毎日カメラや人の視線にさらされているセレブたち。ちょっと顔が変わると整形した? と噂になるのは珍しくない話。なかにはあっさり認めるセレブもいるけれど徹底否定する人も多数。そこで今回は整形疑惑に反論したセレブたちの説明コメントを大特集。もっともなものから言い訳に聞こえるものまで個性的な言い訳の数々を聞くだけ聞いてあげたい。
レネー・ゼルウィガー
2010年から長期休暇に入っていたレネー・ゼルウィガー。2014年に珍しくイベントに姿を見せたところ、あまりにも顔が変わっていてマスコミもファンもびっくり! すぐに整形の噂が流れた。しかしレネーは否定。「みんなが変わって見えると思ってくれて嬉しい。私はこれまでとは違う、幸せでより充実した人生を送っているからそれが外側に現れているんだと思うとワクワクする」と雑誌『ピープル』にポジティブに反論している。
メグ・ライアン
2016年のトニー賞授賞式に登場したメグ・ライアン。かつて「ロマコメの女王」だった頃の面影はなし。その後マスコミから整形について聞かれるとメグは「今の世の中はたくさんの憎しみで溢れている。人を判断するのはとても簡単なこと。ヘイターになることを考えてみて。なんて愚かなことなの!」と回答。どうやら話題を逸らす作戦に出たもよう。「私の女友達たちはそんなことを話題にしたりしない。時々は話すけれど、私が大切にしている人たちはみんな、子どもたちが成長したときどんな世界になっているか、何を食べ、どんな空気を吸っているかを話し合っている」。
ベラ・ハディッド
整形疑惑は若手セレブにも向けられる。ベラ・ハディッドも頬や唇にフィラーを入れたという噂が流れている。2018年のインタビューでベラは噂に触れ「みんな私が手術をしたとか、あれをした、これをしたとか言っている。じゃあ、私の顔をスキャンしてみましょうよ」とお怒り気味。「唇にフィラーを入れるのは私にとっては怖いこと。顔を台無しにしたくないから」。
ジジ・ハディッド
ベラの姉、ジジ・ハディッドも整形疑惑あり。雑誌アメリカ版『コスモポリタン』のインタビューで疑惑を否定、「コントロールフリークだから顔はいじらない」とコメントしている。「私はありのままの自分を受け入れている。だからと言って不安を感じないわけではない。特別な日には鼻を少しくっきりさせたりメイクでなんでもできる。メイクは特別な瞬間に最高の気分を味わうためのツールであると同時に、神さまがくれた美しい顔、パパとママの顔を受け入れるためのものなの」。ちょっといつもと違うのはメイクのおかげ、と主張している。
ヘイリー・ビーバー
ある美容外科医がインスタグラムに昔と今の写真を並べ、「ティーン時代と顔が違う。これは整形のせい」と指摘されたヘイリー・ビーバー。コメント欄に「メイクアップアーティストが加工した写真を使うのはやめて。私の顔とは全然違う」と反論。「私は顔をいじったことはない。もし13歳と23歳の私を比較するならせめて加工されていない自然な写真を使うべき」ともっともな指摘も。
エミリー・ラタコウスキー
2020年冬頃から唇がふっくらし始めたエミリー・ラタコウスキー。フィラーを入れたせいだという噂が流れた。するとエミリーはインスタグラムのストーリーでこれに反論。「フィラーを入れたことは一度もない(だからといって入れた人を批判しない。みんな素敵だから!)」とコメント。当時妊娠中だったエミリーは「お腹に赤ちゃんがいるときはフィラーを入れることはできないんだ。妊娠中、女性の血液量は50%増えるの。だから顔や唇がぷっくりして見えるんだよ」。
アリアナ・グランデ
豊胸手術の噂が流れたのがアリアナ・グランデ。2014年にある動画でコメントした。「雑誌の表紙に『アリアナ、豊胸手術とブロウリフト、顎と唇をお直し』って書いてあった。みんな私が14歳のときの写真を、プッシュアップブラをつけている21歳のときのものと比べているんだよね」。
ケンダル・ジェンナー
2017年、整形説が突然浮上したケンダル・ジェンナー。きっかけは自分のホームページとアプリに掲載した写真だった。当時沈黙を守っていたケンダルはその後しばらく経ってから釈明。「『彼女は唇を整形した、顔全体を直した』みたいな見出しと一緒に私の写真が出てきた。クレイジーだと思ったからそのときはコメントしなかったんだ。何かを言ったら『言い訳している。有罪だ』ってみんなに言われると思った」。ちなみに整形したように見えたのは妹のカイリーのせいだとか。カイリー本人が「ケンダルにメイクをしたんだけどオーバーリップにラインを引いたんだ。そうしたみんなが唇にフィラーを入れたと思っちゃったみたい。ケンダル、ごめんね!」とスナップチャットで説明していた。
キム・カーダシアン
ケンダルの姉、キム・カーダシアンは2013年に長女のノース・ウェストを出産後、わずか5か月で写真のようなスリムな体型に。そのため脂肪吸引など痩身手術を受けたという報道が浮上した。キムは「痩せるために手術を受けたという報道を見てとても悔しく思った。私は健康的で正しい食事をし、一生懸命ワークアウトした。運動は大変だったけれどやり遂げたのよ」とツイート。「この成果をとても誇りに思っている。偽の報道で私の誇りを奪わないで」と抗議した。
イリーナ・シェイク
