2023.04.23
第12回ぎふ清流ハーフマラソンが4月23日に行われ、男子はアモス・クルガト(中電工)が1時間0分20秒で、2019年の第9回大会以来2度目の優勝を飾った。
クルガトは前回大会でアレクサンダー・ムティソ(NDソフト)が作った大会記録(59分56秒)を狙って、序盤からハイペースを維持。終盤は気温15度超、強い日差しの影響もあって伸びなったが、2位に1分13秒もの大差をつけて圧勝した。
「2回目の優勝、本当に感動している。コースを知っていたのもあり、気持ち良く走ることができた。60分切りを目指したが、最善を尽くしたので結果には満足」と笑顔で振り替えた。
日本人トップは古賀淳紫(安川電機)で、1時間1分40秒の4位。同2番手の7位に鎧坂哲哉(旭化成)が続き、自己記録にあと1秒の1時間1分58秒をマークした。
ともに10月のパリ五輪マラソン選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を持っており、秋の大一番に向けたステップレースをしっかりとまとめた。
女子はオマレ・ドルフィン・ニャボケ(ユーエスイー)が1時間8分18秒で2連覇を達成し、「暑くて大変なレースだったが、2連覇できてうれしい」と話した。日本人勢は1時間10分23秒で6位の岩出玲亜(デンソー)が最高だった。
また、五輪、世界選手権のトラック種目で8つの金メダルを持つティルネシュ・ディババ(エチオピア)が参戦。1時間9分57秒の3位でフィニッシュした。
ぎふ清流ハーフマラソン上位成績
●男子 1位 A.クルガト(中電工)1.00.20 2位 P.クイラ(JR東日本)1.01.37 3位 F.ムルワ(GMOインターネットグループ)1.01.38 4位 古賀淳紫(安川電機)1.01.40 5位 S.サイモン(中央発條)1.01.43 6位 J.カランジャ(愛知製鋼)1.01.47 7位 鎧坂哲哉(旭化成)1.01.58 8位 M.ディラング(愛知製鋼)1.02.40 ●女子 1位 O.D.ニャボケ(ユーエスイー)1.08.18 2位 H.エカラレ(豊田自動織機)1.09.53 3位 T.ディババ(エチオピア)1.09.57 4位 M.エルモア(カナダ)1.10.11 5位 I.バットドイル(豪州)1.10.16 6位 岩出玲亜(デンソー)1.10.23 7位 R.デービス(豪州)1.10.53 8位 G.グレグソン(豪州)1.11.57
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.04.19
アリソン・フェリックスが第二子出産!4月10日に誕生の長男には父の名をつける
2024.04.19
2025年東京世界陸上の公式SNSが始動!「盛り上げていきましょう!」
-
2024.04.19
-
2024.04.18
-
2024.04.18
2024.04.17
パリ五輪の公式スポーツウエアが公開!赤を基調にパリの日の出イメージ 環境への配慮も
-
2024.04.18
-
2024.04.15
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.03.28
-
2024.04.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.04.19
パリ五輪懸けた決戦!日本選手権1万mに塩尻和也、太田智樹、相澤晃、田澤廉、廣中璃梨佳らエントリー発表
日本陸連は5月3日に行われる第108回日本選手権10000m(静岡)のエントリーを発表した。 パリ五輪代表選考会となる今大会。男子は日本記録保持者(27分09秒80)の塩尻和也(富士通)、同2位(28分12秒53)の太田 […]
2024.04.19
アリソン・フェリックスが第二子出産!4月10日に誕生の長男には父の名をつける
元女子短距離のレジェンドであるアリソン・フェリックスさん(米国)が4月10日に第二子を出産したことを自身のSNSに投稿した。自身が望んでいたVBAC(帝王切開後の普通分娩)での出産を報告し、助産師への感謝をつづった。 現 […]
2024.04.19
2025年東京世界陸上の公式SNSが始動!「盛り上げていきましょう!」
2025年に東京で開催する世界選手権の大会組織委員会が運用する大会公式SNSが本格稼働を開始した。 この日、X(旧Twitter)とインスタグラムを更新。舞台となる国立競技場の写真とともに、「2025年9月東京で世界陸上 […]
2024.04.18
インタビュー/今井正人 順大コーチとしてリスタート「選手がチャレンジする環境を作り、自分もチャレンジし続けたい」
2月25日の日本選手権クロカン。今井正人さんは「山あり谷あり。谷のほうが大きかったけど、あっという間だった」という24年の競技生活にピリオドを打った。福島・原町高で本格的に陸上を始め、世代トップクラスに成長。順大では箱根 […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!