【千歳】第43回千歳JAL国際マラソン(千歳市体育協会、日本航空、北海道新聞社主催)が4日、千歳市の青葉公園を発着点に行われた。新型コロナウイルスの影響で中止していた外国人ランナーの受け入れを4年ぶりに再開。雨が断続的に降る中、道内外から4528人が参加し、緑豊かなコースを駆け抜けた。
昨年に続き、フルマラソンと17キロの2種目が行われた。外国人ランナーは31人が出場。両種目を合わせた参加者は前年を390人上回った。
両種目とも、ランナーは約500人ごとのグループに分かれ、10分ごとに順次スタート。沿道では市民が「頑張れ」と声援や拍手を送った。公園内には、キッチンカーなどの飲食コーナーが4年ぶりに開設された。
フルマラソン男子は原田拓さん(39)=愛知県常滑市=が2時間22分11秒で2年連続の優勝を果たした。原田さんは「なんとか逃げ切ることができた」。同女子は藤沢舞さん(48)=札幌市白石区=が2時間38分11秒で6度目の優勝を決めた。藤沢さんは「自分としては合格の走り」と話していた。(工藤さえら)
■10位以内の記録
《1》原田拓(FROG)2時間22分11秒《2》福島奈槻(札幌エクセルAC)2時間22分38秒《3》藤島圭恭(小樽市)2時間29分18秒《4》武藤晃治(FROG)2時間30分48秒《5》田野寛之(美瑛町役場)2時間30分55秒《6》富田崇史(別海継走会)2時間32分13秒《7》船田毅(ハノハノ陸上部)2時間32分50秒《8》花井志朗(札幌市)2時間33分19秒《9》佐藤祐徳(島,RC千歳)2時間34分11秒《10》坂本康佳(作.AC北海道)2時間35分44秒
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