました。(文字の点検や、ごく一部の変更はあとで)
 まだ二回目の音声入力という意味では、まあまあだと思っています。なんでも、自画自賛するタイプですから(笑)

 あとの続きは、抗がん剤の点滴を済ませて、身体に余裕があれば、今回の入院のもう一つの補助的な理由も書こうと思っています。

 ★6 抗がん剤カバジタキセル投与の感想
 今20時15分。上記の文字の点検や、ごく一部の変更を20時過ぎから。
 
 投与は、16時頃に終わりました。
 なんの不快感も、吐き気も、疲労感もありません。
 左肩当たりの張り、関連して発生する痛みなども、今は消えています。
 このまま、痛みなしでいければいいと期待しています。
 ということで、今日はここまでにします。
 明日はどういう反応が出るかも分からないし・・・
  ではでは、病室から、「バイバイ」。

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 しばらく前に、「昨年一年間の治療の経過と記録」をまとめておく、との旨を書いた。
 が、なんだかだで、ずるずると来てしまったので今日は、「告知を受けてからの2年間のまとめ」をブログにしておく。

 まず、1年前の2021年2月22日のブログには「前年1年間のまとめ」として、告知を受けてからとその後の治療のことが書いてある。
 一部の人は私の大まかな変化を記憶されていると思うが、このブログを読んでくださる人の多くが必ずしもそうではないので、まず、【1年目】の一年間の表や説明を抜粋しておく。(詳しくは、今日の後半でつけたリンク先をご覧ください) 
 そして続きとして【2年目】のまとめを今日初めて、ブログに載せる。
 全体として長文だけど、「一人の当事者の進行形の記録」として最後まで見ていただけると嬉しい。

 まず、簡潔にこの1年=【2年目】の特徴を言うと次のようであろうか。(詳しくは、後半に述べる。もちろん、表もつける)
 (1) 腫瘍マーカー PSAは、年間平均しても、細かく見ても、きわめて「高値」で推移。しかも、ジェットコースターのように上下した。
 (2) この1年、薬疹、発熱続き、CRP(炎症反応)の高値が続く。帯状疱疹も出た。
   身体・体調にアクシデントが何回か発生したのは、どういう体調を目指すかの目安を示してくれたと受け止める。
 (3) いろんな治療薬、治療法をチャレンジさせてくれる主治医と出会って、成り行きは「いつも深刻なレベル」とは言いながらも、先を見ることに余裕がある。もちろん、「さすが」というアドバイス、判断、処置があるので感謝している。
 (4) 放射線緩和治療という抜群に自分に合った治療法を的確に行ってくれる医療機関に巡り合えて、これからのことに「強い味方」ができた。

★★★★★★★★★★では、まず【1年目】のまとめの表や説明を抜粋  ★★★★★★★★★★★
【1年目】の1-● 告知
 2020年2月12日に岐阜大学病院で「前立腺がん」との告知を受けた。
 前立腺がんの腫瘍マーカー PSAの基準値は「4以下」。
対して私のPSAは「2392」。これだけで、「がん」は、ほぼ間違いないと断定される。
 その翌日から行われた各種検査。
 
 МRIの画像では、前立腺の本体や周辺でのがんの状況、そけいリンパ節の肥大などが指摘され、他の臓器等への転移はとりあえずは見つからなかった。「前立腺癌、リンパ節転移、多発骨転移 PI-RADS (辺縁域カテゴリー1 移行域カテゴリー5)」。
 造影CTでも、「前立腺癌:多発骨転移、右閉鎖リンパ節転移」
 骨シンチのAIの判定では「びまん性骨転移。骨転移は90スポット」。
 
 医師は各種の検査結果を見ながら、「あなたのガンはアグレッシブなガンですね」

【1年目】の2-● 3度の「生検」でもがん細胞はみつからなかった
 がんの進行状況や性質、悪性度などを調べるための「生検」をするのが基本。
 告知日に、医師から、まず「生検」を、といわれたが、
 私は、生検すると出血などかあるので3週間は画像検査ができないとされているらしいから、まだ、生検はしたくないと断った。

 ちなみに、6月に東京女子医大で行った生検では「すでにホルモン療法を始めているからだろう『焼け野原』で、がん細胞は見つからなかった。」とされた。(私は、自分の調べた範囲での標準療法の病院として、3月に岐阜から東京女子医大に通院先を移していた)

 11月には、「抗がん剤治療が必要」と判断した前記医師の勧めで東京から、自宅から1時間圏である名古屋に治療拠点を移した。
 名古屋大学病院での11月19日の生検結果は当月末に聞かされたが、「12カ所調べたが、がん細胞は見つからなかった」。
 「遺伝子なども調べてほしい」という私の希望で、担当医が整形外科の医師に強く依頼してくれて、11月20日に行った腰の腸骨からの細胞採取手術(2時間)の結果でも、「ガン細胞は見つからなかった」。

 医師いわく「まだ、寺町さんの『がん』は誰も見ていない」
 つづけて医師は「あなたのガンはどぎついガンですね」

【1年目】の3-● 前立腺がんのステージ
 前立腺がんは、局所だけの原発巣であれば、手術とか放射線で治療ができる(俗にステージ1、2)とされ、ほぼ、100% 完治、とまで言われる。他方で、私のように、すでに多数の骨転移がある場合は(俗にステージ4)で、男性ホルモンをコントロールする薬を飲んであとは、進行に合わせた薬を使ったり、さらに進むと抗がん剤(2種類が認可)を使うとかが標準療法。
 がんの進み方が早いか遅いかは人それぞれ(癌の活発さ、それぞれ)で、進んでみなければわからない。

【1年目】の4-● ただちに治療開始
 告知日に岐阜大学の医師は、「最近の治療の考えた方では、最初から抗がん剤で行くとか、(強くて新しい第2世代の)ホルモン療法を使うとかが良いとされています。」
 「(従来からの)ホルモン療法であれば、開始は今日からでも、来週からでもいいですよ」

 私は、告知されその日に「抗がん剤」治療、あるいは最強治療薬を使うなんてとても想定の範囲外で、まず旧来の治療をお願いした。
 告知日からすぐに、基本パターンの男性ホルモンをコントロールする療法を開始した。

【1年目】の5-● 抗がん剤は効かなかった
 12月1日に抗がん剤ドセタキセルを入院して点滴した。が、4週間後の2回目の抗がん剤・点滴日の血液検査で、腫瘍マーカー PSAが下がるどころか、逆に上昇していた。
 念のため、一週間後も検査したが、同旨。そこで医師は、「抗がん剤は効かないから、2回で中止する」と決めた。
 「告知後、1年もたっていないのに抗がん剤を使う」という事実に自分のがんの進行の速さに驚いている当事者にとって、「あの、抗がん剤すら効かない」がんだと宣告されて、汗がにじむ思い。

