おしゃれなあの人にもダサい過去があった！　スタイリストを変えて垢抜けたセレブたち

ティーンの頃から、モデルの母ヨランダ・ハディッドの出演していたリアリティ番組にゲスト出演していたジジ・ハディッド。自分のセンスに自信があったのか、モデルとしてキャリアを築き始めた頃は自らスタイリング。こんなファッションで出かけていた。

レッドカーペットでも少し垢抜けない感が……。

彼女を変身させたのはスタイリスト＆パーソナルショッパーのミミ・カットレル。彼女とタッグを組むようになった2016年から一気におしゃれに！

この変貌ぶりにびっくり！　ちなみにカイア・ガーバーもミミのクライアントだそう。

ジジとは反対に、自分たちでスタイリングするようになって垢抜けたのはメアリー＝ケイト・オルセン＆アシュリー・オルセン姉妹。当時はスタイリストのジュディ・スワーツがついていた。

2000年代始めにボーホールック人気に火をつけたオルセン姉妹。この流行の影にいたのもジュディだった。

姉妹のファッションが変わったのは2006年、ブランド「The Row」を立ち上げたとき。ジュディとの契約を切り自分たちでスタイリングを手掛けるようになって大変身！　モノクロファッションが増え始めたのもこの頃。

スタイリストを解雇してここまでおしゃれになったとなると、ジュディの評判もガタ落ちになりそうだけれど、今も姉妹とジュディの関係は良好だそう。

2012年、映画『世界にひとつのプレイブック』でオスカーを授賞、ハリウッドのトップ女優になったジェニファー・ローレンス。当時彼女のスタイリングを担当していたのは有名スタイリストのレイチェル・ゾー。アカデミー賞授賞式で裾を踏んで転んでしまったときのドレスもレイチェルのチョイス。古き良き時代のハリウッドを思わせるクラシカルなドレスだったけれど……

こんな普通すぎる服装でアカデミー賞のノミネーション発表会に出席していたことも。

そんなスタイリングを一変させたのはジル・リンカーンとジョーダン・ジョンソン。レイチェルのアシスタントだった2人が独立したときジェニファーも一緒にレイチェルの元を離れ、2人のクライアントになった。

一気にモダンなおしゃれセレブに！

同じくレイチェル・ゾーのクライアントだったのはアン・ハサウェイ。2013年、『レ・ミゼラブル』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたときに着ていたこのドレスもレイチェルのスタイリングだった。着用する予定だったドレスが同作で共演したアマンダ・サイフリッドのものとそっくりだったため、前日に急遽チェンジしたという事情があったとは言え、シンプルすぎて概ね不評。しかも乳首が立っているように見えるというおまけ付き。「乳首ドレス」という不名誉な名前でレッドカーペット史に残っている。

この事件に腹を立てたのか、アンはレイチェルを解雇。新たなスタイリストとしてペニー・ラヴェルを起用。2015年のメットガラではエッジの効いた「ラルフローレン」のドレスで登場、おしゃれセレブに生まれ変わった。

2018年に再びスタイリストを変えたアン。バトル番組「アメリカズ・ネクスト・トップモデル」の審査員を務めるロウ・ローチを起用した。ロウはゼンデイヤやセリーヌ・ディオンをクライアントに持つトップスタイリスト。2019年のゴールデングローブ賞授賞式では「エリーサーブ」のドレスで優等生女優アンをセクシーに変身させた。

『ブロークバック・マウンテン』や『ブルーバレンタイン』の名演技でトップ女優に上りつめたミシェル・ウィリアムズ。『マリリン 7日間の恋』の頃までスタイリストのリース・クラークとタッグを組んでいた。

かわいいミニドレス姿が多かった。

2012年頃にスタイリストをケイト・ヤングにチェンジ！　シックでありつつエッジの効いたスタイルに。

ちなみにケイトはハリウッドで「最もパワフルなスタイリスト」ランキングの常連。シエナ・ミラーやセレーナ・ゴメス、ダコタ・ジョンソンも彼女のクライアントである。

レオナルド・ディカプリオと共演した『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で一躍ハリウッドの売れっ子女優になったマーゴット・ロビー。当時はクリスティーナ・エールリヒがスタイリングを担当。クラシックでエレガントなドレス姿を披露することが多かった。