【キリマンジャロでの生活】伝統料理、ウガリ作りを体験!written by ちなつ

明治大学 アフリカ研究会
Journey to Africa
Published in
3 min readOct 24, 2016

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こんにちは。本日の担当は高野です!

8月の中旬から9月の初旬にかけて2週間、タンザニアのキリマンジャロ山麓の村のお宅にホームステイさせていただいていました。

今回はタンザニアの伝統料理である「ウガリ」作りを手伝わせてもらった時のことを書いてみようと思います!

みなさん、ウガリって何かご存知ですか?

ウガリはトウモロコシやキャッサバを乾燥して粉にしたものをお湯で練って作る食べ物で、タンザニアを含む東アフリカで主食として食べられています。

私のホームステイ先のお宅では特別な時に作る料理のようで、帰国前夜、最後の夕食でもウガリを出してくれました。

私が現地で食べたものはこんな感じでした!テーブルの真ん中に鍋からそのまま取り出した、大きなウガリ(直径50センチくらい?)を乗せ、みんなで分け合って食べます。

これがウガリと「ンボガ」(野菜)の夕食!ウガリを手でちぎって野菜につけて食べます。写真の撮り方が悪くてあんまりおいしそうに見えないかもしれませんが、

本当においしかったです!!

なんで野菜を塩で炒めたものと、トウモロコシの粉を練ったものだけなのにこんなにおいしいんだろうと不思議に思うくらいおいしかったです。

それでは、ウガリを作っている様子を見てみましょう~!

こちらがホームステイ先の方がウガリを作っている様子です。これ、かき混ぜるのに相当力が要ります。

私も挑戦させてもらったのですが、全然かき混ぜられませんでした。ホームステイ先のみなさんはそんな私を見て大爆笑…。ステイ先のママさんによると、

「ウガリの鍋をかき混ぜられるようになったら一人前」

だそうです。ということは私はまだまだですね~。

これは全くの持論ですが、

ウガリが現地の人たちにとって特別な食べ物というのは実際に食べたり作ったりしてみて、なんとなくわかる気がします。ウガリを作るにはものすごい力が要るし、時間も相当かかります。

でも、その地で昔から食べられていたものだし、たぶん現地で私のような外国人が「おいしい、おいしい」と言って食べるとうれしいんじゃないかなと思います。

思い出していたら、タンザニアの料理が恋しくなってきました!(笑)

またいつか本場のウガリを食べたいです!

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明治大学 アフリカ研究会
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2016年5月から11月までの、明治大学アフリカ研究会の活動記録です。メンバーがアフリカの面白い情報や日々の研究会の様子を伝えています。 最新情報は下記「Journey to Africa」からご覧ください!