1ヶ月おきくらいの頻度で、サウスパタヤのロイヤルガーデンプラザ内にあるレストラン「Sizzler シズラー」へ、足を運んでいます。日本でもお馴染みの、ステーキ&サラダバーのお店です。
以前、イタリア人の友達と一緒に行ったら、サラダバーの食材を工夫してスパゲティーを食べていて、感心したと投稿しました。
その後、スペイン人の友達と食べに行った際にも、さらにユニークな工夫を目にしました。
なのでここで、改めて内容をまとめてみます。
「ビュッフェを取り入れて通常5皿で食べる所を、 10皿のコースにアレンジして、いただきます。」
シズラーのサラダバーでは。良質の食材を豊富に取り揃えています。一般家庭の台所では、到底不可能な品揃えと言えます。これを利用し倒して、倍の皿数にして楽しみましょう。
日本のシズラーも同様化と思いますが、通常は以下のような5皿のコースになります。
1 .スープ。スープバーから取ってきます。
2 .トースト。店員さんが持ってきてくれます。すべてのメイン料理に付いています。
3 .サラダ。サラダバーから取ってきます。
4 .メインの肉料理。店員さんが給仕してくれます。
5 .ゼリーとムース。デザートコーナーから取ってきます。
これを10皿のコースにします。
1 .ブルーチーズ&クラッカー。
ドレッシングコーナーにあるブルーチーズを皿に取ります。それにスープのトッピング用のクラッカーも数枚取ります。席に戻り、ナイフでチーズをクラッカーに塗って、いただきます。
食事の最初にチーズをクラッカーに塗って食べるのは、普段の食卓ではあまりしないものです。どちらかと言うと、ホームパーティーの定番スタイルです。これだけで、基本ファミレスであるシズラーの食事に、特別感が出せます。また、スープの前にこれを食べることにより、冷たい前妻→熱い前妻となり、コース感がアップします。
ブルーチーズは好きなのですが、ひと箱丸ごと買うと高価だし、冷蔵庫に入れてもあまり長期には持たず、駄目にしてしまうリスクがあります。その点、サラダバーで少量だけ楽しめる点も、魅力です。
2 .枝豆。
サラダバーには、日本式の枝豆を置いてあることがあります。
自宅の台所にお箸が無いくらい、普段は和食とは無縁の食生活をしているので、私にとっては特別感のある付き出しです。枝豆は日本ではありふれた食材でも、当地では全く一般的ではありません。わざわざ和食店にまで出掛け、それなりの値段を出さないといけません。
ここのサラダバーで枝豆を目にしただけで、テンションが上がります。見た目・茹で加減。塩加減ともにちょうど良く、日本を感じられます。
3 .スープ。
赤色系のスープを選びます。特にミネストローネが良いです。サラダのトッピング用のパルメザンチーズを、スープの上に振りかけましょう。
4 .トースト。
このあたりのタイミングで、店員さんがバタートーストを運んできてくれます。
5 .スパゲティー。
スープバーの1番端にスパゲティーがあるので、皿に取る。ドレッシングコーナーのオリーブオイルをたーっぷりとかけ、さらにブロッコリースープなど白色でとろみのあるスープをかけ、最後にサラダのトッピング用のパルメザンチーズを振りかけます。
イタリア人の友人が、あまりに多量のオリーブオイルをかけるので、驚かされました。
6 .肉料理。
注文したメインの肉料理が、運ばれてきます。
すでにここまでで5皿の料理を食べて忙しいので、野菜サラダは後回しです。
メインの肉料理はボリュームがある品は避けて、 299バーツ(900円)以下のチキンなどにしましょう。でないと、全10皿が食べられなくなります。
7 .野菜サラダ。
ここでは、普段自宅では食べない・食べられない食材を選びましょう。私の場合であれば、ビーツ・日本式のきゅうり・カニカマのサラダ・素揚げの南瓜あたりになります。
8 . 12粒の葡萄。
デザートの最初は、葡萄から。スペインでは、年越しの12月31日23時59分になると12粒のブドウを1粒ずつ食べていくという習慣があるそうです。時報が0時になるのに合わせ、最後の1つを食べるそうです。
9 .ヨーグルト。
ドレッシングコーナーにあるストロベリーヨーグルトを、たっぷりとスープカップに取ります。さらにサラダのトッピング用のレーズンとなパインナッツをたっぷりとかけます。席に戻り、よくかき混ぜていただきます。
10 .ゼリーとムース。
普通にデザートコーナーから取ってきます。カロリーが気になる方は、9 .のヨーグルトのみにし、ここは省いても良いでしょう。
以上です。
これだけいただくともう、大食漢の方もお腹いっぱいです。コスパ最高!
友人に教えてもらったブルーチーズ&クラッカー・スパゲッティ・ヨーグルトが、自分としては目から鱗の発見でした。
ブルーチーズ、オリーブオイル、ナッツなど、このお店は副素材にまで良い品を使っているなと感心します。ミネストローネにしても、南イタリア出身の友人が「これは紛れもなく本場の味だ」と言っていました。自分でいろいろアレンジし、皿数を増やして遊べるのも、素材の良さがあってこそなのでしょう。
せっかくのサラダバーを、肉料理の添え物で終わらせるのは勿体無いです。
いろいろな国の友人をこの店に誘ってみて、さらに新たなアレンジの発見をしていきたいものです。