【1年目】の6-● BRCA遺伝子変異の検査
 冬休み中に、情報収集したら、2年前から乳癌などで認可されているBRCA遺伝子変異患者のためのリムパーザという分子標的薬があり、来る1月からは「去勢抵抗性前立腺がん」にも適用になると決まった、という。
 そこで、まず、名大病院はそういうこともすぐに受付可能な施設だったので、1月冒頭の主治医の診察日に並行して「遺伝子検査担当」と面談、数日後に「自費での検査の採血」まで進めた。

 後日、「BRCA2遺伝子変異」との結果が示された。
 あとは、前立腺がんを担当する泌尿器科の主治医の「保険上の指定の検査」を受けて、その結果で「BRCA2遺伝子変異」とでれば(ほぼ、間違いなく出るはず、との旨)保険適用で新規の治療薬が使える。

 ただし、1月から泌尿器科で初めて始まった手続きなので、進行の関係がまだ未確定なところもありそう。すると、2月3月まで、治療開始が延びる可能性もあった。
 ともかく実際に、このリムパーザを使うのは、別の治療の関係で4月からになった。

【1年目】の7-● ゾーフィゴ(放射性塩化ラジウム223)を注射して、全身の骨転移がんをやっつける治療
 遺伝子変異の検査とは別の進行で、放射線科の担当のゾーフィゴ(放射性塩化ラジウム223)も進めた。
 ゾーフィゴは「3週間おきに6回」と決まっている。
 だから、1月末から開始できるゾーフィゴに着手するか、前項の2月3月まで不確定なリムパーザ治療にするか、迷い、意見がそれぞれの医師らでも分かれ、私たちも分かれた。
 最終的に、ゾーフィゴから開始した。

【1年目のまとめ】
 以上、治療開始から最初の「1年間」ことは、2021年2月22日のブログにまとめてある。
  ≪◆癌の告知から「丸1年」たったのでこの間の整理/7月に最低になった腫瘍マーカーPSAは、その後は上がり続けている。身体になんの痛みも不快も自覚症状もないのに≫  (今日の後半で、図表や一部を再掲し・リンクしておく)

★参考までに、「告知から1年目=2020年の経過など」を整理したブログから転記、抜粋、リンク。
◆癌の告知から「丸1年」たったのでこの間の整理/7月に最低になった腫瘍マーカーPSAは、その後は上がり続けている。身体になんの痛みも不快も自覚症状もないのに  2021年2月22日のまとめ
 
(写真をクリックすると拡大)

 ・・・(略)・・・ 昨年2020年2月12日、前立腺がんの腫瘍マーカーは基準値が「4以下」だけど、そのとき私は「PSA2392」。
 「前立腺がん」の告知を受け・・・・

★★★★★★★★★★ ここから【2年目】のまとめ   ★★★★★★★★★★★

★上記の2021年2月22日のブログに、1年目の末の気持ちの報告のころの「私の希望」が書いてある。
★【2年目】のまとめの書き出しは、まず「その希望に対する結果」から書く。

 ●-3 ゾーフィゴ ⇒ PSAは上がっていくのに、転移カ所は減っていくという??? な進み具合。
 ●-4 ゲノム・遺伝子検査 ⇒BRCA2変異陽性が分かった。その患者は、いろんな治療がほとんど効かず、結果として、癌の進行・悪化がとても早いタイプ、そんな旨が明らかになっている。まさに、最後の希望が開きかけた、文字通りその印象。
 ●-5 ホルモン療法の再開をしてほしい
 ●-6 現に腫瘍マーカー PSAは更に上昇し続けている

★ さて、上記のとおりの「告知から2年目に入った時の希望」はどうなっていっていたか・・・そこをまず回答風に書いてから、後半に【2年目】のアクシデントを書く。何しろ、想定外のアクシデントが続いた(正確には、【3年目】に入ったいま、3月現在も続いている)

【2年目】の1-● ゾーフィゴ(放射性塩化ラジウム223)を注射して、全身の骨転移がんをやっつける治療
●-3 ゾーフィゴ ⇒ PSAは上がっていくのに、転移カ所は減っていくという??? な進み具合。

 1年経過して、今の答えは・・・⇒ 「ゾーフィゴは本来は6回行う、かつ、一人につきワンクールだけ」が保険の定め。つまり、途中でやめるとせっかくの治療の権利を放棄することになる・・・私は、3回の点滴後の4月に「腫瘍マーカー PSA 536」と上昇して、さすがに継続できなかった。当時の主治医も同判断。
 今から考えると、PSAが1000でも2000でもいいから続ける、6回行うべきだったと反省している。
 ともかく、後日、書くが、「骨シンチ」の検査で、AIの判定では骨転移が大幅に減ってきたところ、相応の貢献をしてくれたのであろう治療法と受け止めている。

【2年目】の2-● ゲノム・遺伝子検査でBRCA2遺伝子変異がみつかった
 ●-4 ゲノム・遺伝子検査
 
1年経過して、今の答えは・・・⇒BRCA2遺伝子変異陽性が分かった。その患者は、いろんな治療がほとんど効かず、結果として、癌の進行・悪化がとても早いタイプ、そんな旨が明らかになっている。まさに、最後の希望が開きかけた、文字通りその印象。
 1年経過して、今の答えは・・・⇒ BRCA2遺伝子変異の患者であることが保険上も確定して、4月から治療薬「リムパーザ」が使えるようになった喜びは大きかった。
 PSAは2か月で「815から212」まで下がった。

 では、なぜ、200辺りで下げ止まったかについての私見は、すでに8月以前から「10月に放射線治療を受ける」場所のがんが動いていて、PSAを上昇させ始めていたからだろうと考える。
 また、落ち着いたら、「リムパーザ」を使いたいと主治医にお願いしている。

【2年目】の3-● 途中、第2世代ホルモン療法はできず
 ●-5 ホルモン療法の再開をしてほしい

 1年経過して、今の答えは・・・⇒当時の主治医は、「抗がん剤・ドセタキセル」も使ったし、あと寺町さんに保険でできることは「次の抗がん剤・カバジタキセル」を使うことだけ、という旨で、第2世代ホルモン療法を認めてくれなかった。
 1月に主治医が交代したけど、2月も3月も、答えは「ゾーフィゴ・放射線治療中だからホルモン療法はダメ」。
 8月に交代した主治医は、第2世代ホルモン療法薬も前向きに使ってくれた。

【2年目】の4-●  腫瘍マーカー PSA
 ●-6 現に腫瘍マーカー PSAは更に上昇し続けている

 【1年目】のPSAは、最低で7月に「2」まで下がったものの、年末は144。  
 1年経過して、今の答えは・・・⇒ 上昇をつづけ、その後、ジェットコースターの私の腫瘍マーカー PSA。

 【2年目】のPSA
 2年目に入った「2021年1月の144」から「4月の815」へと急上昇、
 その後もジェットコースターのように急降下してくれたと思ったら、また、急上昇・・・を繰り返した。
の全体を示した表の右端、つまり直近のPSAは「2月3日 604」で終わっている。
 その後「2月20日のPSA 955」と結果が届いている。
 なんと、この一年間の最大値がいま現在の数値・・・と脂汗か

