山口・美祢の「ウルトラマラソン」プレ大会を9月に開催 参加者募集

大藤道矢
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 来年、美祢市が初めて開く「Mine秋吉台ジオパークウルトラマラソン」のプレ大会が今年9月24日に開催される。日本最大級のカルスト台地、秋吉台を中心とする「Mine秋吉台ジオパーク」の大地を駆け抜ける100キロのコース。フルマラソン完走経験のあるアスリート400人の参加を募っている。

 美祢市や市観光協会、市商工会などでつくる大会準備委員会の主催。

 コースは、美祢市役所前をスタートして西に向かい、豊田前公民館から真長田公民館方向に東進。さらに長登銅山文化交流館、秋吉台カルスト展望台、カルストロード、別府弁天池など市内を走ってJR美祢駅前がゴールとなる。午前5時スタートで、午後7時までの14時間が制限時間。市は、トップの走者は約7~8時間で完走すると想定しているという。

 大会は美祢の美しい自然を感じられる観光名所を巡り、28カ所のエイドステーションでは秋芳梨(しゅうほうなし)、厚保(あつ)くり、ブルーベリーなど美祢の恵みを味わえることが特徴だ。参加賞のTシャツは同市出身で国内外で活躍する切り絵画家、久保修さんの作品をデザインしたもので、完走メダルは大理石で作ることを予定している。

 同市観光政策課の担当者は「ジオパークの大地を満喫できる大会で、美祢の美しさを感じられると思う。秋芳梨の旬の時期に開催するので、食の魅力も堪能してほしい」とPRしている。

 参加費は1人2万円で、応募の締め切りは7月末まで。定員400人に達した場合はその時点で締め切る。本大会となる来年は千人規模に拡大することをめざすという。プレ大会のホームページ(https://mine-ultra.jp/別ウインドウで開きます)から申し込む。問い合わせは、山口ランニングネットワークの岡崎さん(090・3171・6517)へ。(大藤道矢)

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