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『走る指揮官』立大・上野裕一郎監督が異例の“監督兼ペースメーカー”「とても走りやすかった」と生徒も絶賛【MARCH対抗戦】

2022年11月25日 19時35分

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ペースメーカーとして引っ張る上野裕一郎監督(右)

ペースメーカーとして引っ張る上野裕一郎監督(右)

 明大、青学大、立大、中大、法大の5大学による陸上1万メートルの大会、MARCH対抗戦が25日、東京・町田GIONスタジアムで開催された。55年ぶりの箱根駅伝出場を決めている立大は、現役ランナーで世界選手権出場経験もあり、学生よりも高い走力と実績を持つ「走る指揮官」上野裕一郎監督(37)がペースメーカーを務め、出場選手から絶賛を浴びた。
 上野監督は3組目で登場し、29分切りのペースとなる1周(400メートル)69~70秒で走り、正確にペースを刻んだ。途中までついていき、この組で3着だった法大・武田和馬(2年)は「きっちりしたペースを刻んでくれて、とても走りやすかった。ペースの上げ下げがないので、疲労も少ない。後半も『最後2キロあげていくぞ』と言って下さったりして、安心感もあるし、偉大な先輩と走れたのが経験としてもいい」と声を弾ませた。

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