★ さてさて、これからは、【2年目】の期間中は「想定外のアクシデント」が続いたことを整理したい。

【2年目】の5-● まず、一年間の経過の表 
その「告知から2年目」の治療のことや、前立腺がんの一番明瞭な指標とされる「PSA」の変化もグラフにしたのが、今日2022年3月19日のブログ。
 ●(告知から2年目=)2021年の経過  薬や処置、PSA、ALP、CRP (2022.02.末 本人作成) 
  (2020年2月告知PSA「2392」。PSA最低は同年7月の「2」)

 

【2年目】の6-● 「去勢抵抗性前立腺がん」の治療薬や他の身体の不調など
◆ (アーリーダ 2020年6月~
   2020年 ①12月1日 ②28日 ドセタキセル 中止 (プレドニン 4月まで) )

  ゾーフィゴ(放射性塩化ラジウム223)の注射
   (1月26日、3月2日、30日の3回注射したところで、PSAが高値になったので中止した)

★2021年  (アーリーダ 2月7日~22日 1錠/日: てもとに残っていた薬を勝手に飲んだだけ。PSAは下がった)
  エストラサイト/2月24日~4月2日  2錠/2回/日
  リムパーザ/4月7日から9月26日 2錠/2回/日
  エンザルタミド/9.27~10.11

  薬疹10.11~20日頃
  発熱~11月初頃まで

  エンザルタミド/11月9日に再開~ 就寝前・2錠/日

★ 2022年1月~  アビラテロン (+プレドニン10ミリ)/ 1月11日~
 
  1月、帯状疱疹でる

【2年目】の7-● 緩和的放射線治療の道がひらけた 
 ★「痛み」に対する緩和的放射線治療/名古屋市立大学/2回とも抜群に効いた
   ◆左脇下から腕 2021年10月18日~4グレイ×5日間
   ◆リンパ節肥大・左胸壁腫瘤/2022年2月2日~4グレイ×5日間

 ※ この劇的な効果の激痛緩和療法につき、日本語では理解してもらえないようなので、痛みがいかにひどかったか、そして、放射線治療でいかに痛みが超速攻的に改善・解消したかを視覚的に表すために考えた図表がある。もちろん、解説や放射線治療の経過も書いた。今日のブログの末に主要部を抜粋し、かつ、当該「2022年3月12日ブログ」にリンクしておくので、参考になれば幸い。

【2年目】の8-● アクシデント 
 ★ 帯状疱疹 1月14日.18日.24日通院
   皮膚科医から、がんの痛み止めとして強い薬が出ているようなので、皮膚科ではこれ以上強い痛み止めは出すものはない、といわれた。
 その意味は、通常「激痛」とされる帯状疱疹の痛みにつき、私はがんの痛み止めを(12月から1月)服用していたので、帯状疱疹であるからと考えられる痛みは全く感じなかった。それほど、がんの痛みの方が強いということと認識できた。

 ★右上の歯の疾患? (2021年秋から)
    (2022年1月からランマーク中止) ⇒ 今後の大切な課題

【2年目】の9-● 報告の要点/簡潔にこの1年の特徴を言うと
 (1) 腫瘍マーカー PSAは、年間平均しても、細かく見て、きわめて「高値」で推移。しかも、ジェットコースターのように上下した。
 (2) いろんな治療薬、治療法をチャレンジさせてくれる主治医と出会って、成り行きは「いつも深刻なレベル」とは言いながらも、先を見ることに余裕がある。もちろん、「さすが」というアドバイス、判断、処置があることは前提。
 (3) 放射線治療という抜群に自分に合った治療法、医療機関に巡り合えて、これからの治療に「強い味方」ができた感じ。
 (4) 薬疹、発熱続き、CRP(炎症反応)の高値が続く。帯状疱疹も出た。
   身体・体調にアクシデントが何回か発生したのは、どういう体調を目指すかの目安を示してくれたと受け止める。

【2年目】の10-● 2年目の経験をもとに、3年目に臨む
 治療や体調の管理には慎重にならないといけないのは当然として、いろんなアクシデントを経験したので、より多面的なとらえ方で自分のがんと向き合っていこう。良いことも悪いことも。 (以上)

(関連・参考データ)
★2022年3月12日ブログの一部
   ◆「がん」の痛みが消えた、たった5回の放射線治療で。驚くべき効果の「がん・疼痛緩和」の放射線治療/その超即効、劇的効果は言葉では表わしにくいのでエクセルで表現してみた
20. 抜群の「疼痛緩和」の放射線治療「痛みが即効的にほぼ消えたことを鎮痛剤で示す表」を作ってみた
 なかなか、具体的に理解してもらえない「超即効的な放射線治療」の痛み軽減。
 日本語では理解してもらえないようなので、痛みがいかにひどかったか、そして、放射線治療でいかに痛みが超速攻的に改善・解消したかを視覚的に表すために考えたのが次。

 「12月から、毎日、何錠も使用している痛み止めが、日ごとに不要になっていく」ということをエクセルの表にして、つまり、「痛み止めの使用の状況・変化で即効的に痛みがとんだこと」をあらわしてみようということ。
 12月中旬から2月に照射が始まる日まで、通常の痛み止めとしては最も強い鎮痛薬を飲用していた。
それが照射の最終・5日目からは、まったく飲んでいないということが、放射線治療の効果がいかにすごいかを表していると私は実感している。

「 表」の見方。
●痛みの期間、
その時の痛み止め薬の使用状況、
その痛み止め薬を簡単に点数化してみた、


次に、●放射線治療の期間や回数、
照射に即効的に反応したのは「痛みの軽減」、
とうぜん、痛み止め薬は「使用減」として反映した、

【黄色線部 約50日、痛みが増加し激しくなっていった。痛み止めも増え、薬剤を点数化すると点数は徐々に上がる。】

●「この痛み期間の薬の多様=痛みの強さと
放射線治療後の痛みの軽減」

【緑色線部 約5日の放射線治療で痛みが激減した。
痛み止めも減り、薬剤を点数化すると点数は激減する。】

このあたりを見てほしい。


 念のため、私が今回12月から1月に使用した「痛み止め薬」の概略は以下。
・・・(以下、略)・・・


 なお、昨日3月24日の私のブログへのアクセスは「閲覧数1,976 訪問者数793」。

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 昨年12月から始まって、日ごとにひどくなった私の「肩甲骨から左肩あたりの痛み」。
 1月6日の泌尿器科主治医の診察の時にそのことを申告したら、「すぐにCT検査へ行ってきて」。

◆-1 CTの読映医の判断(報告書)には、
 「左小胸筋下~肋間部に新たに腫瘤。新たに別部位のリンパ節の軽度腫大を認め、周囲には脂肪織濃度上昇。転移としては非典型的な部位」「左胸壁腫瘤が出現」などの記載がある。
  (※2022年2月10日ブログ⇒ ◆CTの画像診断の説明と私にとっての意味づけ)
 私の上記の12月からの「痛み」は、リンパの肥大が原因との認定の可能性が示された。
 
