レノファ山口FC

PRE MATCH COMMENTS試合前コメント

10月7日14:00Kickoff

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VS

matchschedule

大宮アルディージャ

監督コメント

 

−どういうように大宮アルディージャ戦に向けてアプローチするか?

相手も変わりますし、我々も常に同じ状態ではなく、試合は常に違う展開になります。ただ、私のやり方として、いつもと同じような臨み方はしていきます。そこで相手よりも主役になることが大切です。できない状況の時もありますが、やりたいことに関してはいつもと変わることはありません。

 

−大宮アルディージャの印象を聞かせてほしい。

素晴らしい選手が揃っていて、実際の結果が示している以上のチームです。特に最近の2試合は、本当にそれだけ実力がある選手が揃っていると思える試合でしたし、良いチームですので、我々が戦う時には少しの心配はあります。

 

−池上丈二選手が出場停止だが、どういう選手起用を考えているか?

彼と同じ、もしくはそれ以上にできる選手がいると思っていますので、心配はしていません。

 

−大宮はセットプレーでも得点を取っているが、どう考えているか?

我々もセットプレーは強いので心配はしていません。

 

−ツエーゲン金沢戦でPKを与えた場面に関しては、他に最善策はあったのか?

特にそれ以上もそれ以下もなく、あの場面では行くしかなかったと思います。個人的なプレーのところで起こってしまったことですが、ヨシ(吉岡雅和)もPKを与えたくてしたわけではなく、アクシデントと捉えています。
ヨシは最近の試合ではボール奪取の確率が高い選手の一人ですので、ボールを奪おうと挑戦した中の一つのプレーとして起きたことです。そこだけを取り上げて何かを言うというつもりはありません。

 

−梅木翼選手の前線からの守備についてはどのように評価しているか?

素晴らしいプレーをしてくれています。彼の素質としてあのくらいはできると思っていますし、まだまだ成長できると思います。彼のパフォーマンスには満足していますが、継続してほしいと思っています。

 

−神垣陸選手のプレーについてはどう分析しているか?

難しい展開になっていると、選手の評価は難しくなりますし、選手自身もパフォーマンスを出し切るのは難しい試合だったと思っています。
ただ試合に入っていく姿勢は素晴らしく、難しい展開の中であのような姿勢を見せたのは良かったです。我々が完全に支配できていた試合ではなかったため、プレーは簡単ではなかったですが、難しい時間帯に良く入ってプレーしてくれたと思います。

 

−難しい試合で勝点3を取れたのは今節につながりそうか?

最後は守らなければいけない試合になりました。ディフェンスをするならば自陣ではなく、より遠いところでディフェンスをしたいですが、それができない試合もあります。そういう試合でしたが、そこで守り切る必要があり、実際に守り切ることができました。

 

選手コメント

−前節のツエーゲン金沢戦はタフな試合になったがどのように振り返っているか?

あのような試合展開になるということは頭の中にありましたので、それにはみんなで備えていました。しっかりとそこで勝ち切ることができたので、自分たちにとっては大きな勝点3になったと思います。

 

−セカンドボール自体は拾えている場面もあったが、その対応はどうだったか?

ディフェンスラインと中盤のところでの予測は意識していましたし、練習からも常にそこの部分は言われていました。セカンドボールを拾って展開するということは意識してやれていましたが、ただもうちょっと落ち着かせる時間も作りたかったというのはあります。

 

−落ち着かせられなかったのは、試合展開が影響したのか?

勝点3を取るということを目指していましたので、ボールをつないでリズムを取るということよりは、守り抜くことが先になって重心が重くなってしまったのかなと思っています。

 

−後半は相手が選手交代でリズムを変えてきた。守備対応に関してはどのような難しさがあったのか?

風などのコンディションも含めて相手にボールが落ちることが多くなり、そこでの相手の人数も増えていました。跳ね返す時にはもう少し意識して外へ外へとやっていければ良かったですが、そこも簡単ではないという状況でした。
ただ、ボールを拾われた中でも最後を固めて跳ね返すことはできたと思っています。相手選手が交代で代わった中で、新たに入ってきた選手に取られると相手に勢い付かせるところもありますので、もう一度チームとして引き締めなければいけないですし、やってはいけない失点だったと思っています。

 

−大宮アルディージャ戦はどう臨みたいか?

