【ご報告】[オンライン]祈りの会「神のいつくしみを讃えて」のご報告


2021/04/11 神のいつくしみを讃えてのご報告過日2021年4月11日(日・神のいつくしみの主日)に、オンラインにて祈りの会を行うことができました。
司式して下さったパウロ神父様、60名ほどの参加者の皆様、お祈りをもって支えて下さった皆様、ありがとうございました!

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●プログラム

神のいつくしみのチャプレット
聖ファウスティナの日記(699)朗読
ミサ
第1朗読: 使徒言行録4・32~35
第2朗読: Ⅰヨハネ5・1~6
福音朗読: ヨハネ20・19~31

●ミサ説教動画

●ミサ説教概要

兄弟の皆さん、いろいろな聖人たちの証言、話を聞くと、神の御摂理があって、決して無駄なことはありません。イエズス様が仰っているように、ただ私たちが心を開いて信仰を持つと、それは絶対にプラスになります。
たとえば、オンラインを通しても聖霊が働きます。昨年度1年間、大学は遠隔授業でしたが、昨年度の生徒アンケートでは、この15年間で一番良い評価でした。真剣に愛を伝えたいと行えば、それは伝わるのです。
神様の道は私たちの道ではないです。先ほど朗読された日記でファウスティナが言っていたように、私たち人間には神のいつくしみの大きさが理解できません。聖霊によってしか理解できないと思います。どうしても聖霊の働きがないと、「アッバ、父よ」と叫ぶくらいで、人間は神様に近づけないのです。聖霊は神様に私たちを導きます。マリア様も、母としてその神の愛のほうに私たちを導きます。私たちが、神の子供としてこの聖母マリアの学校に入るように、聖霊が私たちを導いて下さるのです。

ポーランドの映画館で上映されたスペインの映画があります。『Corazón Ardiente』。Corazónというのは、「心」です、Ardienteは「燃えている」。つまり、『燃えている心』です。
主人公はスペイン・マドリードに住む現代の女性作家で、彼女は聖心について本を書きたいと出版社に申し込みます。許可が出たので、フランスに行って聖マルガリータ・マリア・アラコックの修道会のシスターと話したり、ポーランドの聖ファウスティナの修道院に行ったりします。ポーランドでは最近2ヵ所で、ホスチアから血が流れるという、科学的には説明のできない「ご聖体の奇跡」がありました。
いつくしみと聖心は繋がっています。聖心から私たちに愛が注がれ、人間であるイエス様の心臓から血と水とが私たちへと流れる秘跡があります。教会はそこから生まれ、花嫁になります。
その後、スペインからアフガニスタンに派遣された軍人のエピソードが紹介されます。10人の隊員と任務に出かける際、彼らは軍のチャプレンの神父からもらった聖心のバッチを付けて出かけました。軍用車が地雷を踏んでしまい、後方が10mくらい飛んでしまいました。ところが皆車の前の方にいて無事だったのです。軍人は、今でもどうして全員無事で済んだのか説明できない、と言います。
そして彼女自身のエピソードも紹介されます。彼女の両親は20年前に離婚しました。父はずっと行方不明でした。しかし、出版社を通して父から連絡があり、自分はがんの末期なので会いたいということでした。彼女がメキシコシティに住む母に電話をすると、母は(まだコロナがなかった時期なので)すぐ飛行でマドリードに飛んで、父の病室にやって来ました。病室に入ると、互いに自分の至らなさを認めて和解しました。そして2人が和解して握手をした途端、父の心電図モニターの波形がフラットになり、彼は亡くなったのです。
神の道はこういうものです。

私たちもイエス様と親しくなって、この愛を味わって、人びとに伝えることができますように祈りたいと思います。

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