◆-2 後日、放射線治療を受けるための問診・相談で、放射線治療担当医師によれば肩甲骨の痛みは「放散痛」らしい。
 つまり、「骨転移」が高じたのでなく、「どっかから来てリンパにがんが はびこった」ということだろうか・・・ある意味では気持ち悪いと思った。
 医師は、「『どこか』からリンパに来た。ここを治療すると、治療したところから先に癌が(飛んで)行くわけではない」という旨。
 リンパ節で肥大したがんに放射線を照射して治療するということについて、「放っておいたら、(肥大が)爆発したらどうなるか」(考えるまでもない)と医師にさとされた。当然のことだ。
 それと、今回2月の治療は、肩甲骨全体にも照射しようという方向も示された。

◆-3 素朴に、リンパ節で肥大したがんをたたいたらどうなるか、一般人には分かりにくい。私はイメージかつかない。ただ、放射線治療を行って40日ほど経過、今は結果として肩や肩甲骨の激痛も消失したし、脂肪のこぶも消えた。

 ちょうど、昨日のブログ ◆「がん」の痛みが消えた、たった5回の放射線治療で・・・ の17番で、「・・・それが今回、『リンパ節肥大』が起きているということは、『がん』がリンパ節に来たということになるはず・・・さて、その意味は、別に改めて整理しよう・・・」と書いたので、上記の経過説明とともに、参考として下記にリンク、抜粋しておく。(もちろん、リンパ腫と私の場合のリンパ節への転移がんとは同じではないだろうが)

◆-4 基本認識は、がん研有明病院の「リンパ腫 放射線治療の概要」にある通り、「他のがんに比べて少ない照射線量(照射回数)で治療効果が得られるのが一般的」とあるので、あまり深刻に放射線治療を考える必要はなかったのは幸い。
 ただし、今後も、頻繁に『リンパ節肥大』が起きるような気持ち悪いことだ。

◆-5 用語としての【腫瘤】とは・・・「炎症性か腫瘍性かはっきりしない場合などに用いる」ということで、冒頭の読映医の記述が理解できる。

◆-6 「胸壁腫瘤」について、まず「胸壁腫瘍」ではなく「瘤(こぶ)」なので、勘違い無いように。とはいえ、「急速に増大する胸壁腫瘤」について悪いケースの病状報告(2008年 藤沢市民病院)があったので、こちらもリンクし、抜粋しておく。

◆-7 私の現在の状況に関しては、次の解説が関連深い解説だと読んだ。
 ●鎖骨上窩リンパ節腫大の原因/つねぴーblog@内科専門医  2016-08-20/
   ■なぜ鎖骨上リンパ節が臨床的に重要なのか
   ■どこの悪性腫瘍が鎖骨リンパ節に転移しているのか

◆-8 そのほか、次の情報にリンクし、一部は抜粋しておく。
●リンパ球の役割。リンパ組織とは?/リンパ腫とは/武田薬品
●腋窩リンパ節 鎖骨リンパなどの図解もある/乳腺 
●推 奨・乳房全切除術後放射線療法(PMRT)が勧められる/癌診療ガイドライン2018年版

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●リンパ腫 放射線治療の概要  がん研有明病院
悪性リンパ腫の初期には、腫れ・こぶ(腫瘤)がみられますが、症状に乏しいことが多いため、早期発見されにくいがんの一つとされています。
・・・(略)・・・リンパ腫の治療方法は種類ごとに異なりますが、他のがんに比べて少ない照射線量(照射回数)で治療効果が得られるのが一般的です・・・(以下、略)・・・

●リンパ球の役割。リンパ組織とは?
    リンパ腫とは /武田薬品
 リンパ球の働きとは?
血液は液体成分と細胞成分に分けられ、液体成分には血漿(けっしょう)、細胞成分には赤血球、白血球、血小板があります。

細胞成分は骨の中心にある骨髄で造血幹細胞が分化して作られるもので、赤血球は酸素や二酸化炭素を全身に運ぶ役割、血小板は出血をとめる役割、白血球は異物の侵入から体を守る免疫の役割をしています。
・・・(略)・・・

リンパ組織とは、骨髄、胸腺(きょうせん)のようにリンパ球が作られ、増えているところ(一次リンパ組織)と、リンパ節、扁桃腺(へんとうせん)、脾臓(ひぞう)、腸管のパイエル板など免疫反応の場となるところ(二次リンパ組織)を指します。

リンパ球は血液の中だけでなく、リンパ管を通じて、全身に約500個あるリンパ節や扁桃腺、脾臓、腸管のパイエル板、胸腺などをめぐっています。
リンパ球はリンパ液と血液中を行き来しながら、病原体や異物の侵入に備え、パトロールしています。

●腋窩リンパ節 鎖骨リンパなどの図解もある
       乳腺 

●推 奨・乳房全切除術後放射線療法(PMRT)が勧められる。
     乳癌診療ガイドライン2018年版
〔推奨の強さ:1~2,エビデンスの強さ:中,合意率:合意に至らず〕

背景・目的/ 腋窩リンパ節転移4個以上陽性患者における乳房全切除術後放射線療法(PMRT)については,局所・領域リンパ節再発の抑止のみならず,生存率への寄与も示されており,行うことが標準治療である(放射線BQ5参照)。一方,腋窩リンパ節転移1~3個陽性患者におけるPMRTについては,全例に行うべきかどうかいまだ議論の余地がある。このような患者に対するPMRTの有効性と安全性について検討する。

●鎖骨上窩リンパ節腫大の原因
         つねぴーblog@内科専門医  2016-08-20
鎖骨上窩リンパ節が腫大すると悪性腫瘍の可能性を考えなければならない(鎖骨上窩のリンパ節は健常人でも大きくなりやすいので1cm以上の大きさが異常とされている。)。

体の他の部位のリンパ節が腫大している場合、悪性腫瘍の可能性は1%ほどであるが、鎖骨上窩リンパ節腫大の場合はもっと可能性は高い。とある論文によると鎖骨上窩リンパ節腫大で40歳以上の場合は90%、40歳未満の場合は25%が悪性腫瘍と指摘されている。

■なぜ鎖骨上リンパ節が臨床的に重要なのか
鎖骨上リンパ節は全身のリンパ流の流出路(左右の内頸静脈と鎖骨下静脈の合流点)のすぐ近くに位置しており、腫瘍なリンパ管の集約点的な場所になっている。その為鎖骨上窩リンパ節の腫大は胸腔や腹腔内の腫瘍など一般的な診察では触知できないリンパ節の腫大、悪性腫瘍を予測するための重要なサインとなりうる。


■どこの悪性腫瘍が鎖骨リンパ節に転移しているのか
解剖学的に考えると…
右鎖骨上リンパ節は胸郭内(縦隔、肺、食道)からリンパの流れを受ける
左鎖骨上リンパ節は胸郭内(縦隔、肺、食道)に加えて腹部の肝胆膵、腎臓、精巣、卵巣、前立腺からのリンパも受ける
横隔膜より上側の肺がんや乳がんは左右のリンパ節に均等に転移しうるが、横隔膜よりも下側の癌であれば左鎖骨リンパ節に転移することになる。