スーパーモデルのイリーナ・シェイクは唇にフィラーを入れたという噂がたびたび浮上している。でも本人は「唇にフィラーを入れる人を私は批判しない。でも私はいつもナチュラルな美しさを評価しているの。私は完璧じゃない。この世に完璧は存在しないの」とコメント。「『彼女は唇にフィラーを入れている。団子みたいになっている』という記事を読むと笑ってしまう。嬉しいとは言えないけれど生きるにはユーモアのセンスを持たなくてはならないと思うから」。
ケイティ・ペリー
ケイティ・ペリーも豊胸や整形疑惑が絶えないセレブの1人。でも2018年にインタビューで噂を否定。「一切やっていない」「私の体は全部本物。世間の人は偽物だと思っているけれど、それは重要なことではない。私たちは肉体を改造することに対するネガティブなスティグマから脱しつつある。もちろん本物の自分であることはいつでも大切なこと。でももし鼻の整形をして気持ちが明るくなり、自分の横顔を好きになれるのならば、どうぞやって! 自分に対してポジティブな気持ちになれるならなんでもやった方がいい」。ちなみに目の下の窪みはフィラーを入れてふっくらさせているそう。ケイティ基準だとそれは整形に入らないみたい。
ジェニファー・ロペス
年齢を重ねても若々しいルックスを保っているジェニファー・ロペス。整形疑惑も度々浮上しているけれど、2013年にはある整形外科医がジェニファーの写真と共に「整形の痕跡がたくさんある」とツイートしたことから疑惑が再燃。これに対してジェニファーは「申し訳ないけれど私はどのような整形もまったくしたことがない」とTwitterで全面否定した。
パリス・ヒルトン
元祖お騒がせセレブのパリス・ヒルトン。当然、豊胸や整形は経験済みと思われているけれどそのたびに否定している。2018年にも雑誌『ピープル』のインタビューで「ボトックスもフィラーもやったことはない。人生で一度もない」。しわやたるみがないのは「ずっと取り憑かれたようにスキンケアを頑張っているから」だそう。とはいえやっている人のことは批判しないとも。「私の友達はみんなやっているから。胸も鼻も顎も頬もいじっている。私はハリウッドに住んでいるから見慣れている。ただ自分ではやらないだけ」。
ニッキー・ミナージュ
鼻を整形、お尻や胸をお直ししたと疑われているニッキー・ミナージュ。2013年のインタビューで「これはメイク」と説明。「コントゥアリングを見て鼻を整形したと思うなんて変だよ。『ル・ポールのドラァグ・レース』を見れば鼻をメイクでどんな形にも変えられるってわかるはず。顔に整形なんてしたことない」。ボディの方はやっているってこと?
ミーガン・フォックス
ボトックスをやっていると噂されたミーガン・フォックス。ボトックスを打つと顔の筋肉が動かなくなると言われているため、ミーガンは自分の顔写真を集めてFacebookに投稿。題して「ボトックスを打っていたらできないこと」。さまざまな表情の写真でこれに反論したけれど、これは逆効果だった可能性も。ある皮膚科医はこの投稿を見て「この写真からボトックスをやっていることがわかる」と語っている。
クリッシー・テイゲン
2017年、あるイベントで「頬以外は全部フェイク」とコメント、唇や鼻を指しつつ「ここもここもフェイク」と笑ったクリッシー・テイゲン。冗談だったけれど元々整形疑惑があったことからみんなが本気に。マスコミは「クリッシーが整形をカミングアウトした」と報じた。しかし彼女はその後否定。「もうこれからは絶対冗談は言わない。整形したらこんなお尻のままだと思う? 誰がわざわざこんなお尻を望むの?」とツイートした。
マンディ・ムーア
ドラマ「THIS IS US/ディス・イズ・アス」で人気のマンディ・ムーアは鼻の整形疑惑あり。でも本人曰く「その記事を読んだとき『変なの。私の鼻は完璧じゃないのに』って思った。眉間の下には皺が入っているんだよ。『鼻を整形していたら直っているような気がする』って思った。ハリウッドの人はみんな整形をしていると考える人が多いけれど、そうとは限らない。人は信じたいことを信じる。それでいいんだと思う」。
トリ・スペリング
一部だけ否定、一部を認めているのが90年代に「ビバリーヒルズ高校白書/青春白書」で人気を集めたトリ・スペリング。「私について永遠に言われ続けているのが整形手術のこと。鼻を直して豊胸手術を受けたけれどそれだけ。もっとやったと書いてある記事を読むけれど、それは違う」と反論している。ちなみに彼女の父はTVプロデューサーのアーロン・スペリング。トリ曰く「私は17歳のときから整形をしたと言われてきた。父は『心配するな。来週にはそんな噂はなくなる』ってアドバイスしてくれたけれどなくなってない」。
ユマ・サーマン
自分ではなくメイクアップアーティストに否定させるという作戦をとったのが映画『キル・ビル』のユマ・サーマン。2015年、あるプレミアに出席したときの表情がいつもと違うことから美容整形を受けたのでは? と疑う声がマスコミから浮上した。これに対して彼女のメイクアップアーティストのトロイ・スラットがコメント。「ミニマルなメイクのせい。きっとみんな僕のメイクが好きではないんだね」と反論した。
【番外編】ブレイク・ライブリー
『旅するジーンズと16歳の夏』でスクリーンデビューしたときに比べて鼻が細くなっていると整形疑惑が浮上しているブレイク。噂に関しては反論もしない代わりに肯定もせず。黙殺し続けている。