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ミナト製薬の債権者集会に約40人 社長からお詫びの言葉なし 出席者が不満

 18日に東京地方裁判所で開かれたミナト製薬㈱(東京都中央区)の債権者集会には、約40人の債権者が参加した。

 「粛々と進行した」というのが債権者集会に出席した関係者の感想。質問者もわずか1人で、30~40分程度で終了したという。一方、「椅子は50席ほど並んでいた」とし、「意外に少ない印象を持った」と話している。

 集会では破産管財人から管財業務について20分ほどの報告が行われた後、唯一、破産債権の状況についての質問が行われた。届け出債権の総額に対する「認否がいつ行われるのか」との内容だったようだ。これに対して管財人は「次回の集会までに認否を進める」と応じたという。

 当日、報告された債権者の人数は114人、債権総額は約13億5,000万円。労働債権は20人・6,508万2,315円。
 
 当日、ミナト製薬の社長も出席していたらしいが、前述した関係者は「お詫びの一言もなかった」と不満を漏らしている。
 これに対して関係者は、「集会は裁判所による議事進行」とし、社長の方から直かに裁判所に申入れをするとか、不祥事事案でない限り謝罪を行う必要はないと説明している。取材に対して破産管財人は、「ミナト製薬は一生懸命やった上での倒産」と説明している。

 次回集会は9月12日午前11時から東京地裁で行われる予定。

【田代 宏】

(冒頭の写真:債権者集会が開かれたビル)

関連記事:ミナト製薬、来週18日債権者集会

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