が、解剖学的な流れを裏切り横隔膜より下のがんでも右鎖骨上リンパ節に転移するものも一定数あるようだ(およそ25%)。原因としては転移性の腫瘍がまず縦隔のリンパ節に転移し、そこから右側の気管支縦隔のリンパ世間を経由して右鎖骨上リンパ節に転移していると考えられる。

まとめ
右鎖骨上リンパ節腫大があれば肺がん、乳がんが原因としては圧倒的に多いが、他の癌の可能性も否定はできない。
左鎖骨上リンパ節腫大があれば 肺がんや乳がんが比較的多いが、他の腫瘍の可能性も十分にあり、とりあえずは何らかの癌を示唆している

●【用語】 腫瘤とは・・・  看護roo! 2019/06/11
腫瘤(しゅりゅう)とは、「できもの」や「瘤(こぶ)」「はれもの」などの総称のことである。しこりと呼ばれることもある。炎症性か腫瘍性かはっきりしない場合などに用いる。原因には関係なく、体表や体内で確認された塊(かたまり)やできものなどはすべて腫瘤と呼ぶ。
【腫瘤に含まれるもの】
・血液が固まった血腫(けっしゅ)
・皮膚の真皮内の良性腫瘍。粉瘤腫(ふんりゅうしゅ)や表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)とも呼ばれる。

●急速に増大する胸壁腫瘤を呈した慢性膿胸合併血管肉腫の 1 剖検例
      日呼吸会誌 46(3),2008. 藤沢市民病院 草野 暢子 西川 正憲 伊藤 優 掛水 信将
要旨:症例は 76 歳の女性.肺結核後遺症(左慢性膿胸)として当科通院中の 2005 年 4 月から血痰と食欲低下が出現したが,胸部 X 線写真や胸部造影 CT 上変化は認めなかった.同年 6 月に左肩から左前胸部にかけての鈍痛が出現し,胸部造影 CT で左膿胸腔外側の左前胸壁内に不均一に造影される腫瘤性陰影を認めた.入院後,胸壁腫瘤は急速に増大し,CT ガイド下や超音波ガイド下生検を行うも確定診断は得られなかった.ダイナミック MRI では血腫などは否定的であった.左胸痛出現後約 2 カ月で呼吸不全のため死亡した.
剖検の結果,血管肉腫と診断した.慢性膿胸の経過中に胸壁腫瘤や胸痛などの症状を認める場合には,血管肉腫を含めた悪性腫瘍や結核性病変を鑑別する必要があり,早期診断に努めることが重要である.

緒 言/ 原発性悪性胸壁腫瘍は比較的稀な疾患であり,その発生母地として慢性膿胸などの慢性炎症性病変がある1)~3)
慢性膿胸は,悪性リンパ腫や肺扁平上皮癌などの悪性腫瘍の合併頻度が高いことが知られている4)が,軟部肉腫の中で稀な血管肉腫も比較的高頻度に認められることが指摘されている5)
今回,我々は結核性慢性膿胸患者で急速に増大する胸壁腫瘤を認め,その診断に難渋し,剖検にて血管肉腫と診断した症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

考 察/・・・慢性膿胸合併血管肉腫の初発症状は,胸痛,喀血・血痰,胸壁腫瘤などであり4),慢性膿胸患者の経過観察中にいずれかの症状がみられた場合には,CT,MRI を含めた画像検査と適切な病理診断を積極的に行い,膿胸関連リンパ腫を含めた悪性腫瘍や胸囲結核,血腫などの鑑別診断として,本症にも留意するべきである・・・



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 先日12日のブログで、最近の食卓の写真を載せた。
 その文中で、
 ★≪パートナーが、工夫していろんな料理、味付けをして私が食べられるようにしてくれる。毎食、おなか一杯にまで食べる。それでやっと「体重を維持」している。やっぱり、がんが食べてる????  それは冗談として、体重を減らさないことは治療の原点。≫

 と書いた。( 同ブログ のリンク  ◆「ワタシ、頑張って食べる人」を続けている。体重を減らさないことは治療の原点/工夫していろんな料理を作ってくれるパートナーに感謝する毎日)

 偶然にも、ちょうど今日、20時30分からのNHKイーテレで
 ★≪がんによる食欲低下と体重減少 「悪液質」の治療法≫ という番組をやっていた。

 もちろん、以前から指摘されていてそれなりの認識はある。が、認識していても、「食べられない」ときは食べられない。
 番組を興味深く見た。私よりは、もっと深刻な状態が該当するような勝手な解釈もした(笑)
 ともかく、せっかくだから、いくつか調べてまとめおくことにした。

 なお、私は、がんが見つかってからしばらくして、パートナーが見つけてくれ漢方薬「六君子湯(リックンシトウ)」が改善効果が高く、がんの患者には必要な薬のようだ。
 それが知られていないのが不思議。

 漢方薬は、民間で買うとたいていが、量が少ない使用として記載されている。私は、必要な専門に等の医師の「処方箋」で手に入れる。大体、倍量が「日量」として示されていて、価格もメリットがある。
 くだんの漢方薬「六君子湯(リックンシトウ)」は、今は、泌尿器科の主治医に出してもらう薬の「処方箋」の中に入っている。

 ということで、今日は、次にリンクし、一部を抜粋して載せておく。

●六君子湯(リックンシトウ)/おくすり110番
★ ツムラ /ツムラ漢方六君子湯エキス顆粒

●がんによる食欲低下と体重減少 「悪液質」の治療法/NHK健康 2022年2月11日
●がん悪液質に対する治療法開発の取組みが進む ――薬物療法では良好な成績も/がんサポート 2019.11/がん悪液質の発症メカニズムが明らかに
●代謝異常「がん悪液質」 国内初の治療薬 食欲促し体重増やす 気力の回復にも期待/東京 2021年7月13日
●食欲不振と痩せで体力低下―がん悪液質 治療ができない悪循環/時事 2020/06/04
 
なお、昨日2月13日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,534 訪問者数933」。

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●六君子湯(リックンシトウ)
      おくすり110番
胃腸の働きをよくして、元気をつける漢方薬です。
六君子湯(リックンシトウ)という方剤です。胃腸の働きをよくして、水分の停滞を改善します。その作用から、胃もたれ、胃のチャポチャポ、吐き気、食欲不振、お腹のゴロゴロ、軟便などに用います。やせ型で顔色が悪く、疲れやすい人に向く処方です。

★ ツムラ 
ツムラ漢方六君子湯エキス顆粒 リックンシトウ
1 胃がもたれて食べられない方に

●がんによる食欲低下と体重減少 「悪液質」の治療法 
     NHK健康 2022年2月11日
解説いただいた専門家 静岡県立静岡がんセンター 医長 内藤 立暁 (ないとう・たてあき)
悪液質とは?  食欲が落ちてやせるのはサイトカインが原因   世界初の新薬が登場 がんに負けない!  健康体操
・・・(略)・・・

●がん悪液質に対する治療法開発の取組みが進む ――薬物療法では良好な成績も
   がんサポート 2019.11  国立がん研究センター東病院肝胆膵内科医長 光永修一 氏
がん悪液質の発症メカニズムが明らかに
 がん悪液質は「通常の栄養サポートでは完全に回復することができず、進行性の機能障害に陥る、骨格筋量の持続的な減少を特徴とする多因子性の症候群」と定義される。

