河野が逃げ切り初優勝 玉名ハーフマラソン
陸上の金栗杯玉名ハーフマラソンは5日、熊本県玉名市役所前発着で行われ、河野琉威(トヨタ自動車九州)が1時間2分51秒で初優勝した。川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は5位。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大会は4年ぶりの開催となった。
4人による終盤のスパート合戦を逃げ切った河野は「優勝を狙っていた。タイムも自己ベストだったので良かった」と喜んだ。大分・鶴崎工高から入社2年目。全国高校駅伝の出場経験はないが、レースでの経験を重ねて成長し、元日の全日本実業団対抗駅伝は6区で初出場。区間7位の結果に「全国の壁を感じた。もっと力をつけて、来年はチームに貢献できるように」と成長を誓った。
伝統の大会を制した自信を胸に、さらなる飛躍を目指す。 (伊藤瀬里加)