市民合意のない「狛江市民センター改修等基本方針」を一旦保留し、市民参加・市民協働で再検討を!

市民合意のない「狛江市民センター改修等基本方針」を一旦保留し、市民参加・市民協働で再検討を!

開始日
2020年12月25日
署名の宛先
狛江市長 松原俊雄 様
現在の賛同数:87次の目標:100
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この署名で変えたいこと

署名の発信者 重国 毅

 東京都狛江市では、1977年建設の市民センター(中央図書館・中央公民館)の老朽化が進み、スペースの狭さや使いづらさから増改築が求められてきました。2016年3月には、市と市民の協働事業として増改築に関する「市民提案書~人がつながる公民館、暮らしを豊かにする図書館~」がまとめられ、市も「提案書」を尊重すると繰り返し述べてきました。2020年3月には「市民アンケート」が行われ、充実を求める要望が大きいことが改めてあきらかになりました。

 しかし8月には「市民センター改修等基本方針」(これまでアンケートなどにもなかった新しい提案=図書館新築5.5億円、市民センター改修11.2億円、6つの施設が関係)が、突然、決定事項として示されました。9月の説明会ではこれが「提案書」、「アンケート結果」に沿ったものではなかったことから、再検討を求める意見や疑問が多数出されました。とりわけ図書館については、新築されれば今後60年以上使われることになると考えられるものですが、今より使いづらくなるとの声が多く出されています。

 決定プロセス(「市民提案書」でも重視している)も、市と市民の対話も関係する委員・職員間の議論も不十分で、「市⺠参加・市⺠協働推進基本条例」を持ち、「市民に信頼される情報公開」をめざす狛江市にふさわしいものとなっていません。狛江市は会議体(検討組織)を作らず、議事録も残さずに策定しました。

 「財政負担の抑制」を理由に現在の「基本方針」を策定したと説明されていますが、財政負担の在り方も市民合意が大切であり、適切な財政規模と必要な情報公開をおこない市民的議論のもとに合意を得ることが求められます。また、同じ予算規模でも、より多くの市民要望を実現することは可能であり、市民参加でその方向を練り上げる努力が求められます。

 当然のことですが、施設老朽化のもとで、緊急に行うべき修繕を着実に実施することを求めます。

 一方で、コロナ禍で安心して住民が集まることができない中で、市民合意の得られていない計画を拙速に進めるべきでありません。感染症対策や災害対策を反映させるためにも、現在の「基本方針」は一旦保留にし、使いやすい市民センター(公民館・図書館)の増改築を、市民参加・市民協働で再検討することを求めます。

 このまま強引にすすめることは、狛江市の将来に禍根を残すこととなります。「狛江市の市民参加と市民協働の推進に関する基本条例」の立場に立ち戻った対応を求めます。松原市長の選挙公約「市民に信頼される情報公開」や、「日本一やさしいまち・狛江」を目指し「市民参加と市民協働の推進」するとの立場を堅持されることを求めます。
※経過等は、「市民センターを考える市民の会」のHPに詳しく紹介されていますhttps://komae-shimin.tokyo/2020/

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意思決定者(宛先)

  • 狛江市長 松原俊雄 様