超吸水性ポリマーとは?独自技術で誕生した「EFポリマー」
超吸水性ポリマー(SAP=Super Absorbent Polymer)とは、自重の何倍もの水分を吸水できるように設計された高分子素材のこと。
多少の圧力をかけても水分を離さず、吸水・保湿、固化・増粘・放出の機能を有しています。
EFポリマーはオレンジの皮などを原料とした、まったく新しい吸水性ポリマーです。
EFポリマーの由来は「エコ・フレンドリー・ポリマー」。果物の皮をアップサイクルして作られています。100%オーガニックかつ完全生分解性を有するため、環境にやさしく、有機JAS資材リストや欧州・米国のECOCERTにも登録されています。
作物残渣から生まれた循環型モデル
EFポリマーはオレンジの皮などの作物残渣から作られます。ポリマーを農地に適用することで、水不足の環境下でも収穫量を向上し、生産者の課題解決をサポート。
農地で育てられた作物の残渣をさらにアップサイクルされることで、新たなEFポリマーの製造に役立てられます。従来、廃棄されてきた残渣を活用することで廃棄に伴うコストやCO2排出を大幅に削減し、資源の有効活用に貢献します。
4 Benefits
EFポリマーを使う4つのベネフィット
環境にやさしい、完全生分解性
オレンジの皮などの作物残さを原料に作られているので、完全生分解性を有します。ポリマーとしての効果が半年間持続した後、約1年かけてゆっくりと土に還ります。環境に有害な物質を残しません。
農業に適した吸水と放出の機能
EFポリマーは、農業に最適な吸水機能を有します。自重の約50倍の水分を吸水し、ゆっくりと作物の根に水分を放出します。水や栄養素が土壌で流れ出るのを防ぎ、作物の成長をサポートします。
有機物ならでは土への働き
EFポリマーが土壌中で分解する過程で微生物を活性化し、健康で健全な土づくりをサポートします。また、ポリマーが吸水や放出を繰り返すことで、土壌に気相ができ、団粒構造の発達を促します。
コストを下げながら収量アップ
灌水や施肥の頻度が減るので栽培コストの大幅な削減が期待できます。また、土壌の保水力と保肥力が向上することで作物の成長が促進され、収穫量のアップにもつながります。
お客様の声
きゅうり、キャベツ生産者 山城さん
はじめは、水やりの頻度が減ることを期待して試してみました。キャベツでポリマーを使用した際、発芽率が6割から9割と大幅に向上しました。根の活着具合や苗木の生育が良かったです。次も使ってみたいと思っています。
にんじん生産者 島袋さん
収穫時期のゲリラ的な雨によってにんじんが急に水分を吸い、身割れの原因となることが課題でした。EFポリマーを使ったエリアのにんじんは水分量が適切に保たれていたので、身割れの量が減り、結果的に生産量がアップしました。これを見た周囲の農家の方も興味を示して、広がっています。
お知らせ
NHK「おはよう日本」にEFポリマーが紹介されました。 今回の取材では、EFポリマー創業者兼CEOのナラヤンのインタビューをはじめ、北海道洞爺湖の佐伯農園さん、沖縄県読谷村の島袋農園さんにもご協力をいただきました。
もっと見る昨今、原材料や物流コストの高騰が続いております。EF Polymerではこれまで、さまざまな対策を講じ価格維持に努めてまいりましたが、不本意ながら現行の価格体系を変更せざるを得なくなりました。5/27以降の新しい料金をご案内いたします。 新料金体系は以下の通りです。
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