 原因は完全には解明されていないが、最近の研究で全体像が少しずつ見えてきた。その要因の1つとみられるのは、がん細胞から分泌される「サイトカイン」と呼ばれる生理活性物質だ。

本来、サイトカインは外敵から身を守る免疫システムの中で、情報伝達の役割を果たしている。しかし、がんになるとこのサイトカインが過剰に産生されることがある。中でもIL(インターロイキン)-1、IL-6、TNF(腫瘍壊死因子)-αなどの炎症性サイトカインが増え過ると、全身性の炎症が起こり、タンパク質や脂肪の分解が進む。

骨格筋など全身の筋肉はタンパク質でできているため、分解が進行するにつれて筋肉量が減り、だんだんと痩(や)せてくる。

 光永さんによると、がん悪液質の典型的な症状は、体重減少、骨格筋量減少、食欲不振で、それに付随して倦怠感、疼痛、不安・抑うつなどが起こる・・・(以下、略)・・・


●代謝異常「がん悪液質」 国内初の治療薬 食欲促し体重増やす 気力の回復にも期待
       東京 2021年7月13日
 がん患者に見られる代謝異常「がん悪液質」。食べているのに、筋肉の量が減ってやせていく。歩けなくなるほど衰弱して命に関わるケースも。これまで有効な薬剤がなかったが、四月に国内初の治療薬「アナモレリン」(商品名・エドルミズ)が、小野薬品工業から発売された。対象は非小細胞肺がんと胃がん、膵臓(すいぞう)がん、大腸がんの患者で、期待が高まっている。 (編集委員・安藤明夫)・・・(以下、略)・・・

●食欲不振と痩せで体力低下―がん悪液質 治療ができない悪循環
     時事 2020/06/04
 ・・・(略)・・・
▽がん細胞が作り出す物質で
 がん悪液質の基準は「過去6カ月間で体重が5%を超えて減少すること」などで、進行がんと診断された時点で半数近くが、末期がん患者では8割が悪液質だとされる。がん悪液質になると、体力が低下して生活の質が低下する。体力がないと抗がん剤の量を減らさざるを得ず、結果として生存期間が短くなるという悪循環に陥る可能性もある。

 がん細胞はさまざまな物質を作り出し、筋肉や脂肪を分解したり、食欲を抑えたりする。その結果、体重減少や食欲不振が生じる。筋力が低下すると活動量が減って食欲が湧かず、さらに体重が減るなど、悪液質の症状は相互に関連しているという。
・・・(以下、略)・・・

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 昨日のブログで、「◆今年最初の診察は、CTと「骨シンチ」の予約に 走った/放射線治療の紹介状のため」として、次のことを書いた。
 その段落・小見出しは

 1. まず、初めての放射線治療(昨年10月)の要約 
 2. 名大病院の泌尿器科の主治医の月例の診察が1月6日
 3. CT撮影と「骨シンチ」の予約に走った


 そして、文末で「そのCTの結果をもらった11日、痛みの原因となっていた場所が示された」
 と書いた。だから今日は、CTの結果と「骨シンチ」の結果を書いておく。

4. 1月6日の緊急のCTの画像診断・読映医の所見から
  (報告書のアンダーライン部に黄色のマーカーをつけ、私がこのブログゆえに色付けしたいところには紫のマーカーを付しておく)

 2021/9/17の前回CTと比較しました。
前立腺のサイズは前回と著変ありません。前立腺癌原発巣は同定困難です。

左小胸筋下~肋間部新たに腫瘤を認めます。転移の除外はできませんが非典型的な部位と思われます。造影CT等での評価もご検討ください。

左腋窩の腫大リンパ節は前回に比し縮小するも、新たに別部位のリンパ節の軽度腫大を認め、周囲には脂肪織濃度上昇を認めます。同様に、転移としては非典型的な部位で、上述の胸壁病変による反応性腫大や浮腫を見ている可能性があります。

肝転移、肺転移は指摘できません。
胆道系、膵、脾、副腎、腎に特記すべき異常所見は指摘できません。
腹水は認めません。

肺転移は指摘できません。
胸水は認めません。

咽頭・喉頭・大唾液腺・甲状腺に特記すべき異常所見は指摘できません。

胸骨・肋骨・上腕骨・胸腰椎・骨盤骨などにびまん性の骨硬化が認められ、骨転移を考えます。前回に比しやや骨硬化が増強しています。

[Impression] 前立腺癌
 ・前立腺のサイズは著変ありません 
 ・左胸壁腫瘤が出現しており、造影CT等での評価もご検討ください。

5. 前項4のCTの画像診断の私にとっての意味は
 ● まず、良いこと
  A、 各種の内臓転移など心配すべき懸念はとりあえずクリアしたらしい。
  B、 「骨硬化が増強」ということは、溶骨性転移で骨がスカスカになっていることの逆で、癌が居なくなるあるいは弱体化して治療としては良い方向と考えられること。
   
  ● 次に、「今回の痛み」=「今回の放射線治療のポイント」との関係が見えたこと
  「左小胸筋下~肋間部に新たに腫瘤」「新たに別部位のリンパ節の軽度腫大」「左胸壁腫瘤が出現」
 という3つは、同じことを指していると推測するところ、その肥大部が「痛みの原因」となっているらしい(説明を受けたから、このように書ける)
 それが、今回の12月からの左肩甲や肩の痛み、つまり今回、放射線治療を受けるポイントになるのであろうことを示している。

6. 1月11日の癌の骨転移を映し出す「骨シンチグラフィー」検査の結果から
 「骨シンチ」とは何かについては、癌の骨転移や骨折などを調べる検査。
  ★≪骨にがんが転移しているかどうかを、放射線を発する物質(アイソトープ)によって全身にわたって調べる検査≫ (文末にリンク、抜粋しておく一般的な解説)
  注射する薬剤は、骨の異常部分に集まる性質を持っているため、がんの場合に、骨に転移しているかが分かる。

 私は、1月11日に検査を受けた。
 10時頃にアイソトープを注射、そのあとは動くことも水を飲んだり食べたりは自由。
 13時過ぎに撮影。約40分。

 後で見た「骨シンチ」データを、
 2年前に岐阜大学病院で「前立腺がんの告知」を受け、その翌日の「2020/02/13」に検査した結果の数値、
 その後の名大病院での何回の検査結果の数値、そして今回の数値を比較した表にしておく。

●骨シンチの結果の AI による判定・集計の比較 
 
 データの言葉の意味は、癌の骨転移の状況を次の数値で表している。
 ANN値: 異常(転移)の可能性を示す指標(レンジ.0-1)

 BSI: (%)高集積部位(リスク高)の広がりを示す指標

 Hotspot数: 高集積部位(リスク高)の個数(ホットスポット数)


