ダイジェスト・Day 5 土井陵 Takashi DOI、大会新記録でトランスジャパンアルプスレース2022の最初の完走者に #TJAR2022

トランスジャパンアルプスレース Trans Japan Alps Race 2022(TJAR)はスタートから5日目の「山の日」の今日11日水曜日に、大浜海岸で最初のフィニッシャーを迎えました。

(写真 大浜海岸にフィニッシュした土井陵選手。© Sho Fujimaki )

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今回のTJARの最初の完走者となったのは土井陵。この日の夕方、大粒の雨が降る中を4日間17時間33分で大浜海岸(静岡市)に到着。大会記録(4日間23時間52分、望月将悟、2016年)を6時間19分上回る新記録となりました。

この日の土井は南アルプスからの下山の始まりとなる茶臼小屋のチェックポイント(スタートから301km)に午前12時45分に到着。畑薙大吊橋(307km、フィニッシュまであと88km)を渡って舗装林道に出たのは午前5時20分ごろだった模様。ここまでまとまった仮眠はとっていないにもかかわらず、軽快な足取りで午前8時4分に井川オートキャンプ場のチェックポイント(あと69km)に到着。その後も大きなブレーキがかかることもなく走り続けます。土井が静岡市の市街地に入ると雨が降り始めたにもかかわらず、多くの人に声援を受けながら、今大会の最初のフィニッシャーとなりました。

土井選手は昨年行われた2020年大会でTJARに初めて出場。初日のレースで先頭に立ちましたが、台風が接近していたことから大会がその日の夜に中止となりました。2度目の挑戦で完走に加えて大会新記録という快挙を成し遂げました。トレイルランニングでは2015年のUTMB®︎で11位となって注目され、最近では今年4月のUTMFで準優勝。2020年には298kmのHong Kong Four Trails Ultra Challengeを56時間25分で完走して4位に。ウルトラディスタンスのトレイルランニングでは日本を代表するアスリートの一人です。

土井選手に続く選手では、前夜の日付が変わる前に三伏峠小屋のチェックポイント(268km)に到着していた石尾和貴木村直正馬場誠に加えて、この大会で4度優勝のレジェンド、望月将悟が順位を上げています。茶臼小屋(301km)には石尾選手が午後5時ごろ、木村選手が午後6時50分ごろ、そして馬場選手と望月選手はともに午後10時40分ごろ到着しています。石尾選手は午後10時には畑薙第二ダム付近(あと69km)を進んでいて、明日12日金曜日の朝には大浜海岸でフィニッシュするかもしれません。5日目の朝のフィニッシュは歴代の優勝タイムと比べても引けを取らない好記録となります。

この日月11日木曜日の正午は市野瀬チェックポイントの締切時刻でしたが、ここまでにリタイアした3人の他は全員がクリアして南アルプスを進んでいます。次のチェックポイントは三伏峠のチェックポイント(268km)で明日12日午後5時となっています。

しかし明日以降は天候が気がかりです。天気予報によれば日本の南にある熱帯低気圧が北上して台風となる見込みで、東海地方では明日12日からは雨が降り出して雨足が強まる見込みです。大会の運営にもこうした天候の変化が影響する可能性があります。

南アルプスの山中でのトラッキングには時差がありますが、5日目の11日午後11時40分ごろにGPSによるトラッキングが示す各選手の位置は次の通りです。

  • フィニッシュ:土井陵(4日間17時間33分<大会新記録>)
  • あと69km(畑薙第二ダム付近):石尾和貴
  • あと83km(畑薙第一ダム付近):木村直正
  • 302km付近(茶臼小屋からの下り):望月将悟
  • 301km付近(茶臼小屋):馬場誠
  • 294km付近(聖岳の先):貝瀬淳
  • 293km付近(聖岳の手前):井出善啓
  • 292km付近(兎岳避難小屋付近):野寄真史
  • 288km付近(百間洞付近):大畑匡孝
  • 287km付近(百間平付近):林田裕介
  • 286km付近(百間平付近):牧野高大
  • 275km付近(板屋岳付近):佐藤崇樹
  • 271km付近(小河内岳):佐合要
  • 268km付近(三伏峠小屋チェックポイント):駿谷明宏、保田直宏
  • 265km付近:今崎治男
  • 263km付近(塩見小屋付近):横井秀輔
  • 263km付近(塩見小屋手前):関淳志
  • 255km付近(安倍荒倉岳):吉川賢一
  • 254km付近(熊ノ平小屋付近):中島裕訓
  • 248km付近(横川岳):野田憲伍
  • 247km付近:井嶋健一
  • 243km付近(大仙丈ヶ岳):久保和範、三上満
  • 241km付近(仙丈ヶ岳への登り):稲崎謙一郎、松本貴宏
  • 240km付近(仙丈ヶ岳への登り):河田英樹
  • リタイア
    • 竹内雅昭:三日目朝、双六小屋
    • 西田敦洋:三日目夜、頂上山荘
    • 坪井伸一:四日目夕方、駒ヶ根

今回もダイジェストをお送りするにあたっては、トレイルランニングの撮影で著名なフォトグラファー、後藤武久 Takehisa Goto、武部努龍 Doryu Takebe、藤巻翔 Sho Fujimaki、茂田羽生 Hao Moda、小関信平 Shimpei Kosekiの皆さんに写真をご提供いただいています。

フォトダイジェスト・Day 4(続き)

© Hao Moda

© Hao Moda

土井陵選手 © Hao Moda

土井陵選手 © Hao Moda

木村直正選手 © Hao Moda

木村直正選手 © Hao Moda

フォトダイジェスト・Day 5

牧野高大選手 © Hao Moda

牧野高大選手 © Hao Moda

林田裕介選手 © Hao Moda

林田裕介選手 © Hao Moda

井出善啓選手 © Hao Moda

井出善啓選手 © Hao Moda

土井陵選手 © Sho Fujimaki

土井陵選手 © Sho Fujimaki

土井陵選手 © Sho Fujimaki

土井陵選手 © Sho Fujimaki

土井陵選手 © Sho Fujimaki

土井陵選手 © Sho Fujimaki

TJAR 2022についてのリソース

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