福岡国際マラソン(12月6日・平和台陸上競技場発着)の主催者は26日、東京五輪(オリンピック)代表の服部勇馬(26=トヨタ自動車)や、昨年大会2位の藤本拓(31=同)、川内優輝(33=あいおいニッセイ同和損害保険)ら8人の国内招待選手を発表した。

昨秋のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)以来のフルマラソン出場となる服部は、2年前の大会を2時間7分27秒で優勝。この日、オンライン会見に出席した瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーはその服部について、「東京五輪延期でモチベーションが保つか心配していたが、1万メートルの自己新を連発。質の高い練習が出来ているんだと思う。最低6分台を出して、オリンピックにつなげて欲しい」と期待した。

服部は今季、7月のホクレンディスタンスや9月の全日本実業団で自己記録を塗り替えている。

大会には昨年約500人がエントリーしたが、コロナ禍の今年は規模が縮小され、参加予定者は97人。主催者は、沿道での応援自粛を呼びかける。