アウェイ戦ですが、やはり先制点の部分はカギを握ると思います。
引き分けでも良いというような部分もあるかもしれないですが、そうやって入ると重くなってしまうと思いますので、しっかり勝点3を取り切りたいです。
ただ、こういう状況での試合という雰囲気も楽しむという気持ちを持ちながら、しっかりと勝点3を取って帰ってきたいと思います。

 

−池上丈二選手が累積警告で出られないが、その部分はどう考えているか?

ジョージ自身のスタイルではないかもしれないですが、ジョージは前からの守備というところでもチームスタイルに合わせてやってくれていて、それで後ろの僕らも楽になっている部分があります。
ただ他の選手が入ったからといってそこの部分がなくなるわけではないと思います。そのための練習でもありますので、誰が入っても不安はないです。入った選手の特徴を活かせるように、後ろからバランスを取ってやっていければ問題はないのかなと思います。

 

−メンバーがある程度固定されてきた中での変更には不安はないか?

同じメンバーでやることで、ある程度はしゃべらなくても「こういう選手がここに入ってくる」とか、「ここでカバーしてくれる」とか、そういうところはあるのは良い部分ですが、累積で出られない選手が出てきた時にもどのくらいやれるかは大事な部分ですし、チームの底上げにもなると思います。

(新たに入る選手が)スタメンで出られたからと安心せずに、どれだけやれるかが一番大事な部分だと思います。しっかりやれればゲームに出られるし、やらなかったらもちろん交代させられますが、本当に引き締めてやれているということが、今は一番良いところなのかなと思います。

 

−雰囲気を楽しむという話があったが、前節に関しては緊張感はあったか?

やはりすごく緊張はします。この前の金沢戦も前日に大宮が勝っていたりして、数字というのはやはり見ていました。どういう試合でも緊張はしますが、特にこの間のような試合は朝からというよりも、前日の夜からだいぶ考えました。

でも、やはり練習してきたことしか試合には出ないですから、そこは自信を持ってピッチに立っていくべきだと思います。そして結果につながることで、いろいろな成長もあると思いますので、あとは本当に頑張るだけです。

 

−チームとしては直近3試合で2勝している。どのようなことが転機になったと考えているか?

あまりきっかけだと言いたくはないですが、やはり降格の危機があった中で何としてでも勝たないといけない、勝点を拾わないといけないというところがあり、そういうところで全員のゲームに対する気持ちとか入り方もかなり変わりました。
監督が先頭に立ってそれを示し、ベテランも、試合に絡んでいない選手も、チームとしてそこに向き合えたことで勝点を拾えたと思います。甲府戦に勝ったあとに気持ちが緩んだ部分がありましたが、今はしっかりと引き締められていることが今の勝点3につながっていると思います。

 

−ゲームの閉じ方は段々と良くなってきているのではないか?

勝点3にこだわるというところで、今まではなかなかそういうところができていなかったですが、若い選手たちも経験を積んでいく中で、どうやって時間を稼ぐかは意識してプレーできていたと思います。
金沢戦は外から見ていてちょっとバタつく時間はありましたが、最後の5分、10分のところはチームとして成長したのではないかなと思います。

 

−梅木翼選手が得点に絡んでいるが、どう見ているか?

前を向いたら足を振る場面というのはここ数試合増えてきていると思いますし、そこで結果が生まれたことで彼自身も自信が付くと思いますので、ここからが僕らも楽しみです。
ただ、もっと取れる場面もあったと思いますので、良いものをたくさん持っていると思いますし、1点2点と言わずにもっともっとこだわってやっていけば、さらに成長していくと思います。

 

−まだ十位台中盤くらいまでは目指せると思うが、どう終盤戦を戦いたいか?

今年はシーズン当初にトップ6と言って目指してきた中で、いろいろなことがあり、うまくいかないこともありましたが、今は少しでも上の順位で終わりたいということはサポーターも、僕たちも目指したい場所です。現実的にそのあたりの順位は捉えられる場所だと思いますので、1試合1試合、少しでも上に行けるように頑張りたいです。

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