7. 前項6の1月11日の骨シンチの結果を私から見ると
 骨シンチの結果の一部は、検査時点で癌の骨転移として認識された位置(スポット)などは「赤色」で塗られ、他方で、治療が始まって以降の癌の転移が認識されなかった過去の赤い位置(スポット)は「青色」で塗られて、示される。
 視覚的にも、数字的にもとても分かりやすい。

 実は、私の場合、2020年2月の告知時の検査では、スポットが「90」と著しく多く、「撮影された身体骨格画像」では、「赤色」のポイントで身体の骨格が真っ赤に見えるほど。
 あまり衝撃的なので、ネットには載せていない。 

 今日は、前記の表をもうちょっと分かりやすい表に加筆して、掲載しておく。
●骨シンチの結果の AI による判定・集計の比較 (加筆)
 2年たって今回2022年1月は、スポットが「18」とぐっと減少

 とりあえずは、ホッとして良い数字か・・・・

 「撮影された身体骨格画像」でも、「赤色」が大幅に減り、どこに残っているかが分かりやすく、他方で、コンピューターだから、過去に検査で見つかった骨転移のスポットを、その時の検査で「骨転移と認識されない」ところは「青色」で表示している。
 だから、「赤色」と「青色」の混在した画像で表示されているので分かりやすい。

 大幅に改善されたから、そろそろネットに載せていいかも・・・と思うが、ま、それは改めてとする。
 今日の後半には資料として、次の3件にリンクし、一部を抜粋しておく。

【用語】腫瘤とは・・・/看護roo! 2019/06/11
【用語】骨シンチグラフィー/What's前立腺がん
●がんの骨への転移と日常生活/骨転移のメカニズム骨転移の分類/静岡県立静岡がんセンター 

 なお、昨日2月9日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,292 訪問者数998」。

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【用語】 腫瘤とは・・・  看護roo! 2019/06/11
腫瘤(しゅりゅう)とは、「できもの」や「瘤(こぶ)」「はれもの」などの総称のことである。しこりと呼ばれることもある。炎症性か腫瘍性かはっきりしない場合などに用いる。原因には関係なく、体表や体内で確認された塊(かたまり)やできものなどはすべて腫瘤と呼ぶ。
【腫瘤に含まれるもの】
・血液が固まった血腫(けっしゅ)
・皮膚の真皮内の良性腫瘍。粉瘤腫(ふんりゅうしゅ)や表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)とも呼ばれる。

【用語】 骨シンチグラフィー   What's前立腺がん
骨にがんが転移しているかどうかを、放射線を発する物質(アイソトープ)によって全身にわたって調べる検査。
がん以外の骨の病気や骨折、骨周辺組織の炎症などもわかります

 時にがんの転移と炎症を区別しにくい場合もあります。アイソトープを注射し、薬が体の中に行きわたった頃合いを見計らって特殊なカメラで全身の撮影をします。注射する薬剤は、骨の異常部分に集まる性質を持っているため、がんの場合に、骨に転移していないかを調べるのに役立ちます。なお、検査に使用する薬剤の放射線はごく微量で数日中には尿や便から排泄されて、放射能はなくなります。

●がんの骨への転移と日常生活/骨転移のメカニズム骨転移の分類
    静岡県立静岡がんセンター/大鵬薬品工業株式会社 
★参考資料 /静岡がんセンター作成冊子のご案内
目次
1 がんの骨への転移について
2 患者さんの声
「がん体験者の悩みや負担等に関する実態調査」より
3 骨の役割
骨の役割
骨のリモデリング(骨の代謝)
4 骨転移のメカニズム
骨転移の分類
5 骨転移の治療法
治療法の選択
治療法
6 骨転移と日常生活
転倒予防のための注意点や工夫
足の骨や骨盤に転移がある場合の移動方法や工夫
腕や肘の骨に転移がある場合の動作方法や工夫
背骨や首の骨に転移がある場合の動作方法や工夫
補装具の装着の方法
療養費の支給について
療養生活を支える社会制度
・・・・・・・・・・・・・
★パンフ8ページ/骨転移(こつてんい)の分類
がん細胞が骨に住み着いた後の骨の反応により、骨転移は大きく3種類に分類されます。おのおの、起こりやすい症状や治療法が異なってきますので、簡単に説明します。

溶骨型転移
転移部で骨が溶けてしまうタイプ。骨の強度が低下するので骨折を起こしやすくなります。レントゲンやCTでは病巣部が黒く写ります。

造骨型転移
骨を造るタイプですが、造られた骨は正常な骨組織ではありません。骨折は少ないのですが、骨痛を訴えることが多く
なります。レントゲンやCTでは病巣部が白く写ります。

混合型転移
溶骨型と造骨型が混在しているタイプです。

実際には、純粋な溶骨型転移や造骨型転移は少なく、混合型転移が多いと言われています。がんの種類別のまとめは下の表を参照して下さい。

がんの種類 骨転移のタイプ
肺がん 溶骨型、混合型
乳がん 混合型、溶骨型
胃がん 造骨型、混合型
前立腺がん 造骨型
腎がん 溶骨型
大腸がん 混合型、溶骨型


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 基本的に、治療を最優先しなければならない今の私。
 昨年2020年の12月は、「1日」「28日」と2度の「抗がん剤」投与で、何かイメージ真っ暗・・・

 いろんなこと調べているつもりだったけれど、やっぱり「抗がん剤」ときくと、最後の砦に踏み込む、・・・・そんな気分にならざるを得ない。しかし、「28日」の血液検査で、効果があらわれず、念のため、医師は1月4日にも診察を入れて血液検査をしたが、まったく変わらず。腫瘍マーカー PSAは、どちらも「140台」。・・・よって、「抗がん剤は効果なし」と判定=投与は2回で打ち切り決定・・・

 で、1年経過して、今年2021年の12月のことは・・・先日28日のブログにしておいた。⇒ ◆「隠遁生活だった去年の末」とはガラッと変わった年の瀬。一年前の12月28日は、2回目の抗がん剤・ドセタキセルの投与だったんだ・・・/今の諸数値は・・・

 じゃあ、この1年の治療は何だったの??
 結果として、PSAは昨年12月末の「140台」から今は「300から500台」と高値安定方向。
 ま、後ろ向きに考える人は、かなり悪化、と見るのだろうけど・・・・
 私は、数値としては悪いとしても、身体の状況への理解が深まり、治療の方法・方向をただ「やみくも」に迷うのでなく、逐一の状況変化に意志をもって対応して進めていきたい・・・そんなことを決意をもって見据えている。

 そんなことを思いながら、一年の締めにしたい。
 乱高下する私の腫瘍マーカー PSAの「恐怖」に付き合いながら、対応してくれたパートナーにはお礼を込めて・・・

 そして、ネットの世界、私のブログやフェイスブック、ツイッター、WEBなども訪問してくださった皆さんにもお礼の気持ちを述べて、今日2021年12月31日の今22時20分ごろに今年のPCを閉じよう・・・
 なお、昨日12月30日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,550 訪問者数723」。

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 今朝は、屋根の上には25センチほどの積雪があった。
 まず、庭の雪かきをした。そのあとは、庭木の雪管理。
 それらの様子は明日にでも載せたい。

