La Bataille D'Aomori

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02/10/21 更新)

 本ゲームのHJ社製日本語ルールには重大な誤り(校正ミスかもしれません。)が存在する。また、英語版にもかなりの数のエラッタがあり、grognard.comで入手できる。以下はそれらを基に、英語版のエラッタは黒字で、日本語版のエラッタ(私が気付いているもののみ。HJ社製日本語訳と英文ルールを完全対比しているわけではないので、他にもあるかもしれない。)は緑字で表示している。英語版エラータの詳細はgrognard.comで確認していただきたい。

カード(SPI版に対するエラータだが、AH版でも手当てされていない。)
#48:Cache of Rare Gems・・・「一度しか使用できない」アイテムである。(14.23参照)
#49:Cervac Mk V・・・同一惑星上の”確認済”キャラクターを意識不明にできる。

9.45・・・確認済の味方宇宙船が、敵プレイヤーが確認行動を行うことができない惑星を離れた場合は、当該宇宙船は最早確認済とはみなされず、未確認状態となる。

11.0・・・被探索キャラクター数にはコンパニオンの数を含まない。

11.2・・・部隊駒を使用して探索を行う場合、当該探索には当該地域の全部隊を従事させること。

13.3・・・結果カードは任務ごとに引くのではない。地域ごとに引くこと。つまり、ある地域で複数の任務が行われている場合であっても、地域サイズと同数の結果カードを1枚ずつ引くことになる。ボーナスドローについては、対象となる任務ごとに全ボーナスドロー分をまとめて引く。

13.31・・日本語ルールに記載されている13.31は英文13.32に相当する。英文13.31は訳出されていない。重大な誤りである。
「結果カードを引く最も良い方法は、(中略)。いずれにしても、ある地域での全ての任務の解決を終了した後、引かれたカードをデッキに戻し、シャッフルし直さなくてはなりません。

13.4・・・外交交渉又はクーデターが失敗しても反乱することはない。

14.12・・所有物の交換は反乱軍任務フェイズの開始時にのみ可能である。

14.3・・・コンパニオンは宇宙船の乗客として数える場合のみ1人と数える。(11.0のエラータ参照)

14.51・・宇宙船を操縦できるのはその宇宙船の所有者だけである。

15.3・・・帝国軍プレイヤーは、反乱状態(反乱軍支配状態を含む。)の惑星でのみ反乱鎮圧任務をキャラクターに行わせることができる。

15.4・・・第2文を以下のとおり明確化する。「反乱軍はその地域の資源富裕度に応じ当該惑星上に部隊を受け取ります。」

15.52・・2つ目の「・」以下を次のとおり明確化。「惑星上にいる部隊が反乱軍部隊のみである場合又は部隊が存在しない場合で、かつPDBがダウンである場合は、どちらもその惑星を支配していないことになります。しかしながら、16.16項(星管区ゲーム及び大銀河ゲームの場合は19.2項)に記載されているとおり、反乱軍プレイヤーはそのPDBをアップさせることができます。これは15.6項の例外です。」

15.6・・・PDBを所有しているプレイヤーは任意にそのレベルを低下させることができる。

15.72・・「フェイズプレイヤーが支配している惑星では、敵キャラクターや部隊がいない地域において情報収集任務を行うことはできません。」

18.0・・・軌道部において、キャラクターを、ある部隊から別の部隊へと移送させることができる。

19.6・・・第2段落を以下のとおり明確化する。「決死攻撃隊がいる地域において、反乱軍キャラクターが探索(11.0参照)の結果発見された場合、決死攻撃隊及び全反乱軍キャラクターは除去されます。」

20.1・・・第3文を以下のとおり修正する。「同一惑星上における地域間の移動、部隊とスタックしてないキャラの移動はできません。」

20.4・・・非フェイズプレイヤーは、軌道上に止まって移動を行わなかったフェイズプレイヤーの部隊をインターセプトすることができる。

21.4・・・第3文を以下のとおり修正する。「次のプレイヤーターンの作戦フェイズまで部隊は何もできません。」

22.0・・・戦闘比を自軍有利にするなどのために、インターセプトスタックへと部隊を自発的に移動させることはできない。

23.1・・・以下のとおり修正する。「1回のクーデター任務又は外交交渉任務の結果としてある惑星の忠誠度マーカが2つ以上フェイズプレイヤー側に移動した場合、・・・」

25.15・・・以下を追加し明確化する。「ただし、反乱はしません。」

31.21・・・以下を追加する。「ただし、全ての移動を終えてから明らかにします。」

33.34・・・以下を追加する。「PDBをアップしたりダウンすることもできません。」

33.41・・・以下を追加する。「ヴェテランユニットが使用済みである場合は、エリートユニットは除去されます。」

35.2・・・以下のとおり明確化する。「戦略区カードには、「第1星管区から第3星管区へ」という具合に、2つの星管区が記載されています。これら2星管区内のユニットは、これらの星管区のいずれか一方惑星から、これらの星管区内のその他のいずれかの惑星へと移動することができます。カードに書かれていない星管区では、帝国軍部隊及びキャラクターは、当該星管区を出ることができません。また、当該星管区内での移動についても、統合府、汎銀河族母星又は王宮のいずれかが存在する星系内の惑星への移動のみに制限されます。帝国軍プレイヤーは、ユニットを移動させることを強制されることはありませんが、移動させる場合には、そのユニットがゲームターン開始時にいずれの星管区内の惑星にいたのかに関わらず、そのユニットは上記条件を満たす惑星へと移動しなくてはなりません。」

36.1・・・最終文を以下のとおり明確化する。「ゲームに登場後は、帝国軍戦略区ルール(35.2参照)と移動ルールに従い、何れの惑星の軌道部へも移動することができます。虐殺兵器は地域部へは異動することができません。」

37.1・・・以下を追加する。「1ターン訊問を行わなければ、捕虜の体力は回復します。」

生物:Vrialta・・・死んだら最早登場しない。

所有物
 スキャナー
・・・レベル0でアップ状態のPDBについては、ダウン状態とみなす。レベル0でダウン状態である場合は、ダブルダウンとみなす。例えば、確認行動には宇宙戦闘力が10必要となる(20.7参照)。
 スクランブラー・・・所有者の隠逸力を4だけ増す。軌道上においても使用できる。
 セルバックMk.V・・・小規模戦闘において、唯一人のキャラクターがセルバックにより意識不明となった場合は、セルバック所有プレイヤーが自動的にそのキャラクターを捕らえること又は殺すことができる。軌道上においても使用できる。
 アンドロイド・・・アンドロイドは、コンパニオンではなく物品である。

惑星秘密:罠!・・・最終文を以下のとおり修正する。なお、「ただし」以降については、英文Q&Aよりの追記である。「惑星秘密が明らかにされた後は、この惑星に移動してきたからといって、確認済キャラクターが自動的に捕らえられるということはありませんが、・・・。ただし、帝国文書所が発見されたことにより罠!が除去される場合にあっては、監視必要なしという利点についても効力を失います。」

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