悔しい連続2位…大東大、鈴木が5区区間賞「可能性見いだせた」

 富士の麓で大学女子駅伝日本一を争う「富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝)」(フジテレビ、産経新聞社など後援)で2位に入った大東大は、3年生エースの鈴木が強さを見せた。

 過去2大会は山上りの7区だったが、今年は最長10・5キロの5区で出場。19年ユニバーシアード・ハーフマラソン金メダリストは、立命大と14秒差の3位でたすきを受けると、「焦らず冷静に入れた」と自分のリズムで前を追った。

 6・5キロすぎに立命大の中田をかわしてチームを2位に押し上げ、トップ名城大の加世田との差も57秒詰めて区間賞に輝いた。

 大東大は3大会連続の2位と悔しい結果が続く。「補欠に入ったメンバーも力の差はない。今大会で大きな可能性を見いだせた」。成長の手応えを来季につなげる。(宝田将志)

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