 ともかく今日は、役所などは仕事納め、とか。民間はばらつきがあり、まだ仕事のところもある。
 一年前の12月28日は、公立の名大病院の仕事納めの日だったけど、私は、「2回目の抗がん剤・ドセタキセル」の投与を受けた。
 抗がん剤・ドセタキセルは、そのあとの一週間ほどは、感染症などに気をつけないといけないなどで、家にこもっていた年末年始だった。

 そもそも、抗がん剤・ドセタキセルは、1回目の投与は入院して、投与後の様子を見ることとされている。
 私は11月日入院、12月1日に投与、あとは、骨髄抑制など血液をしょっちゅう採って検査して、様子を見ての毎日だった。
 基本、2週間入院とされているけど、私の場合は、副作用もなく、血液も良好なので10日で退院できた。

 そして、「4週間に一回の投与」という設定なので、12月28日までは、感染などに気を付けるということで、特に前2週間ほどは家にいることがベース。4週目は温泉などにも行った。
 5週目の12月28日は、主治医の診察を受けて、「2回目の抗がん剤・ドセタキセル」の投与。

 その様子やその後のことは、当時のブログに詳しく書いたので、今は略。
 ところで、私の知人で私のブログを見てくれていた人で、(もちろん、私のことを心配して)「もう、こわくて、ブログ、見てられない」旨を何回か、伝聞できいたことがある。
 心配をかけてごめんなさい。

 とはいえ、私が病を患っているのは事実だから仕方ない。 
 それと、癌と分かって、困惑しながら治療している人たちも少なくない中で、幾分でも(その当事者の人たちへの、こんなパターンもあるということ)の例示となればと思って、記録風に書き続けていくことにしている。

 さてさて、年の瀬。
 今年は昨年とは全く違って、冒頭に記したように「雪かき」したりのほか、もろもろの仕事もこなしている。
 いずれにしても、一区切りとして、最近の私の状況を書いておく。

 前立腺がんの腫瘍マーカー PSAの基準値は「4以下」。
 その観点からすれば、相変わらず、桁違いのジェットコースター状態の急上昇、急降下。
 今回の最近の特徴として付加するなら、「かつ、高値安定」というところか。

★最近の「腫瘍マーカー PSA」(基準値は「4以下」)
 10月14日 317。
 10月28日 419。
 11月11日 531。
 11月24日 441。
 12月09日 374。
 12月24日 416。

★ALP(骨転移の癌の活動を見る指標の一つ。「106~322」が基準値))
 11月24日 183
 12月09日 202
 12月24日 215 

★CRP (身体の中の炎症反応の数値。「0.14(以下)」が基準値)
 11月24日 0.5
 12月09日 1.64
 12月24日 1.9 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 確かに決していい数字ではない。というより「悪い数字」というべきか。
 それでも、冒頭の雪かきにしても、もろもろの仕事もこなしているけど・・・
 もちろん、無用な「骨折」をしないようには気を付けてはいる。
 こんな、「隠遁生活だった去年の末」とはガラッと変わった年の瀬。

 なお、昨日12月27日の私のブログへのアクセスは「閲覧数1,851 訪問者数655」。

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 昨日のブログで「明日は、先月の診察から『第2世代のホルモン療法薬』を再開している私の状況など」をまとめたい、と書いた。だから、その整理。

 名大病院の主治医の診察は、基本は月1回。
 その間のできるだけ中間日に近い日に、岐阜の「かかりつけ医」の内科の診察を入れるようにしている。
 どちらも「血液検査」を行う。
 もちろん、診察目的が違うから、検査内容は異なる。各種検査項目のうち、「前立腺がん・腫瘍マーカーPSA」は、主治医の診察は保険内ででき、「かかりつけ医」は自費になる傾向にある。

● さて、最近の「腫瘍マーカー PSA」
  前立腺がんの腫瘍マーカー PSAの基準値は「4以下」。
 その観点からすれば、相変わらず、桁違いのジェットコースター状態の急上昇、急降下。
 04月26日 815。
 05月26日 415。
 06月23日 212。

 07月21日 222。
 08月18日 265。
 08月31日 403。
 09月16日 501。
 09月27日 758。
         
 10月14日 317。

 10月28日 419。
 11月11日 531。

 11月24日 441。


● 4月から9月のPSAの変化・流れの概要
 4月から使っていたBRCA2遺伝子変異の治療薬オラパリブ・リムパーザによって、PSAは4月末の800台から一気に6月には200台まで下がった。
 が、その後上昇。9月は700台に上がった。

 腫瘍マーカー PSAの急上昇、急降下を見せつけられている当事者としての心配は、「多発骨転移」状態の癌細胞のどれかが流れて内臓などに転移するとか、神経を圧迫するような増殖をするとか、そんなことが起きたら最悪・・・、ということ。
 もちろん、医師も、他への転移や圧迫をいつも心配して、必要なら検査などで確認してくれる。
 今のところ、その種の懸念は生じていない。

●  治療薬エンザルタミドは劇的に効いた
 BRCA遺伝子変異の治療薬である分子標的薬のリムパーザを使ってもPSAが上がったので、9月27日に、リムパーザをやめて「第2世代ホルモン療法薬」のうちの「治療薬エンザルタミド・イクスタジン」を飲むことに変更。
 10月14日のかかりつけ医での検査で、腫瘍マーカー PSAは9月27日の758から317と、たった2週間で激減していた。

● しかし「薬疹」が10月11日に出て、薬は停止。 
 10月11日に全身に薬疹がでた。
 ともかく、この時点では、薬疹の原因が不明だから、念のため治療薬エンザルタミドは12日から停止した。

 治療薬を飲んでいないのだから当然ながら、PSAは、10月28日419、11月11日531と上昇した。
 ま予想していたことだから、何もショックはなかった。

● 「治療薬エンザルタミド」の再開。
 「治療薬エンザルタミド」は、11月9日に「薬疹の原因ではない」という検査結果に基づく皮膚科のOKが出たので、ただちに再開した。

 PSAは、11月11日の531から、11月24日の岐阜のかかりつけ医での血液検査では441と下がっていた。
 とりあえずはホッとした。
 しかも、治療薬エンザルタミドを再開して2週間後の数値だから、当初と同様に、劇的に効いているといえる。

 このあたりが最近のまとめ。
 ともかく、このPSAのジェットコースター状態から早く解放されたい。

 (関連) ★ 2021年11月9日ブログ ⇒ ◆やったね!! 治療薬である「イクスタジン(エンザルタミド)」の再開にゴーサインが出た/12日間で劇的に効いた薬の再開 ただし、「薬疹の再発」の可能性がゼロではないので、注意してお付き合い

 ★  12月1日ブログ ⇒  ◆DLSTの読み方(M-Review)/治療薬による「薬疹」が疑われたけど、検査結果は「陰性」だった ⇒ クスリを再開 /薬剤によるリンパ球芽球化試験(保健科学研究所) 

 なお、昨日12月6日の私のブログへのアクセスは「閲覧数1,981 訪問者数858」。

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