兵庫県西宮市は2日、同市に住む10代の男子大学生が新型コロナウイルスに感染したと発表した。最近の海外渡航歴はなく、感染者との接点も確認されておらず、感染経路は不明という。
同市によると、大学生は6月29日に発症。39・0度の発熱や咳、のどの痛み、全身のけん怠感、筋肉痛、鼻水の症状があり、翌日に市内の医療機関を受診した。
7月1日に市内の別の医療機関に行き、紹介された帰国者・接触者外来で検体を採取。2日にPCR検査で陽性と確定し、感染症指定医療機関に入院した。2日時点で熱は37・5度となって軽症という。
同市が発表した感染者(市外在住者含む)は75人目。感染確認の発表は6月21日以来で11日ぶりとなる。
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