大きいことはいいこと? 素朴な疑問は残るけれど、インスタグラムで婚約を発表した27歳の歌姫アリアナ・グランデのユニークでこの上なくゴージャスな婚約指輪が改めて話題に! そこで、歴代セレブがプレゼントされた超ド級のダイヤリングを振り返る。さて、誰のがいちばん大きい?
アリアナ・グランデ
2020年12月20日(現地時間)、インスタグラムで婚約を発表したアリアナ・グランデとダルトン・ゴメス。セレブ御用達の不動産エージェントであるダルトンと2020年の初めに交際をスタートしたアリアナは、コロナ禍の自主隔離生活を共にしながら静かに愛を育んだよう。
婚約発表の投稿には幸せいっぱいのふたりと「forever n then some,(永遠に、そしてそれ以上に)」というアリアナのメッセージ、そして彼女の薬指に輝く婚約指輪の写真が。
シンプルなプラチナのバンドに留めた巨大な(およそ5~6カラット)オーバル型のダイヤモンドはもちろん目を引くけれど、その輝きに負けない存在感のパールにも注目。当初アリアナの誕生日である6月の誕生石だと報じられていたが、後にそれはアリアナの祖父が愛用していたタイピンのパールを受け継いだものだというウワサが。家族思いのアリアナらしいハートウォーミングなストーリーに、ファンだけでなく多くの各国メディアもうっとり。
ヘイリー・ビーバー
2018年7月7日(現地時間)、バハマでヘイリー・ボールドウィンにプロポーズをしたジャスティン・ビーバー。帰国したヘイリーの左手薬指には、6カラットの楕円型のダイヤモンドがあしらわれた婚約指輪が。ゴージャスなリングは瞬く間に注目され、NYベースのジュエラー「Solow & Co.,」のものであることが判明。お値段は約25万ドル(約2,700万円)! 「ブレイク・ライブリーの婚約指輪よりも小さかったら結婚したくない」と過去にツイートしていたヘイリーも、これなら大満足?
結婚式が何度も延期されネガティブな噂も流れたが、2019年9月30日(現地時間)サウスカロライナ州の5つ星ホテル「モンタージュ・パルメット・ブラフ」で無事結婚式を挙げることができたビーバー夫妻。エンゲージリング同様に、結婚式もかなりゴージャスだったもよう!
ジェニファー・ロペス
2019年3月にアレックス・ロドリゲスとの婚約を発表したジェニファー・ロペス。お相手が「ニューヨーク・ヤンキース」の元スーパースターであることもさることながら、その巨大なダイヤモンドの婚約指輪も話題に。J.Loが婚約指輪を手にするのはこれで5度目だけれど、回数を重ねるごとにバージョンアップしているのも見逃せないところ。最初の夫オジャニ・ノア、2番目のクリス・ジャッドからは10万ドル前後のダイヤモンドリングで、今の彼女からすれば“ミニサイズ”。その後「ベニファー」と呼ばれた俳優のベン・アフレックからは6.1カラットのピンクダイヤモンドを、前夫のマーク・アンソニーからは8.5カラットのブルーダイヤモンドをそれぞれ頂戴し、いずれもスピード破局をキメたJ.Lo。失恋のキズを新たな恋で癒してきたの彼女の薬指に現在輝くのは、なんと15~20カラット、推定価格は5億円とも7億円とも! 婚約指輪の総額10億を超えた歌姫ジェニファー、今回が最後の恋となるか⁉
Jennifer Lopez(ジェニファー・ロペス)、Alexander Rodriguez(アレックス・ロドリゲス)
パリス・ヒルトン
アスペンでの休暇中に俳優の恋人クリス・ジルカからプロポーズされた映像をツイッターにアップし、婚約を発表したパリス。自分でグイグイと左手薬指にはめたのは、ペアシェイプ・ダイヤモンドをパヴェ・ダイヤモンドが取り巻くゴージャスなもので、総合で20カラットのダイヤモンドが使用されている(推定価格は2億円)。パリスの母親が大事にしている指輪にインスパイアされたクリスがジュエリー・デザイナーと一緒にデザインしたとか。売れない俳優クリスが婚約指輪に2億円も出せるのかという疑問も浮かぶけれど、誰よりも巨大なダイヤモンドがふさわしいと自認するパリスが支払ったのは間違いないでしょうね。
パリス・ヒルトン(Paris Hilton)、クリス・ジルカ(Chris Zylka)
キム・カーダシアン
パリスが20カラットにこだわった理由と思われるのが元親友キムの婚約指輪。カニエが贈ったクッションカットのダイヤモンドは15カラットで、さらに2カラット分のダイヤモンドが周囲を取り巻くデザインだ。パリスはキムを超えたかった? でも人気ジュエラー、ロレイン・シュワルツがデザインしたこちらも推定価格2億円なので、使用されたダイヤモンドの品質はキムの婚約指輪の方が上な可能性大。しかもパリで強盗に盗まれた婚約指輪の代わりにカニエが2016年にキムに贈ったのは20カラットのエメラルドカットのダイヤモンド指輪。身長155センチ弱しかないキムの華奢な左手薬指には不似合いな大きさかも。
キム・カーダシアン(Kim Kardashian)、カニエ・ウェスト(Kanye West)
マライア・キャリー
2番目の夫ニック・キャノンから贈られたのは、10カラットのピンク・ダイヤモンドをメインにした総17カラットの婚約指輪。元婚約者セリタ・ユーバンクから返却された婚約指輪のリサイクル疑惑がつきまとったけれど、真偽は謎。でもマライアにとって重要なのは、カラット数。彼女の考えでは婚約指輪の大きさは恋人の資産と愛に比例し、さらには自身の価値にも比例している(?)。ニックと離婚後に交際し、婚約したオーストラリア人富豪からせしめたのはなんと35カラットのダイヤモンド指輪で、推定価値は10億円。婚約破棄したら普通は返却するけれど、いまだに身につけている図々しさMAXもいかにもマライアらしい。
マライア・キャリー(Mariah Carey)
アレクサ・デル
2017年末に16歳年上のハリソン・レフォアとの婚約を発表したアレクサは、コンピューターで有名なIT長者マイケル・デルの愛娘。デートアプリ「Tinder」ファウンダーと破局後、大学院での学業に専念していたアレクサがハリソンと出会ったのは、共通の友人がセッティングしたブラインド・デート。セレブに高級物件をレンタルしているカリフォルニアの不動産王であるハリソンとデル一族の後継者であるアレクサはすぐに意気投合し、ラグジュアリーなデートを続けて、交際1年弱で婚約。婚約の証として彼から贈られた12カラットのダイヤモンド指輪の推定価格は約3億円で、まさに富豪カップルにふさわしい逸品。
ハリソン・レフォア(Harrison Refoua)、アレクサ・デル(Alexa Dell)
エリザベス・テイラー
巨大で高額な婚約指輪を贈られたセレブの走り(?)といえるのが、大女優エルザベス・テイラー。美しい彼女をさらに輝かせようと男たちが次々と貴重な宝石を使ったジュエリーを贈呈したのだ。3人目の夫となった映画プロデューサーのマイク・トッドは29.41カラットのダイヤモンド指輪を贈り、大喜びしたリズは「私のスケートリンク」と呼び名をつけて愛用。ただし5人目の夫となる俳優リチャード・バートンから33.19カラットのアッシャーカットのダイヤモンド指輪を贈られたので、スケートリンクは惜しまれつつも売却されてしまった。リズはその後も結婚&離婚を繰り返したけれど、バートンが贈った指輪は死ぬまで身につけ続けたことでも有名。
エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)